週報 日本聖公会東京教区 聖アンデレ教会 〒105-0011 東京都港区芝公園 3-6-18 電話 03-3431-2822 FAX 03-3434-5698 電話礼拝 03-3431-0250 E-mail: [email protected] Web: http://www.st-andrew-tokyo.com 聖霊降臨後第十二主日2015年8月16日 礼拝案内 奉献聖歌 542番 感謝・聖別[Ⅰ] 16 頁(172 頁) †午前 7 時 30 分 聖餐式 陪餐・主の祈り 24 頁(180 頁) 聖歌 252 番 523 番 542 番 ・神の小羊 26 頁(181 頁) †午前 9 時 15 分 こどもと祝うユーカリスト 近づきの祈り 陪餐聖歌 523番 聖歌 363 番 483 番 560 番 458 番 陪餐後の感謝 28 頁(182 頁) †午前 10 時 30 分 聖餐式 祝 福 28 頁(183 頁) 入堂聖歌 252番 清めの祈り 1 頁(162 頁) 退堂聖歌 49番 キリエ 2 頁(163 頁) 派 遣 ハレルヤ 主とともに行きましょう 大栄光の歌 3 頁(164 頁) ハレルヤ 主のみ名によって アーメン 詩編 34 編 9-14 節 9 主の聖徒たちよ、主を畏れよ∥ 神を畏れる人に は乏しいことがない 10 おごり暮す者は乏しくなり∥ 主を求める人は良 いもので満たされる 11 民よ、来てわたしに尋ねよ∥ 主を畏れることを 教えよう 12 命を慕い求める者∥ 幸せな生涯を送ろうとする 者はだれか 13 舌を制して悪を語らず∥ 偽るために口を開くな 14 悪を離れて良い業をなし∥ 心から平和を追い 求めよ 特 祷 主よ、どうか絶えることのない憐れみをもって主 の教会を守ってください。人間ははかないもの であり、あなたに頼らなければ倒れてしまうほか ありません。み助けによって、害のあるすべて のものからわたしたちを守り、益となるものを与 えて常に救いの道に導いてください。主イエ ス・キリストによってお願いいたします。アーメン み言葉 旧約聖書 箴言 9 章 1-6 節 詩編 第 34 編 9-14 節 使徒書 エフェソの信徒への手紙 5 章 15-20 節 福音書前聖歌 574番 福音書 ヨハネによる福音書 聖アンデレ教会に 6 章 53-59 節 はじめて来られた方へ 説 教 司祭 小笠原 忍 師 ニケヤ信経 9 頁(166 頁) ようこそ聖アンデレ教会へお越しくださいました。 心より歓迎します。まずは礼拝堂の入り口にて、新 <報 告> 代 祷 12 頁(168 頁) 来者カードへのご記入をお願いします。陪餐の際 懺 悔 13 頁(170 頁) には、信徒でなくても司祭による祝福が受けられま す。よろしければ列にお並びください。 お聞きになりたいこと、分からないことなどありまし 聖 餐 平和のあいさつ 15 頁(171 頁) たら、受付担当者までお声がけください。 1 戦後7 0年を覚えての祈り (主教 会作成) 真理と平和の源である全能の神よ、アジア・太平洋戦争終結から70年を迎えたわたしたち は、すべての犠牲者の魂をあなたの憐れみの御手にゆだねて祈ります。また今もなお痛みや 苦しみの内にある人びとを覚え、主にある平安が与えられますようお祈りいたします。 そして、わたしたちが過去の歴史から目をそむけず、地上の平和を脅かし、あなたの似姿に 創造された一人ひとりの命と尊厳を奪い去るあらゆる戦争と暴力に対して、目を開き、声を 上げ、あなたの平和の器となることができますように、知恵と勇気をお与えください。 父と聖霊とともに一体であって世々に生き支配しておられる 主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン 8 月の代 祷 ■日本聖公会青年活動(8月第一主日) ■薬物依存リハビリ施設 ■名古屋学生青年センター ■在韓被爆者救援 ■平和を実現するキリスト者ネット ■聖公会平和ネットワーク 本日の 代祷 Ⅱ 正義と平和の実現のため Ⅴ †逝去記念 「敗戦の日」を憶えて、 すべての戦争、紛争の犠牲者のため 紛争混乱にある地域の一日も早い解決のため 原爆の犠牲者のため Ⅲ 隣り人のため 16日 横地紀子 ハンナ北村寿美子 平和を実現するキリスト者ネット、ウエスト東京ユ アグネス弥永恵美子 ヨハネ小林辰男 ニオンチャーチ、東京ユニオンチャーチ、 北原文子 横浜ユニオンチャーチ、神戸ユニオンチャーチ 17日 杉本朝子 洗礼を志願する方々、堅信を志願する方々、 18日 サムエル中村克忠 ペテロ吉田克 聖職を志す方々 19日 パウロ田實渉 マリア梶原千恵子 マリヤ青島美千恵 ダビデ吉田秀男 Ⅳ 困難な状況にある方々のため 路上生活者とその支援活動、 20日 北川儁治 楠栄一 内藤みの メレー薄井美穂子 トマス潮田蘆彌 各地の自然災害の被災者と支援活動 -ことにネパール大地震、東日本大震災の被 21日 ユニケ吉田マツ マリア村田禮子 災者と支援活動 22日 タビタ青島八重 山田晃 武田明 三淵乾太郎 オーガスチン大屋董 病床にある方々を覚えて<敬称略> 大熊松子 張替由美子 岡墻信男 Ⅰ 全公会-世界の諸教会-のため 平田源助 大場健一 戸田雄介 タンザニア聖公会 関屋友彦 駒野寿恵夫 行武芳恵 ルヴマ教区(マターナス・カピンガ主教) 室井孝吉 中山由美子 尾高 南 メリーランド教区 澤田郁子 横田清子 斉木邦彦 復活教会 聖バルトロマイ教会 めい 中野友子 小林善彦 エルサレム教区(スヘイル・ダワニ主教) 井上 明 老人ホーム・コミュニティーセンター 小室隆一 秋山加代 本橋俊子 東京教区 教区中高生キャンプ(20〜23 日) チェン・シュウ カム 政本真依 神愛教会 聖路加国際大学聖ルカ礼拝堂 後藤 譲 執事日高馨輔 司祭遠山隆夫 聖路加国際大学 も と は し ゆずる 2 来主日の予定 8 月 23 日 本日・今週の予定 聖霊降臨後第 13 主日(特定 16) 午前 7 時 30 分 聖餐式 聖歌 14 438 420 午前 9 時 15 分 こどもと祝うユーカリスト 聖歌 14 483 560 435 午前 10 時 30 分 聖餐式 聖歌 14 562 438 437 420 早朝 浅草給食活動 16 時 教区 聖歌隊練習 17 時 夕の礼拝 18 時 東日本大震災を憶えての祈り ―逝去された方々を覚えて― 17 日(月) 7 時半 朝の礼拝 早朝AA|ショウ H 18 日(火) 笹森✳休暇最終日 7 時半 朝の礼拝 早朝AA|ショウ H 19 日(水) 7 時半 早朝AA|ショウ H 10 時半 教区教役者逝去者記念聖餐式 20 日(木) 太田✳教区中高生キャンプ(〜23 日) 7 時半 聖餐式 早朝AA|ショウ H 21 日(金) 7 時半 聖餐式 早朝AA|ショウ H 22 日(土) 7 時半 聖餐式 旧約聖書 ヨシュア記 24:1-2a、14-25 詩編 34 編 15-22 使徒書 エフェソ 5:21-33 福音書 ヨハネ福音書 6:60-69 早朝 浅草給食活動 13 時 礼拝堂音響整備相談 15 時半 笹森✳教区災害対策チーム会合 17 時 夕の礼拝 教区 青年会 ☆来週の礼拝奉仕者 8月23日 ☆今週の礼拝奉仕者 8月16日 午 前 7 時 3 0 分 午 前 7 時 30 分 旧約聖書 園田健壱 旧約聖書 猿渡愛雄 使徒書 近藤祐司 使徒書 山越伊都子 オルガン 日高淑子 オルガン 大畑敦子 オルター 石川光子 オルター 山越伊都子 午 前 9 時 1 5 分 ユ ーカ リス ト 午 前 9 時 15 分 ユ ーカ リス ト オルガン 日高淑子 オルガン 大畑敦子 午 前 1 0 時 3 0 分 午 前 10 時 30 分 旧約聖書 新井祥一郎 旧約聖書 松村豊 使徒書 菊池あゆみ 使徒書 鈴木茂 ブレッド 青木信子 ブレッド 郷司幸子 クルエット 高木敏子 クルエット 林田大和 オルガン 後藤直子 オルガン 菊池泰子 アッシャー 黒瀬惠子 松永房子 アッシャー 宮下勉 山田恵子 オルター 竹田和子 坂野武子 オルター 佐藤三重子 大川俊子 代祷奉仕者 黒瀬晶郎 代祷奉仕者 佐藤睦 礼拝当番 佐藤睦 礼拝当番 倉辻明男 <お知らせ> 早朝 浅草給食活動 ◇ 笹森司祭は18日まで夏季休暇です。太田聖職候補生は20日〜23日まで教区中高生キャンプのため不在です。 ◇ 本日18時から、東日本大震災を憶えての祈りをお捧げします。是非ご参列ください。 ◇ 8月30日(第五主日)の浅草給食活動はアンデレデーです。7時に聖アンデレホール集合です。途中参加でも結構 です。皆さま、是非ご協力をお願いします。 ◇ 毎週火曜日の英会話の集いは夏休みに入りました。再開は9月15日です。 ◇ 毎週日曜日教会までの車でのお迎えに赤羽橋駅コースが追加になりました。中之橋口エレベーター前を10時05 分、10時20分の各時間に出発します。中之橋口エレベーター前でお待ち下さい。神谷町駅は10時10分頃に神 谷町出口1番の歩道周辺でお待ちください。ご遠慮なくご利用ください。 ◇ 8月中の保育ボランティアはお休みです。和室は開放します。各自の責任においてご利用ください。 ◇ ネパール大地震被災者支援献金を受け付けています。聖堂入り口に献金袋をご用意しております。募金期間は1 0月31日まで。献金は管区を通して各支援団体へ送金される予定です。 ◇ 18〜35歳を対象にした東京教区青年会が毎月第四主日に開催されています。聖アンデレ主教座聖堂にて夕の礼 拝を共に捧げ、食事をします。8月は23日17時から。聖書を読みます! ◇ 8月29日午後6時~8時半聖アンデレホールにて、西原廉太司祭、香山リカさん等立教、上智大学の有志による集 会、「私たちはなぜ安保法案に反対するのか?―立教・上智有志からの発信」が開催されます。どなたでもどうぞ。 ◇ 洗礼・堅信をご希望の方は牧師までお声をお掛けください。随時準備を始めます。 ◇ 病床聖餐や病者のためのお祈りを希望される方は、ご遠慮なく牧師までお申し出ください。また、訪問が必要な方 や代祷にお入れするべき方のお名前などもお知らせください。 3 戦後70年 に当たって 2015年 復 活 日 日本聖公会主教会 “わたしはあなたを国々の光とし わたしの救いを 地の果てまで、もたらす者とする。” (イザヤ49:6) 〈はじめに〉 日本聖公会に連なるすべての皆様の上に主のご 復活のお喜びと主の平和がありますようお祈りいた します。 今年、2015年はアジア・太平洋戦争が終結してから 70年目に当たります。日本の敗戦により戦争は終 結しましたが、この戦争により、多くのアジア・太平 洋地域の人々、日本国内の人々が犠牲になりまし た。70年を経ても戦争の犠牲や被害による様々な 傷は癒えてはいません。殊に、日本が侵略した 国々との和解と平和が未だに実現していないことを、 わたしたちは反省と痛みをもって覚えます。 戦後70年に当たり、わたしたちはこの戦争で犠牲 になった人々、また、今もその痛みや苦しみ、悲し みの中にある人々のために祈ると共に、世界の平 和に向けての日本聖公会のあるべき姿を改めて確 認したいと思います。 〈日本聖公会の戦争責任〉 この時に当たり、わたしたちが想い起したいことは、 1995年に開かれた「日本聖公会宣教協議会」のこ とです。「日本聖公会の宣教―歴史への責任と21 世紀への展望」の主題のもと行われたこの協議会 において、日本聖公会の戦争責任を認め、その反 省の上に、21世紀に向けて、日本にあって歴史的 に支配や戦争の被害を受け、今も差別を受けてい る人々―在日韓国朝鮮人をはじめとする他のアジ アの人々、沖縄の人々、アイヌの人々、被差別部 落の人々、障がいを持つ人々、女性たち、など―と 共に歩むことを宣教の中心課題としていくことを確 認しました。 さらに、翌1996年開催の日本聖公会第49(定期)総 会では「日本聖公会の戦争責任に関する宣言を決 議する件」が採択され、全教会が日本聖公会の戦 争責任を共有し、日本が侵略した諸国の教会に対 し日本聖公会としての謝罪の意志を伝えるとともに、 各教区・教会において歴史的事実の認識と福音理 解を問い直し、深めるための取り組みを継続して進 めることを決議しました。 そして、アジアにおける各聖公会との協働関係― 殊に、大韓聖公会、フィリピン聖公会との協働関係 ―を築くことに努め、また、沖縄における平和と人 権問題への関わりを推し進めてきました。北東アジ アの平和(南北朝鮮の統一)、そして、沖縄における 平和の確立は今後とも日本聖公会の宣教活動の 大事な課題であり続けることを改めて確認し、その 実現のため努力を続けていきます。 〈東日本大震災と2012年宣教協議会〉 2011年3月11日の東日本大震災と東京電力福島第 一原子力発電所事故の災害は、その地に生きるす 4 べての命に対して重大な犠牲と被害をもたらし、ま た、わたしたちの生き方や教会のありように対して 根本的な問いかけとなりました。そのことを踏まえ、 2012年9月には「いのち、尊厳限りないもの~宣教 する共同体のありようを求めて~」を主題として日本 聖公会宣教協議会が開催され、「日本聖公会<宣 教・牧会の十年>提言」が出されました。 それは日本聖公会の決意として、「悲劇に満たされ たこの世界・社会において、絶望の内にある人びと のかすかな声に耳を傾け、声を出せない人びとの 『声』となって行くこと、圧倒的に希望を奪われた状 況の中に生きる人びとに対して、・・・、神の祝福“< いのち>の喜び”を語り続けること、それがたとえ、 か細い声や小さな祈りであったとしても語り続けるこ と」を大切にして歩んでいくことを表明しています。 〈これからの日本聖公会のありかた〉 ここ何年かの日本の政治情勢を見るとき、憲法改正 の動き、特に憲法第9条を変えようとする動きをはじ めとする日本の軍事化への動き、沖縄米軍基地の 固定化、また、韓国、中国との関係の悪化等、平和 や安定が脅かされる状況が生まれつつあります。 また福島第一原子力発電所事故による放射能汚 染は事故後4年を経た今も、まだ深刻な状況が続 いています。経済的格差は広まり、貧困の故に最 低限の生活さえ困難な人々も増えています。ヘイト クライム・ヘイトスピーチによる人権侵害も激しくなて きています。また世界各地で戦争や紛争も激化し 絶えることはありません。そのような状況であるから こそ、戦後70年を迎えたわたしたちは、これまでの 歴史から、また主イエスの福音から学び、いのちを 輝かせる働き、隔ての壁を取り除き、分かたれたも のを一つにする平和の器として歩んで行く思いを 新たにするのです。 〈平和のしるし・和解の器として〉 主キリストは十字架の死の前に「父よ、あなたがわ たしの内におられ、わたしがあなたの内にいるよう に、すべての人を一つにしてください。」(ヨハネ17: 21)と祈られました。そして復活された後、弟子たち に現れ、「父がわたしをお遣わしになったように、わ たしもあなたがたを遣わす。」と命じて彼らに聖霊を 授け、和解の務めへと送り出されました(ヨハネ20: 21以下)。 わたしたちは日本社会の中にあって小さな群れで す。しかし主キリストにあって一つであること、そして、 いのちを尊び、祝福しあう共同体として、共に礼拝 し、仕え、歩むことで、それぞれの地域での“平和 のしるし”となることができるのです。 戦後70周年に当たり、わたしたちは主に在って一 つであることが“平和のしるし”となることを覚えます。 そして「日本聖公会の戦争責任に関する宣言」や 「日本聖公会<宣教・牧会の十年>提言」に掲げら れている取り組みを丁寧に実践し、主キリストの十 字架の死と復活によって示された和解と平和を告 げ知らせて行きたいと願います。
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