水道管管理図修正用資料の作成方法 水道管管理図修正用資料の作成方法 給 水 装 置 の 新 設 、改 造 、撤 去 及 び 切 り 離 し 、メ ー タ 位 置 変 更 、止 水 栓 設 置 工 事 を 施 工 し た 場 合の水道管管理図修正用施工図は、次により作成する。 (1 ) 作成図面 水道管管理図を複写した施工図又は陽画焼付図面を使用する。 (2 ) ア 記載事項 建物の輪郭 変更のない場合は記入不要 イ 水道番号 新設工事の場合は、水道番号の手前に「A」を記入する。 なお、改造工事等で水道番号に変更のない場合は記入不要 ウ 所有者又はビル名 名義の変更のない場合は記入不要 エ 分岐管 改 造 工 事 等 で 、分 岐 位 置 の 変 更 が 1 m 未 満 の 場 合 は 、記 入 不 要 。た だ し 、分 岐 管 の 口 径 又 は メ ー タ 口 径 を 変 更 し た 場 合 は 、 止 水 栓 ( 仕 切 弁 B) 及 び メ ー タ 製 図 記 号 直 近 の下流側に口径を記入する。 オ メータ、増圧給水設備及び受水タンク 改造工事等で、設置位置の変更が2m未満の場合は、記入不要 カ 止 水 栓 メ ー タ 直 近 の 止 水 栓 ( 仕 切 弁 A) に つ い て は 、 記 入 不 要 キ 口径の表示 メ ー タ 及 び 止 水 栓 ( 仕 切 弁 B) の 製 図 記 号 直 近 の 下 流 側 の 口 径 を 記 入 す る 。 ク 浅層埋設の明記 浅 層 埋 設 管 の 管 理 図 修 正 図 面 は 、送 付 す る 管 理 図 の コ ピ ー 及 び 完 成 図 の 各 右 上 部 に 、 「浅層埋設管」と赤字で記載する。 ケ 鉛製給水管の明記 取 り 出 し 部 分 か ら メ ー タ 間 の 給 水 管 に お い て 、SL 継 手 先 等 、鉛 製 給 水 管 が 残 存 し て いる場合は、取り出し部に「☆」を表示する。 な お 、「 ☆ 」 の 表 示 は 「 S」 及 び 「 $ 」 に 優 先 す る も の と す る 。 コ 大口径給水管の管類の明記(取り出し部分から第一仕切弁間) 取 り 出 し 部 分 か ら 第 一 仕 切 弁 間 に お け る 大 口 径 給 水 管 の 管 類 に つ い て 、( 3 )表 の と おり表示する。 (3 ) 製図記号等 図面には、下記製図記号を用いて平面図で表す。 新 設 給 水 管 ※製図記号の直近下流側に口径を 記入する。 メータ メータバイパスユニットを 使用した場合 - 93 - 青銅製仕切弁 B の場合。 止水栓(仕切弁 B) B ステンレス製ボール止水栓の場合。 ※3F タンクなしと表示し、□で囲 む。 3階建て直結給水 3F タンクなし ステンレス管表示 S 分岐部に表示する。 ステンレス製サドル付分水栓表示 $ ステンレス管表示は省略する。 鉛製給水管の表示 ☆ 取出部分∼メータ間に鉛管がある場 合に表示する。 FCD NS FCDNS管等、耐震継手の場合 に取出し部に表示する。 FC不明 FC管が含まれる場合に表示す る。 大口径給水管の管類 (取出部分∼第一仕切弁間) FCDその他 □で囲む。 BP 増圧給水設備 受水タンク手前の直結栓の有無によ り区別する。有…… 受水タンク 特例直圧給水 三階までの例外 高置タンクあり とくれい とくれい 高置タンクなし 高置タンクあり (受水タンク以下装置を再 使用したもの、1階及び2階 の建物含む。) (4 ) 縮 3F きりかえ 楕円で囲む。 □で囲む。 無…… 高置タンクなし 上記以外の場合に表示する。 3F きりかえ 高置タンクなしは□で囲む。 高置タンクありは二重線の□で囲む。 高置タンクなしは□で囲む。 高置タンクありは二重線の□で囲む。 尺 1 / 500 で 記 入 す る 。 (5 ) 図 示 範 囲 等 ア 新規に記入するものは、鉛筆により図示する。 イ 配水小管又は他の給水管からの分岐部分から家屋に入る所まで図示する。 な お 、増 圧 給 水 設 備 又 は 受 水 タ ン ク を 設 置 す る 場 合 は 、管 の 交 差 部 分 を 明 確 に す る 。 (6 ) 色 分 け 新規に記入するものと抹消するものとを区別するため、次のとおり色分けする。 ア 新 規 給 水 管 ・ ・ ・ 赤 色 ( 建 物 の 輪 郭 、 水 道 番 号 等 を 記 入 す る 場 合 も 含 む 。) イ 撤 去 給 水 管 ・ ・ ・ 緑 色 ( 建 物 の 輪 郭 、 水 道 番 号 等 を 抹 消 す る 場 合 も 含 む 。) - 94 - (7) 作成部数 1部作成する。 (8 ) 記 入 例 (記 入 例 − 1 ) ○改造工事の場合 [修 正 す る と こ ろ ] 建 物 の 輪 郭 、 所 有 者 名 新設工事の場合のみ「A」を記入する。 緑 色 赤 色 A499966 図面番号 0000 − 00 吉 宮 崎 赤色 緑色 局職員が記入 澤 13 S (記 入 例 − 2 ) ○ 改 造 工 事 の 場 合 (ス テ ン レ ス 製 サ ド ル 付 分 水 栓 を 使 用 ) [修 正 す る と こ ろ ] 建 物 の 輪 郭 、 所 有 者 名 新設工事の場合のみ「A」を記入する。 緑 色 0000 − 00 吉 澤 宮 崎 赤色 緑色 局職員が記入 赤 色 A499966 図面番号 13 $ ステンレス製サドル付分水栓を使用 した場合は、「$」を表示する。 - 95 - (記入例−3) ○メータ位置変更工事とともに水道番号を修正する場合 [修正するところ] 水道番号 図面番号 赤 色 499966 0000 − 00 緑 色 499996 佐 藤 局職員が記入 赤色 緑色 13 (記入例−4) ○新設工事の場合(ステンレス製サドル付分水栓及びステンレス製ボール止水栓を使用) 新設工事の場合のみ 図面番号 A 0000 − 00 49999 大 「A」を記入する。 赤 色 木 仕切弁 B にステンレス製ボール止 局職員が記入 赤色 水栓を使用した場合は、「B」を表示 20 する。 ステンレス製サドル付分水栓を使 用した場合は、「$」を表示する。 赤色 25 B $ (記入例−5) ○舗装掘削規制及び当局事由により撤去工事を施工保留する場合 セ○○○○○○ (撤去未処理) 赤字 当該お客さま番号の下に「撤去未処理」と 赤字で記入する。 - 96 -
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