ようこそ、廿日市中学校のホームページへお越しくださいました。 早いもので 2 学期が始まってから、もう 2 ヶ月が過ぎようとしています。先日は、中学校体育連盟の新人戦 が行われ、廿日市中学校は、ほとんどの種目で優勝または準優勝を決め、トロフィーが校長室前のガラス棚に、 収まりきらないほど並びました。入賞以上を逃した生徒たちも、今回の悔しい思いこそが、自分を成長させて くれる源です。春季大会では、必ず平素の努力の結果を出してくれるものと信じています。 学力においても、嬉しい結果が出ています。全国学力学習状況調査、いわゆる全国学力テストや、広島県独 自で実施されている、基礎・基本定着状況調査の結果は、全ての教科において、広島県平均を上回りました。 全国学力テストでは、全国のいわゆる上位県の平均正答率をほとんどの教科で上回りました。 1 学期の 6 月から開始した、廿日市中学校復習スタイル(廿中復習シート)も継続しておりますが、来年度 に向けて、更に効果が現れるように、改善を図る予定です。来年度の学力に成果が如実に現れるよう、取り組 んでまいりますので、引き続きご支援を宜しくお願いいたします。 さて、9 月 19 日(土)の体育祭では、生徒主体、生徒主導の運営を、生徒たちは見事にやってのけました。 「見ている方々に団体行動でいかに感動していただくか」という、本校の学校経営ビジョンに基づいて、例え ば、準備整理体操である「ラジオ体操」では、来賓の皆様から「こんな中学生がまだいたのか。 」と驚きの声が 出ていました。また、敬老席や保護者席からも、感動した、涙が出たという多くの声が出ておりました。それ ほど、500 名を超える生徒たちの一瞬で指先が天を指す動きと音、だれ一人として気を抜かない前屈とその深 い角度など、どの動きも素晴らしかったのです。まさに、本校が目指す「何のために」を生徒たちが理解し、 実現させてくれた瞬間でした。開会から閉会まで、グランドには教師の姿がなく、校長挨拶も、来賓挨拶もな く、優勝旗の生徒間で受け渡しをするという、これまでに例のない体育祭でしたが、生徒たちにとって充実感 あふれる最高の一日となったはずです。閉会式後の、生徒たち、教師、参観者の涙がそれを物語っていました。 ところで、本年度から、本校では「本気で生きている人の本気の話を本気で聞く!」ということに取り組ん でおり、7 月 7 日のてんつくマンライブ、8 月 5 日のシンガーソングライター玉城ちはるさんの歌と公演によ るライブ、9 月 4 日の中国民族舞踊団による演舞、そして、今月本校 HP でもお知らせしておりますとおり、 10 月 6 日には、広島県の中学校では初となる「赤ちゃん先生」 (「赤ちゃん先生」の詳細は HP トップページの リンクをご覧ください。 )が登場しました。 赤ちゃんは、本気で生きている人の代表です。この赤ちゃんが先生となり、当日は 15 名の先生がお母さん に抱っこされて登場しましたが、生徒たちは、広い体育館の空気が一瞬で柔らかくなるという、奇跡の体験を しました。 皆様ご存知のとおり、赤ちゃんが持つエネルギーやパワーは大人の想像をはるかに超えるものがあります。 廿日市中学校の生徒たちは、2学期、3学期通じて4回にわたって行われる赤ちゃん先生の授業から、素晴ら しい体験をすることになります。こうした体験を通して必ずや著しい成長を遂げてくれることでしょう。なお、 初回に引き続き、第 2 回目である 11 月 26 日(木)には、テレビ新広島様の取材が予定されており、近く特集 として放映予定と聞いております。なお、最終日の 3 月 17 日(木)まで、残り 3 回すべて公開授業といたし ます。生徒たちとともに、赤ちゃんの持つ力を体験してみませんか。多くの方のご参加をお待ちしております。 引き続き、本校教育へのご理解をいただくとともに、ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。 平成 27 年 10 月 23 日 廿日市市立廿日市中学校長 沼 本 愼 二
© Copyright 2024 ExpyDoc