Japanese Sooiety Japanese Society for for Cryobiology Cryobiology and Cryotechnology and Cryoteohnology (45 ) No . Cryotechnology 2,118〜123,1997. 〕,Vol ,43, Cryobiology and 〔 低 温 生 物工 学会 誌 凍 結 食 品 中の 氷 結 晶 の 消 長速度 とガ ラ ス 転 移 * 東 京水 産 大学 食 品生 産 学科 , 高井 陸雄 * * サ 鈴 木 徹 ン * , ウ ハ ス * * * , 三 菱 電機冷 熱設備 佐藤 雄 二 * , * * , 山 田 有紀 子 *** Rate of lce Recrystallization in Frozen Foods a 皿 d Relationship betweenthe Rate and GlassTra 皿 sition State RikuoTAKAI 串 Toru , SUZUKI * Yuji SATO , 7b 勧ノo Univers勿 {ゾ 凡 s カθ万εs 4 −5Z and Yukiko * * YAMADA * “ * Konan Minate −kzち Tokyo ,ヱ08−8477 LTI ) Tahaya Konann −shi, Aichi . ,77, Sun Hoase Food CO. 一 E 皰6 鹹 6 Co . LTI ) Mina ” ¢ iooi Slainagawa MitsubdSlai . 肋 7b勿 o ,3−−Z4−9, , * , , ” * ** , In this study rates Recrystallization phenomena in frozen foods hurt the quality, of ice in frozen foods were determined for red meats of tuna and of recrystallization These samples were frozen in methanol brine at ・ tofu cakes . 50 ℃ and stored at −50 −30 ・ 80 days. Mean diameter of ice crystals in frozen foods 20 ・ 5 ℃ for maximum ・ by microscope after these samples were fixed by freeze were observed substitution , , , , method then sliced to very and thin samples . k= 135× 103exp(−18. 69/RT ) and k =26 × 103 and tofu cake respectively . These values were Zaritkys results were obtained smaller by thousand times than the Zaritkys results . freezing temperature . The difference of final temperature at ・ 20 ℃ final 「 freezing difference in the recrystallization rates . The lower the final freezing caused large temperature make the better storage conditions for frozen foods . The rates of recrystallization −1 , meat exp ( 6 /RT )for tuna fish were , ’ 1.は ’ は 凍結 貯 蔵 法 が じ め に つ 食 品 を 高 品位 で い て は 微生物 凍結貯 蔵 温 度 は 第43 学 会 研究 報 告 5 . との で ’ Ice crystal ウス 式 , マ ;凍 結 食品 グロ 肉 , , 再 結 晶化 速 度,ア 氷結 晶〕 , マ 標 で あ る 赤 身の 鮮や Key words :Frozen food,Recrystallization 〔 . Arrhenius Tuna fish meat rate , equation , , の い る . しか レ ニ し貯 蔵 温 度 繁 殖 限 界 で あ る 一18 ℃ 以 下 に す る と の 規 定 しか な い 。 一方 長 期 間保 存す る 方 法 と して 回低 温 生物 工 優れて に グ ロ か さ 品質評価 グロ の の 一つ の 指 , マ を長 期 間 維 持 す る こ き る 一50 ℃ 以 下 の 温 度 が 推 奨 さ れ て い る.食 品の 貯 蔵 に 最 適 な温 度 を 品 質保 持 の 観 点 よ り科 学 的 に 定 め 必要で ある. 凍 結 食 品 の る事が 品質 は 貯 蔵 温 度 が 一20 ℃ 以 下 で 一 118 一 一 NNII-Electronic 工 工 Eleotronio Library Service Japanese Soolety Japanese Society for for Cryobiology Cryoblology and Cryotechnology and Cryoteohnology (46 ) あれば 微 生 物 ある , 一50 − は 化学的 な 変化 は ほ と い ん ど考 慮す る 必要 は な い . しか し 凍 結 食品 , 30 − 20 − 5 ℃ の 冷 凍 庫 に お , , 氷結 晶粒径 微細 蔵 し た 試 料 を凍 結 置 換 法 な 結晶 は徐々 に る。 こ 大 き な粒 子 よ うな氷 結 晶 の 成 長 プ の と成 長 す へ セ ス は再 結 ロ し 観察 :所 ラ チ ン 包埋 した 後 ゼ , の 1 〜2 μm 定の期 間 に 成 長 した 氷 結 晶 は 食 品 組 に よっ 織 を破 壊 す る ため 食 品 品 質劣化 パ ラ ー ト上 で 固 定 試 料 と した る. した が て 起き い て 顕 微 鏡 写 真 を撮 影 し た お 粒径 分 布 な て 重 要あ る 1).こ の た 原 因と な の うな 再 結 晶化 よ こ の , を求 め る事が 条件 い っ , 食品 の め には , 品 質維 が 持に い 貯 蔵期 間 中に 食 品 内 部 で 粒 子 径 を変 え て い く初期 氷結 晶の の て 解析 ソ フ 結 晶の 分 トを 使 用 し 布 を求 め の 微 細 な氷 結 晶 の 再 結 晶化 関心 が 持 た れ て 特 に こ こ で し 初期 , はマ グ ロ の つ い て 2 赤 身肉 , よ うに 変 化 て どの および 方法 し豆 腐 叫 盤 臨 方法 で凍 DDD で 長 期 聞貯 蔵 し当 初 食 品 評 .貯 蔵 期 間 の 平 均 粒 子 径 た とに 各 貯 蔵 温 度 に お け る 再 結 晶 速 度 を求 め ニ ウ スプロ の 変化 をも トに よ っ て 再 結 晶 加 速 度 の ッ 期 ー 爺 2) ( = 催 欝 諜轄 鸞 た 氷結 晶 の 結 晶粒 子径 の 変化 を求 め く恥 の レ 1) ( を使 用 し た . こ れ ら の 試 料 を以 下 ア Zaritky の は 次の 一D 易 ご , の 画像 よ び考察 を積 絹 , い 市販 て た 3 >. こ こ で は 粒 子 径 の 二 乗 の 時 間 い 拭 実 験 試 料 と し て マ グ ロ 赤 身 肉 内部 に 出来 て い → 伽 , . 2.材料 結 した 後 に つ ( 響 域瀕 す るの か を 調 べ た . 一定 温度 試料 レ 変 化 を指 標 と した . 凍 結 時 に 食 品 に 生 成 した 氷 結 晶 が 貯 蔵 期 間 と貯 蔵 温 度 に よ っ 式 を用 の プ , た. 粒 子 成 長 速 度 の 算 出 に と豆 腐 を試 料 と .こ し 各貯 蔵条件 に お け る 氷 , 3 .結 果 お は る ). い の に ク ロ トー ム ミ に 切 り出 厚さ :顕 微鏡 写 真 に つ 挙 動 を観 察 す る の が 良 い .貯 蔵 中 の ア イ ス ク リー ム の と温 度 に 貯 よ り組 織 を 固 定 凍結 , 晶 と 呼ば れ て お り , て最 長 80 日 間 保存 し た . 内 部 の 氷 結 晶 は 低 温 貯 蔵 中 も成 長 して お り , い , 均 界 晶粒 催 ハ ’ 再 結 晶 化 速度定数 時 一 50℃ 貯 蔵 温 度 に お け る 粒 子 径 の 変 化 例 を マ グロ 赤 身肉 に つ て は 平均 粒 子 径 の ヒス ト い Fig.1 Fig . 温 度 依 存性 を も と め た . グ ラ ム と と もに 試料 準備 グロ 赤 身肉試料 を筋肉細 胞 に 2 に は 豆 腐 の 粒 子 径 の 変 化 を示 し た . こ れ ら 8 の 図 よ り :マ 対 し直 角 方 向 に の 厚さ に切 断 し , 直 径 40mmの デ ィ ス ク 上 に 切 断 し た . い フ ィ ル ム で 被 覆 し た 後 − 50℃ 却 した エ タ ノール プ ラ , に冷 漬 し 試料 中心 温 度が ブ ラ イ ン , な る ま で 冷 却 した . 豆 腐 は これ ある , 一20℃ これ を を薄 い は 槽に 浸 一 と同 温 度に 一50 ℃ イン の プ ラ イン 度に お け の 次 :上 記 試 料 をマ グ , , , Figs.3,4 ウスプ ロ 赤身肉で は貯 , 豆 腐 で は の マ も とづ き 各 貯 蔵 温 に示 し た. 再 結 晶 化 速 度 と貯 蔵 温 度 の 絶 対 温 度 Fig.5 , ニ , る 再 結 晶 化 の 速 度 を求 め た . こ れ ら ロ ッ に そ れ らの ア レ トを示 し た . 1 )再 結 晶 速 度 定 数 蔵 温 度 一50 − 40 − 20 − 5 ℃ , に Zaritky の 式 に を逆 数 を横 軸 に と り 槽 で 同様 の 方 法 で 凍 結 した . 貯 蔵 実験 結果 を に 示 した , ま た :最 終 凍 結 温 度 が 一50℃ グ ロ 赤 身 肉の 氷 結 晶の 再 結 晶化 速度 は 69/RT ) ko 135 x 103exp (− 18 . コ 一 119 一 一 NNII-Electronic 工 工 Eleotronlo Library Service Llbrary Japanese Society for JapaneseSociety forCryobiology Cryobiology and andCryotechnology Cryotechnology (47) O dayTotel 10 days after 20days Total 6S To{et 36 " TALLY TALLY imllllI o o e.oooaoo Iotbt 2S3 Mcan: TALLY o ilo.oopooo o.eooooo SD: 3.4os511.5S39 Toteh ISO SD: 4.4114 13.S451 Var: Meen: 156S2S Var: IS.16e7 Totet 80 days Tetal ・pa 21 TALLY aeesgco T A L LY TALLY I o L Meaa: SD: 5.2231 17.0e34 Vat: 27:2810 Total 2B t su-Goge o so.oooo Totek IEg 60 days 30 days lk .kl so.oeoe so.oooa l inl , 50.0000 g.cooaQe SD: 4.75542ZM36 Totek lll s.eseE34.4409 Meert 2orS4S7 Vor: IS.7745SD:Vet: sg.oooo o.ofioooo Totet 116 Totch 1es SD: 5.23352T.3eS7 MecTc ,17.6"7 Vef: Mean: ll o Opm i-:5::s=.--t Fig. 1.Recrystallization of ice intuna fish meat at -50℃ storage. Sampleswere frozen at -50℃ . -120- NII-Electronic Library Service Japanese Society for JapaneseSociety forCryobiology Cryobiology and andCryotechnology Cryotechnology (48) 10days oday 20days ' ' 30days Wwwe;ssll 6odays 80days !ecr'ptas2.ls)E"suiX!,' Fig.2. Reerystallization of tefu cake at -50℃ storage. Samples 'SOOD were frozen at -50℃ , 2000 ny"- xou ,: 2Sco 'nL 15ooe=+ x n : a-.,. rm ± q . 1si i,li・r・L.J + lsoe m-5t qQ 11 a- rt- a sLV-' mo 4o storage the Zaritky'sequation 5ma loO Slt days Fig. 3. Relationsihip between and eo 6o i-2o= "T -Lt.P 2e tece +・" 10DO o -.50t e-3ot -[qL storagedays storage-time Fig. 4. Relationship between foricecrys- and taldiameterin tuna fishmeat. the Zaritky'sequation storage-time for icecrys- tal diameter intofu cake. -121- NII-Electronic Library Service Japanese Soolety Japanese Society for for Cryobiology Cryoblology and Cryotechnology and Cryoteohnology (49 ) 6 ギー Tu 囗a fishmeat ’ 5 da此a ▲ Zaritzky の 影響 を受 け や す ■ Soybean 凍結 食 \ ● 丶 4 丶 ● −cak ● To 和 ) ( for tuna at −2e℃ わか : こ\ 2 、 ● 0 っ 貯蔵 にお い か た っ .こ の の 温 事は , て 食 品凍結 時 の 最 終 品 こ とが た. 熱分 析 の 、 、 ヤ : − 50 ℃ で貯蔵 した 結 果 は他 , の 豆腐 3種 度 に 比 べ 再 結 晶 化 速 度 は 小 さ くな っ て い る こ とが 分 か る .水 分 子 の 豆 腐 内 部 で の 移 動 , 3 5 4 45 5 品の 事が 分 い 4 )最 終 凍 結 品 温 は 一20 ℃ で あ る た め 丶 , 温 が 食 品 の 品質 に 強 い 影響 をあ た え る \ N ■ ◆ This work \ § 5倍 程 度 も大 き くな っ て お り 温 度 は2. ル ● 速 度 が 小 さ くな る 理 由 と し て 1/TxlOOO (V 鴎 Arrhenius plots for recrysta11ization Fig。5. の . rate 食 品 内部 の 水 , 状 態 が 貯蔵 温 度 に よっ て 異な っ て い 考 え ら れ た . こ の こ と を検 討 す る た め る事が , DSC (島 津 製作 所 製 DS − 〔 μ / day〕 m2 行 , 豆 腐 の 再 結 晶化 速 度 は ko =26× 103exp た .そ っ り 19.6/RT ) 結果 豆 腐 の 低 温 に お け る ガ ラ ス 転移 温 度は お , − ( の 50) に よ る 熱 分 析 を を Fig. 6 に 示 し た .本 図 よ お よそ 一35℃ で あ る 事 が 〔 μ /day〕 は 貯蔵温 度 が 低 で あっ た. ガ ラ ス 状 態 とな っ て , ギー は ほ ぼ 両 者 の 活性 化 エ ネル が 頻 度 因子 は 豆腐が 小 さ か , 線か の っ た っ ニ 分の 移動が おい の 直 実験 い な 制され さ らに 低 い 温 , 唆さ れ る.水 る事 が 推察 度帯 で の た め 確実 な 事 は 言 え な い 貯蔵 い . DSC (皿 wlmg ) x102 . で は な い 2 )Zaritky ら の 結 果 Zaritky ら 一20℃ で 調 整 の 実 験 は 牛 肉 を凍 結 最 終 温 度 を した もの を種 々 る .本 研 究 に お で凍結 の 温 い て し た もの を に つ い て測定 凍 結 した ky る事 が 示 ら わ ず か に ず れ る事 が 観察 で き る が 確定 的 な もの 料 を して い た.こ の こ と っ 豆 腐の 水 分 の 一部 は , こ の 温 度域 で 抑 さ れ た . しか し こ と 再結 晶化 速度 事 が 分 か た .特 に 豆 腐 に 一 ウス 蔵 温 度 が 50℃ 付 近 で ア レ に比べ 小 さい て は貯 た.こ っ は 豆腐 の 再 結 晶化速 度は 魚 肉の 等 しか 場合 い わか マ グロ との 比 較 度 で 貯 蔵 した もの もマ グ 一20℃ : で ロ で あ 一 赤 身 肉 を 20 ℃ 長 時 間貯 蔵 し た 試 − 結果 20D 耄 っ の結果に ほ ぼ近い た .そ の もの とな っ 鼕・ ↓ , た Glass trans血 OI1 ’o 署 2・ 20℃ で 赤 身 肉 の 再 結 晶 速 度 は Zarit・ を行 0 ・ 4e ・ 60 ・ 80 . 3 )最 終 凍 結 品 温 の 再 結 晶化 速 度 に 与 え る 効 果 :Zaritky らの 再 結 晶 化 速 度 を 本 研 究 結 果 と比較 し た と き 研 さ 究に い , 同 一貯 蔵 温 度 で あ っ て も本 よ る再結 晶化速 度 は大 よ そ 事が 分 か っ 2 桁 程 度小 た . ま た 見か けの 活性 化 エ ネ 釦 ・ . −200 O 600 400 Fig.6 . DSC curve 艶 mp (切 tofu cake . of 一 122一 一 NNII-Electronic 工 工 Eleotronlo Library Service Llbrary Japanese Sooiety Japanese Society for for Cryobiology Cryobiology and Cryotechnology and Cryoteohnology (50 ) 5 )マ グ ロ の 熱 分 析 の 結果 : 井上 らの 熱分 析 に よれ ば ,マ グ ロ 赤 身 肉の ガ ラ ス 転移 温 度 は 一70 ℃ 付 近 に 有 る 験 の 最終 凍 結 品 温 こ と ス 状 態に は の , ある 実 験状 態 で は 未 だ ガ ラ た め に 豆 腐の るよ い る 4〕 一50 ℃ うな ずれ が .本 実 “ , , Water in Foods ISPOW 6 D .S .Reid ed ,Blackie Academic & Professional ” 見 られ 287 1998). ( p. E . and N . E . Zaritky : J. 3 >Bevulacqua A . 1982). Food Science 47 1410 ( , 献 and 4 >Inoue C . , , , , “The S. : In 1 ) Reid D . , , な い も の と考 え られ る . 文 , で 至っ てい ない .その 再 結 晶 化 速度 に 見 ら れ ” 280 ( 1998). p. W ,: In of 2 ) Hartel R . The Properties と言 わ れ て と 貯蔵 温 度が を考 慮 す る と こ S . Reid Water in Foods ISPOW 6 D 、 Blackie Academic & Professional . ed . Properties of , Ishikawa M . : J.Food Science,62 496,(1997). , 一 123一 一 NNII-Electronic 工 工 Eleotronio Library Service Library
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