平成27年度 第3号(7/15)

洛北SSHだより
平成27年7月15日発行
第3号
企画・情報部
掲 示 用
3【中学校1年生】 校外学習(京大化研)を実施しました
6 月 23 日(火)に中学校1年生Ⅱ講座は「アトムへのアプローチ」をテーマに、京都大学化学研究所へ
7 月考査も終わり、気が付けばもうすぐ夏休み。今回は 6,7 月に実施した取り組みについて紹介します。
校外学習に行きました。午前中は倉田博基先生による講義を聴き、原子の構造や元素、周期表の見方につい
また、夏休みに実施されるサイエンスワークショップの選考も終わり、参加者は事前学習に熱心に取り組んで
て学びました。午後は宗林由樹先生による講義「地球の気候を決める微量元素」を聴きました。また、液体
います。次号では夏休み中の報告を掲載予定です。
窒素を使った低温の世界を体験したり、電子顕微鏡で原子や分子を観察することにも挑戦しました。
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第 1 回サイエンスフェスタに参加しました
6月14日(日)に京都大学百周年時計台記念館で「平成27年度第1回京都サイエンスフェスタ」が行
われました。そこで、サイエンス部物理班の高校3年生加藤正元君が「塩の結晶の成長~いかに立方体にな
るか~」、藤井翔太君が「塩の結晶の成長~結晶の成長とその要因~」、同じく物理班の高校2年生上田裕典
君・田畔春紀君・谷口裕起君・鳥居千尋君・西村希望君・馬場古都さん・間宮崇弘君が「アーク放電の発光
とその原理」というテーマで発表しました。
4【中学校1年生】 校外学習(タキイ種苗・府立植物園)を実施しました
6 月 24 日(水)に中学校1年生Ⅰ講座は「植物の謎に迫る」をテーマに、タキイ種苗研究農場・府立植
物園へ校外学習に行きました。タキイ種苗研究農場では、ナス科やウリ科の野菜における品種改良の工夫に
ついて学びました。また、植物の光合成には欠かせない色素が、薄層クロマトグラフィーによって分離させ
ると、様々な色素からできていることも観察することが出来ました。府立植物園(7 月 8 日)では、植物の進
化や種のでき方、受粉のための工夫など、さまざまな植物のもつ「戦略」について学ぶことが出来ました。
「塩の結晶の成長」
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「アーク放電の発光とその原理」
サイエンスツアーを実施しました
7月8日(水)
、9日(木)に高校1年文理コース対象の「サイエンスツアー」を実施しました。
(8日は
3・5組、9日は4・6組)
立命館大学びわこ草津キャンパスを訪れ、8日は安藤妙子准教授による特別講義「マイクロ飛翔体をどう
5【中学校1年生】 校外学習(ATR・オムロン)を実施しました
実現するか?」を、9日は高橋卓也教授による特別講義「生命情報学と構造生物学:新しい生命科学の展開」
7 月 9 日(木)に中学校1年生Ⅲ講座は「先端技術からヒトを知る」をテーマに、国際電気通信基礎技術研
を受講しました。大学ガイダンスやキャンパス見学の後、午後からは琵琶湖博物館へと向かいました。博物
究所(ATR)・オムロン株式会社へ校外学習に行きました。事前に「センシング技術って何?」の講義を聴
館では8日はマーク・ジョセフ・グライガ-氏による特別講義「身近な自然と生きもの」を、9日は沢邉久
き、人と機械との関係についても学びました。ATRでは、様々なロボットについて説明を受け、小型ロボ
美子氏による特別講義「ヨシ帯のカヤネズミ」を受講しました。その後、館内を自由に見学し、終日充実し
ットの動作を実演していただきました。また、電波暗室も見学させていただきました。
た研修となりました。
次のオムロン イノベーションセンタ内では、まず、研究所内の見学をさせていただきました。その後、
光の直進、反射、屈折をはじめ、回折、干渉などを学習しました。多くの実験を交えながら研究員の方に指
導していただき、熱心に取り組むことができました。