学校だよりNo13(3月17日)

お断り: 各地区に回覧される日は、発行日から遅れることがありますがご容赦願います。
(校長)
平成27年 3月16日
山形市立南沼原小学校
学校だより 第13号
文責・発行 校長
卒業・進級 新年度に向けて引き継ぎ
2月~3月は、卒業・進級を控え新年度に向けて、様々なことの引き継ぎが行わ
れます。2月20日(金)の全校朝会で、
『児童会引き継ぎ会』が行われました。委員
会ごとに、6年生の委員長から励ましの言葉とともにファイルが手渡され、5年生
の新委員長は決意の言葉とともに受け取りました。また、各学年・学級でも、担任
の指導の下、子どもたちは今年度のまとめや引き継ぎなどに取組みました。
2月27日(金)に、6年生を送る会を開催しました。送る会を企画・運営し
たのは実行委員を中心とした5年生です。
『温かい心を届けよう 一人一人の気
持ちを乗せて!』のスローガンの下、6年生が1年生と手をつないで入場し、6
年生が正面のひな壇に座りました。
オープニングセレモニーでは、
「これまでお世話になった6年生の卒業をお祝
いし、感謝の気持ちを伝えましょう。
」という、田邊柚葉実行委員長のあいさつ
に続いて、実行委員が「6年生紹介クイズ」の形で、6年生の得意な教科や苦
手な教科、好きなゆるキャラなどを紹介しました。ネバール君の仮装をして登
場し、6年担任の佐藤治彦教諭や菅原智里スポーツ委員長と、ジャンケンやか
けっこの勝負をする一幕もありました。
続いて、各学年から「心のプレゼント」として、お世話になった6年生にお
礼と卒業に向けての励ましの思いを、
呼びかけやパフォーマンスで伝えました。
そして、各学級で作成した、メッセージを貼った寄せ書きを6年生に渡し、
在校生全員で、お礼の歌『ありがとう』を歌いました。
6年生はお返しに、
『想い出がいっぱい』の合唱と呼びかけ、家庭科の時間に手縫いした雑巾をプレゼントしてくれ
ました。下級生の心の中には、登校班やなかよし班の班長として、児童委員会の先輩として、6年生がやさしく面倒
を見てくれたことや、休み時間に一緒に遊んだこと、運動会でみんなをまとめる頼もしい姿などが、たくさん残って
います。
在校生がプレゼントした寄せ書きから、
日常の何気ない関わりが思い出となっていることが伝わってきます。
6年生を送る会を協力して創ることを通して、
感謝する気持ちやあこがれの気持ち、
引き継ぐ決意などが育ちます。
主役はもちろん6年生ですが、送る会を創る過程で、次代を担う5年生が成長します。子どもどうしの送る会は、見
ていてとても温かい気持ちになりました。
“南沼原小同窓会”入会式
3月3日(火)に、南沼原小学校同窓会入会式が行われました。同窓会から、
小関利明同窓会長、前田浩一PTA会長がおいでくださいました。
同窓会長さんから、
「新グラウンド完成を記念して行ったすずかけの木の植樹
には、先輩方の同窓会費が遣われている。小学校6年間の体験を宝物として思
い出し、南沼原小学校の卒業生であることに誇りを持って生きていってほし
い。
」という、ごあいさつをいただきました。6年代表の武田己旺君は、
「これまで、周囲の人を思いやる心を学び、
ユニバーサルデザインを活かした学習に取り組み、丈夫な体や強い心も育ててきた。これからも、南沼原小学校の卒
業生であるという誇りと自信をもって成長していきたい。
」と、誓いの言葉を伝えました。
同じ環境の中で、同じ空気を吸い、同じ景色を眺めながら育った同窓生は、何歳になっても出会う度に当時の心に
戻れます。卒業する子どもたちも、将来、後輩たちを思いやる先輩として活躍する事を期待しています。
本校では、子どもたち自身が学校を活性化する活動を大事にしています。
児童会のスポーツ委員会が主催し、朝の時間に体育館で『なわとびタイム』
を実施しました。スポーツ委員が進行役を務め、始めに、前回しとびやかけ足
とびなどで「1分間とび」に挑戦します。
「止めてください。○回だった人は座
りましょう。…」と、だんだん減っていき、
「最後に、○回以上とんだ人たちに拍手しましょう。
」
続いて、尐し難しい種目に挑戦する「特訓タイム」です。最後まで残った子どもたちに、学年や名前と好きな食べ
物や教科などをインタビューし、記念のカードを渡しました。
また、2月2日(月)
、2月3日(火)
、2月5日(木)の中間休みと昼休みには、
学年毎の『短なわとび大会』を実施しました。種目は、学年部毎に決められた種目
の中から自分で選んで挑戦する「ジャンプアタック」と、15秒間で何回とべるか
挑戦する「メガとび」です。体育館に番号カードを持ったスポーツ委員が並び、と
びなわと記録用紙を持ってきた順に、
それぞれ空いた番号の所に行って挑戦します。
大勢の子どもたちが短時間で参加できる仕組みを考え、係を分担して進めている
ことに拍手です。とても冷え込む体育館でしたが、スポーツ委員の頑張りと参加す
る子どもたちの姿に胸が熱くなりました。
盛り上がったよ!“南沼原みんなの音楽祭”
2月7日(土)に、南沼原コミュニティーセンターを会場に、
『第 20 回 南沼原みん
なの音楽祭』が開催されました。本地区には、南沼原男声合唱団、グランマコーラス
花、南沼原女性合唱団「槻の木」
、コールファンタジーという4つの合唱団があり、音
楽活動が盛んです。
その伝統を引き継ぐように南沼原キッズコーラスが育っています。
前半は、
こうした合唱団の発表を軸に、
参加者も一緒に歌うコーナーもありました。
後半は、本校のブラスバンドの子どもたちも参加し、
「かみごと」
「Let It Go~あり
のままで~」の発表と、会場の皆さんと一緒に歌った「上を向いてあるこう」
「花は咲
く」
、アンコールに「学園天国」の5曲を演奏しました。合間に部長・副部長の引き継ぎのパフォーマンスも織り交ぜ
て、担当の東海林恵里子教諭と子どもたち、司会の金澤和子氏との絶妙な掛け合いで、会場が拍手と笑顔に包まれま
した。地域に根付く音楽会への参加を通して、地域とつながる文化活動をさせていただいていることに感謝です。
ようこそ南沼原小へ“園児の学校訪問”
2月13日(金)に、南沼原ひまわり幼稚園・保育園、はらっぱ保育園、キンダー
南館保育園の園児たちが来ました。体育館で顔合わせをした後1年生が手をつないで
教室に案内し、学校生活や学習などの説明や一緒に昔の遊びなどをしました。1年生
の子どもたちは、ちょっと照れくさそうにしながらお兄ちゃんお姉ちゃんぶりを発揮
し、1年間の成長は素晴らしいと思いました。4月に再会するのが楽しみです。
“スポーツ少年団”の子どもたちも頑張っています *東北大会や全国大会出場の栄誉に輝いたスポーツ尐年団です。
○「南沼原剣道スポーツ尐年団」(南沼原養心館道場)全国大会出場
平成 26 年 6 月 東京日本武道館
平成 27 年 3 月 茨城県 水戸市
☆「南沼原」の名前を冠している団体を紹介します。
保護者・地域の皆様、一年間、
『仲間とつながり、学びを深める学校』をめざす本校の教育にご支援・ご協力いただき、心より感謝申し上
げます。お陰様で、随所に子どもたちの成長が見られました。
特に今年度は、本校創立110周年の記念の年で、南沼原小学校同窓会様、南沼原町内会連合会様はじめ、地域の皆様にお世話になりま
した。お陰様をもちまして、新グラウンドへのすずかけの木の記念植樹、本校出身の朝倉さや氏をお迎えしての記念スクールコンサート、
記念ファイルやリーフレットを作成し配付することができました。また、新グラウンドや南館横断歩道橋が完成したことも思い出に残りま
す。今後とも、本校の教育活動へのお力添えをお願いいたします。 (南沼原小学校長 田中利幸)