ソーラーパネルによる鉛蓄電池の充電とネイチャークラフト用電気工具類への負荷の仕様について 1.システム構成 2011/2/5 冬木 裕 20cm ソーラーパネル 中古品をもらい受けたもので仕様不明 20cm ただ市販されている同程度の表面積を持つソーラーパネルの仕 様や、下記の負荷実験からmax3W程度の実力があると推定 ・ 負荷100Ωで160mAの電流を計測。端子電圧は16V ・ 負荷250Ωで60mAの電流を計測。端子電圧は15V + ・ 開放で17V (いずれも10月10日快晴下での実測) A ― SW 未使用時に暗電流を防止 DC-ACコンバーター DC-ACコンバーター 市販の車載用コンバーター。 + DC12V SW 未使用時に負荷を防止 V + max150W DC-ACコンバーター ― AC100V ― ショットキバリアダイオード 1GWJ43 定格 40V 1A 逆流防止ダイオード 鉛蓄電池 自動車用としてポピュラーな38B19Lを使用 6.0A×5hr=30Ahの容量 フル充電で30Ah×12V=360Whrのエネルギー 2.発電能力(負荷) ①ネイチャークラフト用電気工具 1ヶ月に1回下記工具を使用 ・ グルーガン 10W 3台(2hr) ・ バーニングペン 20W 2台(2hr) ・ ヒーターカッター 40W 1台(0.5hr) 合計 160Whr →コンバーター損失を30%として 230Whr/月が必要 ②自己放電 未使用時にはダイオードおよびSWにより安電流の心配は 自己放電を20%/月として72 ないが、バッテリ自体の自己放電に配慮する必要がある。 Whr/月が必要 3.充電能力 3W×1hr/日(平均日照時間推定)×30日=90Whr/月→よって自己放電を補う程度 (充電時は3W÷15V=200mA程度の電流) 4.運用上の注意点 ・ 工作時には事前事後に家庭用電源から専用の充電器を使ってフル充電が必要 ・ 過充電/過放電の心配はほとんど無いが念のため電圧計で週に一回程度監視する 以上
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