平成27年度第2回審判講習会(宮古地区)報告書 1 ねらい 県内レフェリーの意識と知識の向上を目指し、且つ実技を通してレフェリング に関する技術の向上を図る。また、レフェリーと競技力向上担当者(チーム関係 者、コーチ等)が一堂に会することで、それぞれの見方や考え方を共有すること で、競技力の向上を図る。 2 日 時 平成27年6月7日(日) 9:00 ~ 17:00 地区中体連での実技アドバイス 3 会 受付 13:00~13:30 講義 13:30~15:00 実技 15:10~17:00 場 宮古島市立北中学校体育館 4 講 師 儀間 助 手 天久 5 稔(沖縄県ハンドボール協会審判長) 康(沖縄県ハンドボール協会審判部) 受講者(13名) 上里祐樹、平良裕二、亀濱祥子、川満玄雄、下地研範、天久康、佐久川匡彦 名嘉真隼、照屋史郎、森崇、来間泰広、砂川弘樹、狩俣典昭 6 内容 (1) 講義 ①ハンドボールの概念 ②レフェリーとしての心構え ・レフェリーの持ち物 ・競技前、競技中、競技後に行うこと ③レフェリーの動きと位置取り ④コートレフェリー、ゴールレフェリーの役割 ・CRからGRへの走路と走法 ・交代のタイミング ⑤競技規則第7条と8条の確認 ⑥平成27年度の目標について 講義の様子 -1- ⑦7 m スローに関する判定基準について ・明らかな得点チャンスの定義 ・防御側プレーヤーのゴールエリア内の侵入について (最終局面だけで判定しないこと) ・攻撃側プレーヤーの違反について ・7 m スロー時の罰則について (2) 実技 ○実技の指導のポイント ・レフェリーの立ち位置 (CRとGRの位置取りを中心に) ・走路(CRからGRへ移る際の走路等の確認) ・交代のタイミング(スローオフでは、CR GRは交代しない) ・ジェスチャー ・ジャッジ 等 ○ペアを組んでの実技 7 講評 地元高校生をモデルチームに、前半の講義が実践で活かされているかどうかを確認し ながら、実技を行った。 コートレフェリー・ゴールレフェリーの立ち位置、ポイント指示、コートレフェリーからゴールレフェリーへ移る際の 走路などに気をつけながら、受講生それ ぞれがレフェリングを行った。 特に、2人のレフェリーのそれぞれの 役割確認やアイコンタクトの不足等に課 題が見られたが、後半は、意識されるよ うになった。 宮古地区では、初めて講義や実技指導 を受ける人も多く、レフェリーとしての 基礎知識や技術の習得において、一定の 成果がみられた。 ※本講習会は、2015 年企画提案型競技力向上対策事業のひとつとして開催しました。 -2-
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