①シナベニヤを板壁風に見せるため、溝をつくります。サイズによって溝の

シナベニヤ(250×300×9mm)・ベニヤ板(200×70×3m
m)
カッターナイフ又は彫刻刀・鉛筆・さしがね・カッター定規
水性塗料・黒板塗料(見本は水性黒板用塗料を使用)
目玉クリップ・ロータリーカッター・カッターマット・
プラスドライバー・手回しキリ・グルーガン・ブチルテー
プ・
吊り金具(三角吊りカン)・サンドペーパー(400番程
度)
①シナベニヤを板壁風に見せるため、溝をつくります。サイズによって溝の数を変えてもOKです。
彫刻刀の三角刀(断面がV字のもの)、もしくはカッターナイフで2~3mm程度の切りこみを入れ、
溝をつくります。カッター定規を使うなど、ケガには十分気を付けましょう。
②水性塗料でシナベニヤを塗装します。溝の部分も塗り残しのないように!
③薄いベニヤ板(200×70mm)を、黒板塗料で塗装します。縦─(乾燥)→横─(乾燥)→縦のように、
方向を変えて3回塗りすると綺麗に仕上がります。広い面に塗る場合は、ローラーを使うと
キレイに仕上がるのでオススメです。
※スプレータイプの黒板塗料で塗装する場合は、マスクをする、飛び散らないよう木材を段ボールで
囲う、などの注意が必要です。説明書をよく読んで使用しましょう。
④目玉クリップを塗装します。金属への塗装は塗料が乗りにくいため、あらかじめサンドペーパー
(400番程度)で面をよく荒らしておくか、密着剤を塗ってから行います。
この工程を行わないと、塗料をはじいてしまったり、乾燥後にはがれやすくなったりしてしまいます。
★ちょこっとテクニック1★
白・クリームなどの薄い色で塗装したあと、茶系の塗料を布につけて
ポンポンとつけると、サビ風の加工になります♪試してみてください。
★ちょこっとテクニック2★
クリップで爪楊枝や竹串などを挟んだ状態で塗装すると
楽に塗れます。さらにスチロールトレー(お刺身の容器など)に
挿せば、そのまま乾燥できます!
⑤黒板を貼り付けます。「ブチルテープ」という厚みのある両面テープを使うと、
多少の凸凹面ならしっかり接着できます。耐候性もあるので、ガーデンなどで
使用する場合にも最適です。
⑥お好みで、布やフェルトをカットしてガーランド(三角の旗状のもの)を
作ります。ハサミでカットしてもいいですが、「ロータリーカッター」という
道具を使うとより作業が簡単です。
ロータリーカッターを使用する場合は、かならずカッターマットを敷きましょう。
⑦↑で切ったガーランドの素材を、「グルーガン」という接着剤を熱で溶かすもので麻紐につけます。
木・布などの接着にとても便利ですが、先端や接着剤が熱くなるのでやけどに気を付けて使いましょう。
⑧目玉クリップをとめる位置に印をつけ、キリで穴を空けてからネジ締めでとりつけます。
⑨吊るして使えるように、吊り金具(三角吊りカン)を裏の上側1~2か所にネジ締めでとりつけます。
⑩マスキングテープやスタンプなど、お好みでデコレーションしたら完成です!