5月号

いい笑顔
平成27年5月28日 №2
有田市立宮原小学校
「 みんなでつくろう 笑顔あふれる運動会 」
子どもたちも、職員も、保護者や地域のみなさんも、全員が一番笑顔あふれた瞬間ではないでしょうか。
全くのサプライズでした。ごく一部の関係者以外全く知りませんでした。
(左端は、子どもたちにパネルを渡し終え走り去る職員です。
)
「祝 わかやま国体 中西ともこ先生 がんばれ!」の 19 文字をパネルに書いたのは、5 桜・5 鳩・6 桜・6 鳩の子ども
たち。6 年担任が企画し、秘密裏に事を進めていたのです。それにしても、文字を書いた子どもたちの口が堅かったこと。
ご存じの方も多いと思いますが、中西朋子先生は、わかやま国体に女子サッカーの部の選手兼監督で出場します。本県
開催の国体に本校から選手兼監督で出場するようなことは最初で最後(かもしれない)と、大変多くの方が様々な形で応援
してくださっています。
組立体操の最後の方でのこのサプライズに、日頃は泣かない(?)中西先生の目がウルッと・・・・・そして、他の先生の
目にも涙が・・・・・
(後で感想をいただいて分かったのですが、お家の方々も“泣けてきた”そうです)
以下、
「5 鳩だより」より(抜粋)
『すごいサプライズでした。6 人ピラミッドでパネルをつくってくれているなんて。全く知らなかったのですごくびっく
りしたと同時に、サプライズがめっちゃうれしかったです。みんなの気持ちに涙が出ました。今思い出しても涙が出そうで
す。本当にありがとう。
(みんなが掲げてくれたパネル、大切に保管して、9 月の国体に持って行くね)
』
みんなの応援を力にして、中西朋子先生、ベストを尽くしてがんばってくださいね (^_^)v
今年も地域の方から
運動会を1学期にするのは・・・
ご質問があったので
○ 早い時期から、学校行事をとおして、学級・学年・低中高学年部のまとまりを意識させるため(仲間意識)
○ 年度当初から、高学年のリーダー性を育てるため(実行委員会形式により)
○ 季節的に暑さがましな5月に行うことで、集中して練習に取り組ませるため(熱中症もほとんどない)
以上が主な理由です。
その成果の一部は、保護者の方にいただいた感想からも分かります。
「6年生になって2か月もたっていないのに、最高学年としての自覚が子どもたちの中にきちんと芽生えていますね。
」
「組立体操を一生懸命がんばれたのは、6年生が丁寧に教えてくれたからだと思います。
」
この時期に運動会をするということは、逆算すると、連休明けから本格的に練習が始まり、それまでに家庭訪問や授業
参観・総会を終えておかなければならないことになります。当然それ以前にさまざまな取り組みや計画の提案も必要です。
正直、教師の多忙感はかなりのものです。さらに、教師主導で運動会を行うと比較的時間はかかりませんが、子どもを
主体的に動かそうとすると、リーダー会をもったり、そのための児童会役員会をもったりして、指導する側として準備や
計画を丁寧にしなければいけません。
何事も一長一短です。子どもたちにどんな力をつけたいか、何が大事なのかという思いで決まります。私たちが運動会
を1学期に行うことを選択するのは、上記の効果を確信し、それを大事だと考えているからです。
おうちの方々や地域の方々
のご声援、とても力になり
ました。本当にありがとう
ございました。
子どもたちの日記・作文から(
(抜
抜粋
粋)
) ~がんばったで!~
○ おうちの人に「よくがんばったね」とか「おつかれさま」といわれたのでうれしかった
です。らい年のうんどう会もがんばります。
【2年】
○ ソーランは、4年生に教えてもらったおかげでうまくおどれたと思います。運動会は
すごく楽しかったです。
【3 年】
○ 組立体そうになると、5・6年生がかっこよくできていました。わたしが5年生になっ
たら、1年生になって入ってくる弟にかっこいい組立体そうを見せたいです。
【4年】
○ 中西とも子先生にサプライズ成功!とも子先生はないていた。私たちは、先生に、がん
ばってねという気持ちでいっぱいだった。
・・・1点差で負けたけど、くいが残らない
楽しい運動会だった。
【5年】
○ 私は家に帰ってからビデオを見ました。どの演技も、そしてどの場面も、私は思いっき
り笑っていました。後で見て自分でも楽しくなってしまうほど笑顔だらけでした。実際、
本当に楽しかったです。
「小学校最後の運動会が、笑顔いっぱいになってよかったなあ。
」
「てきぱき行動するみんなの姿が気持ちよかったよ」と父と母が言ってくれました。
【6年】
○ 閉会式で参加賞をもらうとき、負けた方の赤組団長のるい君が「はい」と大きな返事をして、スポーツマンシップは
こういうことなんだなと思いました。それから、最後の運動会で、中西先生が国体へ出場するのを応援するという
ことは、忘れられないことだと思いました。ぼくも応援して健闘を祈りたいです。
【6年】
学級通信から(
(抜
抜粋
粋)
) ~感動をありがとう!~
☆ 131 対 132 で赤組がおしくも負けてしまいました。勝負に命をかけて(?)いた子ども
丁寧な礼を目指しました (^_^)
たちにとっては、とても悔しかっただろうと思います。運動会が終わって、教室で
「悔しい」という気持ちが大事だという話をしました。一生懸命、本気で取り組ん
だからこそ心から「悔しい」という気持ちが生まれます。
☆ 全校で「そろえる」を意識したラジオ体操。学年で何度も細かいところまで練習し
ました。
・・・3 年生に 1 から教えた YOSAKOI ソーラン。
「ペアの 3 年生上手に踊れ
ているかな」
「今年でソーラン最後だな」と思いながら踊った子もいたようです。
・・・綱引きは、自分たちで考えた作戦を 3 鳩さんに伝えに行きました。4 鳩 3 鳩
が力をあわせ・・・、結果は勝利! あきらめなかった子どもたちです。
☆ みんなの願い&なぎささんのてるてる坊主パワー(何とクラス全員の人数分のてるてる坊主を作ってきてくれたんです)で、あの天気
予報は何だったのか?!と思うくらいのお天気で迎えた運動会でした。
☆ 金曜日の帰りには、みんなで大きなてるてる坊主を作って帰りました。そのてるてる坊主のおかげ(?!)で、当日は最高の天気で運動会を
実施することができました。
☆ 実は、桜組だけのナイショ話。綱引きの作戦を、こっそり、こーっそ
り、3 桜のペアの子に教えに行きました。
☆ ラジオ体操。「全校児童がそろって美しいラジオ体操をする」をめあて
に何度も練習をしましたね。そして、本番でみんながめあてを達成し、
美しいラジオ体操を見せてくれました。
☆ みんなのキラキラした笑顔からは、「やりきったぞ!」という気持ちが
伝わり、涙がこぼれそうになりました。
☆ 綱引きは、テレビでやっていた必勝法を参考にかけ声を決めて、綱な
しで引く練習もしました。もちろん、5 桜にも必勝法を伝授しました。
今年も、「いい笑顔」が運動会一色となりました。それでも、紙面が足らなくて。子ども
たちの感想や先生たちの学級通信、写真だってもっともっと載せたい・・・まだまだ運動会
での子どもたちの姿に感動しています。
6月の主な行事予定
お家の方からも感想をたくさんいただきました。すごく
いい内容ばかりで、我が子や宮原小学校の子どもたちを
1日(月) 交通安全指導
思う気持ちに胸が熱くなりました。
地域の方からも丁寧な
2日(火) 火災避難訓練
お手紙を何通かいただきました。
子どもたちが書いた招待
7日(日) 宮原町民演芸大会
状のお返事としてです。ここで、ご紹介できない内容はブ
13日(土) わんぱく相撲大会
ログに掲載します。よかったらご覧ください。
16日(火) プール清掃
それにしても、
宮原小学校の先生たちは勝負に燃えます。 17日(水) 体力テスト
どうやったら勝てるか、
同じ組どうしの先生たちで秘密に
23日(火) 授業参観・懇談会
作戦を立てたりして。
子どもたちに負けないくらい私たち
24日(水) 心肺蘇生等講習会
も楽しんだ運動会でした。
25日(木) プール開き