平成 27 年度水道局休日発災対応訓練 6 月 23 日(火)、平成 27 年度水道局休日発災対 応訓練を実施しました。 本訓練は、休日・夜間発災時には限られた人員 での対応を余儀なくされることから、特に、水道 局内で指定する第1・第2非常配備要員の発災初 動時の実践的な対応力の向上を図る目的で実施し たものです。 今回は、第1・第2非常配備要員の半数を訓練 参加対象とし、局職員約 1,100 名に加えて、水道 局の監理団体社員、地域住民の皆さま等約 400 名 も参加しました。 訓練想定は、6 月 20 日(土)午前9時に都心南部 を震源とするM7.3 の地震が発生し、区部で主に 震度6強、多摩地域で主に震度6弱の強い揺れが あり、東村山浄水場、朝霞浄水場等に停電が発生 したという内容でした。 【訓練概要】 今回の訓練では、職員が所属に参集し始めると 想定される発災2時間経過後を想定し、水道局本 庁及び各事業所において、初動活動訓練、図上訓 練、本部審議訓練等を行いました。 【水道局本庁及び多摩水道改革推進本部の訓練】 水道局本庁及び多摩水道改革推進本部では、状 況付与班から与えられた状況に臨機応変に対応す る図上訓練等を行いました。 【事業所の訓練】 事業所においては、庁舎等の被害状況の確認や 衛星携帯電話等を使用した情報連絡訓練を実施し たほか、各事業所のマニュアル等に基づき、初動 活動訓練等を実施し、訓練後には、訓練参加者全 員による訓練総括を行いました。 停電対応訓練(朝霞浄水管理事務所) 【監理団体の訓練】 訓練には水道局の監理団体である(株)PUC及 び東京水道サービス(株)も参加し、各社の本社で は水道局本庁で行う訓練のシナリオに沿って訓練 を実施しました。 また、監理団体の事業所においては、水道局の 各事業所と連携を図りながら情報連絡訓練等を実 施しました。 【本部審議訓練】 給水対策本部長、副本部長、局内各班長等が参 加した給水対策本部会議(訓練)を実施しました。 局内の各班からは職員の参集状況、施設等の被 害状況及び他都市からの応援部隊の活動状況等の 報告を行いました。 また、(株)PUC及び東京水道サービス(株)も 参加し、社員の参集状況や庁舎の被害状況等の報 告を行いました。 その上で、各班等からの情報を基に作成したプ レス発表内容について、実際に審議しました。 給水対策本部会議審議訓練 住民と連携した応急給水(多摩給水管理事務所)
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