新着情報及び耐風圧性能試験結果報告 十年以上も前の沖縄(石垣島の物件)です。 今回の台風瞬間風速71mでの被害もなく安心しました。 瓦は、ニューセラで施工は強風でも飛ばないように、沖縄独自の施工方法を用い責任施工(おき なわ屋根工事店)をされています。 この他にも、石垣島には多くの物件がありますが写真がなく残念です。 ● 参考として 現在、当社ではHPに「耐風圧性能試験」データを載せております。 試験条件として ①基準風速46(m/s)地域としては沖縄県全域となります。 ②ほとんどの建物を含む。地表面粗度区分Ⅲ ③日本での最高基準風速の数値はクリアしています。 条件(平均屋根高さ13m、屋根勾配 4 寸) 個々にて確認してみてください。 また上記、浜田産業センターでの試験は、桟木止め付け、瓦止め付けはすべて釘にて試験をした データーですが実際の(おきなわ屋根工事店様)施工内容は違いました。 今回、頂いた情報をもとに浜田産業センターにて試験をした内容を報告します。 事実、沖縄県の島々で今まで70m~80m近くの瞬間風速を記録しています。 また、台風の通り道でもあり何度となく繰り返して通過しています。 そこで、沖縄での施工ですが 桟木、瓦をすべてビスにて止め付けしていました。また平瓦はビス 2 本止めにて対応されていま した。 なぜか? 桟木止め付けが、釘だと繰り返し台風が通過することで保持力が弱くなり抜けるそうです。 桟瓦の止め付けは、ビス1本よりも2本の方がより強いからと言われました。 ※ 今回の浜田産業センターで試験をしてみて良く解ったことがあります。 H27年8月31日 ニューセラECOの耐風圧性能試験を3回しました。 ① 1回目 試験条件 基準風速46m/s 桟木ビス 41mm垂木ピッチ止め 棟端部 地表面粗度区分Ⅲ 数値4000N/㎡ 桟瓦 51mm 1 本止め (屋根平均高さ13m、屋根勾配 4 寸 5 分) 耐風圧性能試験 150回クリアする。 ② 2 回目 試験条件 基準風速46m/s 棟端部 桟木ビス 41mm垂木ピッチ止め 地表面粗度区分Ⅱ 数値5240N/㎡ 桟瓦 51mm 1本止め (屋根平均高さ8m、勾配 4.5 寸) 耐風圧性能試験 120回目で瓦が破損する。 原因、1本のビスだと瓦の防災部分と対角線上に負荷がかかるため斜めに瓦が割れた。 これを参考に 3 回目の試験をする。 ③ 3 回目 (おきなわ屋根工事店施工内容による) 試験条件 基準風速46m/s 棟端部 桟木ビス 41mm垂木ピッチ止め 地表面粗度区分Ⅱ 数値5240N/㎡ 桟瓦 51mm 2本止め (屋根平均高さ8m、勾配 4.5 寸) 耐風圧性能試験 150回クリアする。 ビス・瓦とも問題なし。 今まで、浜田産業センターでも初めてで桟瓦のビス止めを 2 本にすることによる 保持力の分散とニューセラECO防災重なり部分の強度によるものだと思われる。
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