分散給電による高効率板状逆F アンテナ

負荷変調を用いた複数システム間周波数共用技術に関する研究
Study on Frequency Sharing Technique among Multiple Systems
Using load Modulation
伊藤 拓真, 本間 尚樹
Iwate Univ. Honma Lab.
Takuma Ito and Naoki Honma
研究背景
周波数共用技術への期待
公衆無線
家庭ネットワーク
ITS
AP
干渉
物流管理
Felica
様々な分野での電波利用
深刻な周波数不足
PS-Receiver(Rx)
ex: テレビ,ラジオ
Primary system(PS)
Secondary system(SS)
チャネル情報
 Rx-SS間のチャネル推定不可
 SSからRxへの与干渉 = 共存困難
提案法
Z 可変により
放送波を反射
負荷変調をRxに適用
インピーダンスZ
可変
Transceiver
Broadcasting wave:
700 MHz
Nulling
Terminal
Z
Z
PS-Rx
変化から
情報を取得
PS-Tx
振幅・位相が
変化
端末側(Rx側)は送信側(Tx側)の信号を散乱
700 MHz
Secondary system
SS側で反射波を
送信ビームフォーミング

推定
により干渉制御
与干渉制御により, RxとSSの共存を実現
計算結果
30
20
10
0
-10
-20
50
(b)各システム間
干渉制御後(提案)
距離におけるSIR(干渉制御あり)
SIR [dB]
20  所望信号対干渉比(SIR:
Signal-to-Interference
10
0
Ratio)を計算
SIR[dB]
20
-10
10
全ての距離において
0
-20
SIR値の向上を確認
-10
-30
1 -20
1
50
40
1.5
40
Tx-Rx:1 km, Rx-SS:10 m
1.5
30
2
30
2
20
 最大で34.8 dB改善
20
2.5 Tx-Rx [km]
10 3 2.5Tx-Rx
Rx-SS
[m]
送信局-プライマリ距
離[km] Rx-SS [m]
[km]
10 3
送信局-プライマリ距離[km]
プライマリ-セカンダリ距離[m]
プライマリ-セカンダリ距離[m]
SIR[dB]
SIR [dB]
(a)
干渉制御前
各システム間
距離におけるSIR(干渉制御なし)
提案法により受信機とセカンダリシステム間の干渉制御・共存が可能