観光学科 - 東海大学

Department of
Tourism
観光学科
School of Tourism
Department of Tourism
東海大学
学 科 案
内
湘 南・代々木
School of Tourism
東海大学 観 光 学部
東 海 大 学 は 4 つ の 力 を 育 成 します。
「明日の歴史を担う強い使命感と豊かな人間性をもった人材」に
育つよう、全 学を挙げて取り組んでいます。
常に未来を見据え自らが
取り組むべき課題を探求する力
自ら考える力
集い力
多様な人々の力を
結集する力
困難かつ大きな課題に
勇気をもって挑戦する力
挑み力
失敗や挫折を乗り越えて
目標を実現していく力
成し遂げ力
「4つの力」
のイメージキャラクター
リッキー
キャンパスアクセス
入学センター入学課
〒259-1292 神奈川県平塚市北金目4-1-1
Tel:0463-58-6422(受験生用) Fax:0463-50 -2186
■ 湘南キャンパス
小田急線
(新宿より快速急行約60 分、小田原より約25分)
東海大学前
駅下車徒歩約15分、JR 東海道線平塚駅下車東海大学行きまたは秦
野駅行きバス
(約30分)
で東海大学正門前下車徒歩約 5分。
■ 代々木キャンパス
小田急線代々木八幡駅・代々木上原駅下車徒歩約 9 分、京王井の頭
線駒場東大前駅下車 徒歩約10 分、東京メトロ千代田線代々木公園
◎本案内は、
特に記載がない限り2015 年 4月現在の内容を掲載しています。
駅
(代々木八幡方面出口)
下車徒歩約10分。
2015.4 PS21
Department of
Tourism
学 部 紹 介 ・学 部 長 メ ッ セ ー ジ
産業界のさまざまな場面で活躍できる
人材の育成を目指します。
School of Tourism
観光学 部
観光 学科
観光学部は 2010 年に誕生したばかり
レジャーやレクリエーションのニーズ、
の若い学部です。日本は、2006 年「観
さらには、まちづくりや景観デザインも
光立国推進基本法」を制定、2008 年に
観光学のフィールドで取り組むテーマで
は観光庁を設置して、観光に立脚した国
す。そのために、東海大学のスケールメ
づくりを始めました。訪日外国人 3,000
リットを活かした国内外での実践的教育
万人の達成が課題です。わが国が掲げる
や海外留学、異文化体験を推進していき
この重要な方針のもと、観光学部は、日
ます。また、産官学連携活動や地域貢献
本だけでなく世界の観光をリードする人
活動にも積極的に取り組んでいきます。
材の育成を目標として発足したのです。
このような学びを通して、多角的視野、
今日、国や地域間の文化交流が重要と
総合的思考力を持ち、産業界のさまざま
▶観光に関わる学際的な知識を習得し、理解する力
なっており、そのためのプログラム開発
な場面で活躍できる人材の育成を目指し
▶学んだ知識を実社会で実践する力
が求められています。経済や経営の視点
ます。
▶観光に関する諸事業を管理運営する力
から観光ビジネスを発展させる人材や、
東海大学 東海大学では建学の精神に基づき、
が育成 「自ら考え、集い、挑み、成し遂げる」
これら4つの力を
する
●●●●
力
身につけ、
時代に即応できる人材を育成します。
「学士力」
・
「社会人基礎力」を身につけ、かつ、現代文
明の要請に応え、人と社会と自然の共生を目指す本学
建学の理念を活かしつつ、観光・サービス産業全体に貢
献することができる創造的人材を育成します。
観光学部長
松本亮三
▶既存の考え方にとらわれず、新しいものをプロデュースする力
1
3
▶さまざまな視点を理解し、認め、総合的に活用する力
▶グローバルな視野をもち、物事を世界の中に位置づける力
アドミッションポリシー
観光学部・観光学科では、本学部・学科の教育目標「現代の文化・社
会・自然の多様性に関する知識と理解、問題発見解決力・創造力を始め
とする汎用的な能力と技能、協調性を保ちつつ独自性を発揮できる自己
人間と文化・社会と
歴史を学び、国際感覚を養う
東海大学のスケールメリットを
活かした多彩な
研修・実習プログラム
2
4
コミュニケーション能力を高め、
海外留学、異文化体験を
積極的に推進
都市・地域計画や
ランドスケープ(景観)デザインを
観光学教育に導入
管理力等、学士の学位をもって社会で生きる基礎的な力を有し、観光・
サービス産業に広く貢献しうる独創的人材を育成する」に共鳴し、
自ら学
ぶ意欲をもった人を求めます。
◆他に類を見ない観光学部ならではの教育プログラム
1
・ 学ぶ こと ・
いまや「観光」は世界の巨大ビジネスであ
会と自然が共生する平和で新しい文明社会”
億人に達すると予測され
(UNWTO(世界観
に貢献することを目指してきましたが、観光
光機関)予測)、世界経済活性化の鍵を握っ
学科はまさにそれを実現する学科だといえ
ています。また、
「観光」はグローバル性と
ます。本学の観光学科では、幅広い知識を養
ローカル性を併せ持ち、実際に多くの人々を
い、視野を広げて、物事を多面的に考える力
動かすことから、異なる文化を理解したり、地
を培います。その学びは、観光分野のみなら
球環境を考えたり、地域の文化を守り継ぐ事
ず産業界のさまざまな場面で活躍する可能
業としても大きな期待が寄せられているの
性を広げることでしょう。
です。
02
観 光 学 科
2
ANA 総合研究所との
連携による授業を展開!
入学から卒業まで一貫したセミナー(クラス)制をと
ANA総合研究所と共同で、客室乗務員経験者などの
っており、個性に応じたきめ細かな指導が受けられま
す。1年次の大学導入教育である「ファーストイヤーセ
実務家教員が臨場感あふれる授業を展開します。また、
さまざまな実習プログラムやインターンシッププログラ
ミナー」から4年次のセミナーまで全員が受講できるの
は本学でも観光学部だけです。
ムも計画しています。
東海大学では教育研究を通して、
“ 人と社
り、世界中での観光客数は、2020 年には16
4 年間を通じたセミナー教育で
大学生活を徹底サポート!
3
コンテンツを活かした
ビジネスについて学ぶ!
アニメや音楽、映画など、コンテンツは
人々に「心地よさ」
や
「楽しさ」を与え、生
◉キャンパス所在地
: 湘南キャンパス
1 年次
2∼4 年次 : 代々木キャンパス
緑豊かな湘南のメインキャンパスで教養を学び
都心の代々木キャンパスで実践的教育を受ける
活の活力となっています。本学部では、そ
れらを活かしたイベントをプロデュースす
る力を養成し、幅広くサービス分野で活躍
できる人材を育成します。
D e p a r t m e n t o f To u r ism
03
観光学部の特色
自分に合った学びのスタイルをデザイン!
◆広範な学習内容を備えた観光学カリキュラムを構築
さまざまな科目を通して、全般的な教養や社会人とし
のうちのひとつを中心にして学習することも、複数の視
て必要な力を養成します。また、国内外の実習や海外留
点・分野にわたって学習することも、すべてにわたって
学を通して、現場を体感していきます。さらに、
「観光
総合的に学習することもできます。このように、観光・
り」やランドスケープ(風景)の計画・設計など、さまざまな領域に及
文化」
「サービス・マネジメント」「レジャー・レクリエ
サービス分野に関する学生や社会のニーズに対応した、
んでいます。そのため観光学科のカリキュラムは、
「観光文化科目群」
「サ
ーション」
「地域デザイン」の 4 つの専門科目群は、そ
フレキシブルな学習体系を用意しています。
観光に関する産業は、一般に馴染み深い旅行・交通・宿泊業などのほ
か、レジャーやレクリエーションに関わる産業、住みやすい「まちづく
遺産
世界
ービス・マネジメント科目群」
「レジャー・レクリエーション科目群」
「地
域デザイン科目群」の 4 つの専門領域で構成され、幅広い領域をカバー
できるようになっています。
それぞれの科目群を体系的に学ぶとともに、フィールド研究により体
験的な学習を行うことによって、人間と文化・社会と歴史に関する教養
ト・
ポー
ア
エ
ビス
サー
総合的学習も特化型学習も可能なカリキュラム
教育コンセプト
を培い、自ら考える能力を養います。観光立国を目指す日本の将来を担
う、創造的な観光・サービスの人材育成に向けて、社会で役立つ技能の
修得を目指します。
◆教室の講義だけでは不十分
Learning by doing!!
ント
テイメ
ー
タ
エン
観光を理解するためには、教室の講義だけでは不十分です。実際の現
場に出向き、体験することによって、観光客を引きつける要因を五感の
すべてで感じ取る必要があります。建築家を目指す若者が、世界のトッ
プレベルの建物を見てまわるように、観光のプロフェッショナルを目指
す皆さんには、トップレベルの「体験・経験」がどうしても必要です。
講義で学んだ理論や知識をその体験・経験と融合させながら、自らの
「知」
として将来のために貯えるのです。その
「経験に裏づけられた知的財産」
が皆さんの価値基準になり、プランニングのヒントになり、
「ゆめ」の
での
丸」
星
ーク
「望 ルドワ
ー
フィ
4年間のスケジュール
基礎教養から専門分野へと、着実に知識や体験を積めるスケジュール
外国語学習サポートや留学制度、多彩な科目履修制度も充実
実現の原動力になるのです。
1年次
◆東海大学だからできる多様なプログラム
東海大学は、湘南・伊勢原(神奈川)
、高輪・代々木(東京)
、札幌(北
基礎的な教養
ャー
レジ
海道)
、清水(静岡)
、熊本・阿蘇(九州)など全国にキャンパスを配置
しています。さらに、西表島(沖縄)
、ハワイ、デンマークには研究セ
研究テーマの準備
3年次
研究テーマの決定
4年次
卒業研究 (学習の完成)
「ファーストイヤーセミナー
「プレセミナー(実習)1・2」
1・2 年次から継続して英語と
4 年次には「セミナー 3・4」
1・2」や「情報リテラシー」
ではフィールドワークを通じて
第2外国語を学び、これからの
を履修し、観光学科での学習の
などの科目を通じて、大学で学
観光事象に対する理解を深め、
観光産業に求められる実用的な
仕上げとして卒業論文を完成さ
習を進めていくための基礎を築
「英語(観光学)1・2」では語
語学力を身につけ、「セミナー
せます。卒業論文は 4 年間の学
ンター、山中湖(山梨)
、清水(静岡)
、嬬恋(群馬)には研修センター
きます。「自然観光資源と地球
学力の向上をはかります。また
1・2」では各自の専門性を追
習の集大成となる大きな成果で
があります。これらのすべてが、観光に関する実習を展開するためには
環境」などの科目では、観光を
「観光経営管理総論」など観光
究しながら卒業論文の準備に入
す。またインターンシップなど
申し分のない環境にあるとともに、研究者や教員などの人的資源も有し
学ぶ前提となる考え方を身につ
分野に必要な基礎的知識を獲得
ります。また各分野の専門科目
を通じて社会で活躍するための
けます。さらに「観光学概論」
し、4 つの専門分野の基礎的科
を縦断的、横断的に履修しなが
最終的な準備をし、指導教員と
において観光事象に対する多角
目として「観光人類学」「サー
ら各自の希望に応じた学習をし
のコミュニケーションのもとに
的視点を獲得した上で、4 つの
ビス産業論」「レジャー・レク
ていきます。同時に、各実習科
卒業後の進路を決定していきま
専門分野の入門科目を学習し、
リエーション論」「シティプロ
目や「キャリア開発」などの科
す。なお、最終年次を無駄なく
各自の関心に則した専門分野へ
モーション論」を学び、専門性
目を履修し、実践的学習及び卒
過ごすために、必要に応じて各
の準備をします。
を高めていきます。
業後の進路を見据えた学習を進
分野の専門基礎科目、展開科目
めていきます。
を広く履修することが可能です。
ています。これに加え、本学が所有する海洋調査研修船「望星丸」によ
る海外研修航海をはじめ、
「アメリカ合衆国のテーマパークでの研修」
プログラムなどが多数あります。
これらの豊富な「資源」と、実績ある「プログラミング&マネジメン
ト手法」を使って、観光学部にふさわしい「実習プログラム」を学生の
希望を取り入れながら開発し、提供します。
04
2年次
観 光 学 科
ープ
スケ
ド
ラン
D e p a r t m e n t o f To u r ism
05
◆4年間の学びをさらに充実させる東海大学ならではの教育システム
主な専門科目
国際的な視野を育成
専門科目
●外国語教育センター
●海外派遣留学制度
研究や調査の方法を学び、さ
まざまな活動を通して実習し
ながら、学生自らの研究・学
習の方向を定め、それにそっ
て主体的な研究を進め、卒業
論文を完成させることを主目
的とする科目です。
卒業論文は
4年間の学習の集大成ですか
ら、きめ細かく指導できるよ
う、
少人数の授業を予定して
います。
東海大学は国際人の育成を目指し、外国語教育の
真の国際性を育むためには、外国語の習得だけで
充実にも力を注いでいます。その中核を担っている
はなく、
異なる文化・習慣の下での生活や、
海外の人々
のが外国語教育センターです。同センターで開講し
との交流といった実体験も重要です。東海大学では、
ている言語は、英語、中国語、フランス語、ドイツ
短期・中期・長期の留学制度をはじめ、独自のダブ
語、コリア語、ロシア語、スペイン語、イタリア語、
ルディグリー・プログラムなど、海外の文化を深く
観光に関する人間行動の特徴、 地域デザイン
資源の開発・保全・活用に関
わる社会文化を学びます。
景観のあり方とそのデザイン
や、地域活性化、まちづくり
などを学びます。
ています。
①観光人類学 ②観光地理学 ③観光
心理学 ④世界遺産論 ⑤世界無形文
化遺産論 ⑥日本の文化財 ⑦ホスピ
タリティー論 ⑧文化とホスピタリテ
ィー ⑨食と観光 ⑩観光文化演習 ⑪観光文化総合研究
①シティプロモーション論 ②シティ
プロモーション演習 ③地域政策論 ④観光とNPO・NGO ⑤地域環境論
⑥ランドスケープ論 ⑦ランドスケー
プデザイン演習 ⑧シビックデザイン
論 ⑨空間情報処理演習 ⑩地域デザ
イン総合研究
観光・サービス産業のマーケテ
ィング、
マネジメント、
アカウ
ンティングなどを学びます。
①レジャー・レクリエーション論 ②レ
ジャー・レクリエーションサービス論 ③レジャー・レクリエーションリソース
論 ④パークス&リゾート論 ⑤ネーチ
ャー・レクリエーション論 ⑥レジャー・
レクリエーションマネジメント論 ⑦レ
ジャー・レクリエーションリーダーシッ
プ論 ⑧スポーツ・ツーリズム論 ⑨イ
ベントプラニング論 ⑩安全と救急救命
1 ⑪安全と救急救命2 ⑫レジャー・
レクリエーション総合研究 ⑬レジャー・
レクリエーション実習(夏季)⑭レジャ
ー・レクリエーション実習(冬季)
セミナー
①セミナー 1 ②セミナー 2 ③セミナー 3
④セミナー 4
観光文化
サービス・マネジメント
①サービス産業論 ②観光マーケティング
戦略論 ③サービス・マーケティング ④サ
ービス・マネジメント ⑤観光組織論
⑥観光人的資源管理論 ⑦観光アカウン
ティング ⑧観光ファイナンス ⑨旅行産
業論 ⑩国際交通論 ⑪サービス・マネジ
メント総合研究
レジャー・レクリエーション
豊かな生き方に必要なレジャーの
基礎と、戦略的なレジャー・ツー
リズムを学びます。
インドネシア語、タイ語など、100人以上のネイテ
知ることができる、さまざまな制度を設けています。
ィブ教員が在籍しています。同センターでは、基礎
地元や大学の仲間たちと同じように夢を熱く語り合
的な語学力習得から資格取得、留学相談まで、さま
える友人を、海の向こう側にもつくってみませんか。
ざまな角度から学生の外国語学習をバックアップし
● TOEIC の受験
観光学部では年に2回、卒業までの4年間に合計
8回のTOEICを学部全員で受験することを義務づけ
ています。
自由に学べる科目
●副専攻制度・特定プログラム
●キャンパス間留学制度
東海大学では、現代社会の複雑なニーズに対応で
全国に広がる東海大学のキャンパスを4地区に分
きる幅広い視野をもった学生を社会に輩出するため
け、在籍する地区以外のキャンパス及び施設に一定
に、複数の専門的分野を学べる「副専攻制度」を実
期間「留学」することができる「キャンパス間留学
施しています。その数は70を超えるコースがあり、
制度」があります。
ひとつの副専攻コースの科目から20単位以上修得
キャンパス間留学はセメスターごとに実施されて
すれば、副専攻が認定されます。
おり、留学先で修得した単位は卒業単位として認定
そして、副専攻の発展型カリキュラムとして、ジ
され、また奨学金制度も利用できます。学部や地区
ャーナリズム、外国語、ITスキルなどについて詳し
を超えて視野を広げたり、他キャンパスで開講して
く学ぶことができる、40単位以上の修得を条件と
いる副専攻の修得を目指すなど、ぜひキャンパス間
した「特定プログラム」の制度があります。
留学制度を利用してください。
自分の専門以外に、プラスαの専門分野を修得で
きることは、就職活動の際のセールスポイントにな
専門基礎科目
導入科目
るのはもちろん、社会に出てからも大いに役立つこ
入門科目
とでしょう。
ファーストイヤーセミナー
高校での学習と大学の学習を円滑に接続し、大学で学ぶために
必要な、また社会に出たときに必要な論理的思考力、問題解決
力、自己管理力、チームワーク、リーダーシップなどを養成し
ます。特にそれぞれの能力の基礎となる日本語コミュニケーシ
ョン力の形成を重視します。
文字通り入門科目として、皆さんが最初に履修する観光学の 5
科目です。
「観光学概論」は観光を中心としたサービス産業分
野に関する俯瞰的な総合的視点を得ることを目的としていま
す。ほかの 4科目は、2年次以降に履修する 4つの視点・分野
に対応した自らの専門を選んでいくための科目です。
新入生が4年間を通して大学で学ぶための基礎と
①ファーストイヤーセミナー 1 ②ファーストイヤーセミナー 2
③プレセミナー(実習)1 ④プレセミナー(実習)2
①観光学概論 ②観光文化入門 ③サービス・マネジメント入門
④レジャー・レクリエーション入門 ⑤地域デザイン入門 ⑥観光学のための統計学
⑦観光学のための法学 ⑧観光学のための経済学
セミナー」を開講しています。さらに卒業後に社会
コミュニケーション科目
実務を前提とした総合的でレベルの高い外国語教育を行い、異
文化とのコミュニケーションを円滑にするための能力向上をは
かります。
①英語
(観光学)
1 ②英語
(観光学)
2 ③第2外国語1 ④第2外国語2
社会的責任・倫理
皆さんが社会人・企業人として将来活躍することを前提に、現
代のICT(情報通信技術)社会においてとりわけ重要な知的財
産の考え方と、企業のコンプライアンス(法令遵守)
、リスク・
マネジメントに関する基礎を学ぶ科目として設定されています。
観光学共通科目
情報、歴史・文化、自然・環境、経営(マネジメント)
、国際、
広報・広告、政策などのさまざまな分野にわたって、観光・サ
ービス分野を志す学生が身につけるべき知識と技能の基礎を修
得するための科目です。
①情報リテラシー ②文化観光資源と世界史 ③自然観光資源と地球環境
④観光経営管理総論 ⑤国際観光論 ⑥観光メディア論 ⑦観光学のための統計学
⑧観光学のための法学 ⑨観光学のための経済学 ⑩観光広告論 ⑪観光政策論
⑫コンテンツビジネス論 ⑬コンテンツビジネス演習
なる考え方や心構え、スキルなどを身につけること
を目的とし、初年次教育として「ファーストイヤー
で活躍するために必要となる力を育成することを目
指しています。
授業では「図書館利用法」や「文献検索実習」な
ど、レポート作成に必要なスキルや、Eメールとイ
ンターネットの使用法、ワープロソフトを使った文
章作成などを段階的に学んでいきます。また、文献
資料の読解や論点の整理、プレゼンテーションの方
法などを実践的に学ぶことで、学生のスキルアップ
につなげていきます。
①情報社会と知的財産 ②ビジネス倫理とリスク・マネジメント
06
観 光 学 科
D e p a r t m e n t o f To u r ism
07
❖学外実習プログラム(海外)
実習プログラム
●観光学実習
●観光学実習
実践で身につく理論や知識
観光学を学ぶ上で、実際の観光の現場を見ることや普段す
ることのないレジャーを体験することはとても重要なことで
す。講義で修得した理論や知識を、実習や研修を通して実際
の場面に当てはめ、自ら工夫して実践することによって、よ
り確かなものとして身につけることができます。また、実習
などの体験により、「コミュニケーション力」や他人のこと
をその人の身になって考える「ホスピタリティ」の心が養わ
れます。これらの知識や培われた能力は、卒業後のいろいろ
な場面で、有効に活かされることでしょう。
❖学外実習プログラム(国内)
年度によって実施する実習が異なる場合があります。
●観光学実習
イベント参加
in Shonan and Tokyo
湘南キャンパス周辺や代々木キャンパスのある東京近郊
では、祭りや国際会議、スポーツ大会などのイベントが
数多く開催されます。それらのイベントにスタッフの一
員として参加し、
イベントがさまざまな職業・年齢の人々
によって支えられ、協力して成し遂げられていることを
肌で感じます。
プリンス・エドワード島(PEI) in Canada
カナダ東部、セントローレンス湾に浮かぶPE I は、小説
『赤毛のアン』の舞台となっており、緑あふれる美しい
リゾート地として有名です。この実習旅行ではPE I 州政
府観光局やホテルでの実習、カナダ国立公園局職員によ
る講義や観光資源の視察などを通じ、異文化環境下での
観光事業を学ぶことができます。
●観光学研修
●観光学研修
グリーン・ツーリズム in Aso
MICE & CRUISE in Singapore
MICE先進国であるシンガポールのMICE推進政策の理
解、とりわけ2つのIR施設(マリーナベイ地区、セント
ーサ地区)の視察研究を行います。併せて、拡大するア
ジアクルーズマーケットを大型クルーズ船乗船実習によ
り体感・理解します。我が国のMICE推進策をシンガポ
ールとの比較を踏まえて考えていきます。
※IR…Integrated Resort:統合型リゾート
●観光学研修
写真:阿蘇市提供
阿蘇くじゅう国立公園内にある本学農学部と連携し、湧
水や温泉をはじめ、大草原、赤牛、農畜産物などの自然
を資源とした新しい観光を発見する実習です。雄大な阿
蘇での風景探勝、農体験、地元で活躍する方々のレクチ
ャーなどを通じて、阿蘇の新たな魅力を見出し、地域振
興を考えます。
●レジャー・レクリエーション実習(夏季)
パシフィコ横浜&ホテルイベント研修 in Yokohama
パシフィコ横浜は日本を代表する国際会議・展示施設で
あり、さまざまなMICE(広義のイベント)が開催され
ています。本研修では施設見学や隣接するヨコハマグラ
ンドインターコンチネンタルホテルでの業務体験を通
じ、MICE開催に関わる業務全般への理解を深めます。
●レジャー・レクリエーション実習(冬季)
世界遺産研修(2) in Mexico
イエローストーン国立公園とテーマパーク in the U.S.A.
アメリカの雄大なイエローストーン国立公園と、世界一
のリゾートを訪ね、パークのあり方について学びます。
それらがどのような経緯で設立され、運営されているか
などについて講義を受けたり、見学したりします。
メキシコは、27の世界文化遺産と、4つの世界自然遺産、総
計31の世界遺産をもつ、新大陸
(アメリカ大陸)
有数の世
界遺産保有国です。マヤ文明やアステカ文明など人類の生
存の在り方を考える素材を与えてくれる世界遺産が多く
あります。メキシコの自然と文化、さらには、その歴史的変
容が、人類文明に投げかける意味を考察し、観光における
意味だけでなく、人類文明の在り方そのものを考えます。
●全学共通プログラム
海外研修航海 on TOKAI BOSEI-MARU
東海大学が所有する海洋調査研修船「望星丸」に、学生・
教職員が乗り込み、東南アジアや南太平洋の島々に寄港し
ながら、
各国の文化などに触れる 6 週間のプログラムです。
08
エコツーリズム in Iriomote Island
ネイチャー・レクリエーション(冬)
in Sugadaira
西表島の東海大学沖縄地域研究センターを拠点として、
シーカ
ヤックでのジャングルクルーズやトレッキングなどを体験し、
夏のレジ
ャー活動に関わる基礎知識を学びます。そして、
マングローブの森
や、
湾内のサンゴ、
森に覆われた山や川などを実際に自分の足で
歩きながら、
多様性に富んだ西表島の自然の本質やその保全活
動について理解を深め、
持続可能な観光とは何かを考えます。
冬のアウ
ト
ドアレジャーを通して、
観光の本質やあるべき姿につい
て考えます。観光に携わる者として、
レジャー活動の楽しさや難しさ
を、
実体験を通して知っておくことは重要です。スノーボードの歴史
や理論を学び、
安全にレジャー活動を楽しむ技術を習得するだけ
でなく、
ウインターリゾー
ト経営の現状や課題についての理解も深め、
日本のスノーレジャーシーンを活性化する可能性について考えます。
観 光 学 科
各キャンパスの学生と外国人留学生など約 100人が参加
します。国際的な視野の世界観を確立するとともに、船内
という限られた空間のなかで、仲間との共同生活を通じて
より豊かな人間形成を図ります。例年、観光学部からも多
くの学生が参加しています。
D e p a r t m e n t o f To u r ism
09
学生生活・先輩メッセージ
❖インターンシップ(就業体験)
❖ANAグループの職場訪問
観光学科は、基礎的科目をほぼ終える第 4 セメスター以降、選抜者
多様な企業が関連する観光分野について、いち早く実社会の
を対象に自分の将来の進路を考える機会となるようなインターンシッ
現場に触れることを目的としたもので、航空業界に幅広く関わ
プ・プログラムを計画しています。社会人としてビジネスに欠かせな
る全日本空輸(ANA)のグループ企業各社を訪ねるプログラ
い基本スキルを実体験で学ぶ短期集中プログラムのほか、アメリカ合
ムです。
衆国のテーマパークでの長期プログラムも実施しています。実際に企
東海大学は 2007 年にANAグループの
「ANA総合研究所」
業などに入って社員・職員と同様の仕事を体験し、問題発見、分析、
と観光学に関する基本合意書を締結しており、このプログラム
解決策提言、運営実行などのための基礎能力を養います。
も同研究所の協力により実施されています。
ANA グループの企業活動について詳しい紹介を受けた後に、
■ 2014 年度インターンシップ受け入れ先企業 (株)
JTB
、
(株)
PTS、
傷害火災保険
(株)
、
(株)
JTB
&
、
(株)
JTB 商事、西鉄旅行
(株)
、
(株)
近畿日本
神奈川、近畿日本
(株)
、近畿日本
個人旅行
(株)
、
(株)
・
、
(株)
i.JTB、東武鉄道
(株)
、ANA
(株)
、ANA 成田
(株)
、ANA
(株)
、
(株)
星野
、富士箱根
、森
・
&
(株)
、
東京
、
、日本政府観光局、阿蘇市、
市役所、渋谷区役所、
(一社)川崎市観光協会、茅野市役所観光課、甲州市役所、
合衆国
ターミナル施設や客室・旅客・運航部門を見学します。また懇
談会では、グランドスタッフ・客室乗務職の現役社員との意見
交換を実施しました。
「観光学」といえば何を思い浮かべますか? 私は友人から、
「旅行する
観光は将来の日本経済を支える大きな産業の一つとなるものです。私は、
の?」
「将来はバスガイドになるの?」と聞かれます。もちろん、間違いで
これからの産業として注目されている観光学に興味を持ち、観光学部に入学
はありませんが、観光という分野は一言で表すことが難しいくらい奥が深い
しました。観光学部は、観光に関する人間行動や経営学、レジャー学、ホス
学問だということをこの1年間で学びました。授業では、実務経験が豊富な
ピタリティーまでさまざまな学問を学べます。入学してまだ1年ですが、た
先生方の授業を受けることができます。身になる話がたくさんあり、とても
くさんのことを学び、経験し、私の価値観が変わりました。夏休みには、カ
面白いです。授業以外でも、国内外の研修制度があるため、たくさんの経験
ンボジアへ旅に出ました。ただ観光地を見て回るだけでなく、その国の文化
ができます。さらに、心理学や社会学、経営学などさまざまな分野との関わ
や社会状況、課題などを学び、私たちにできることは何かを考えました。観
りがあり、自らが考え、行動することでより多くの選択肢が増え、視野も広
光学を学んでいるからこそ、旅がとても大きな経験となりました。観光学部
がります。学部の特徴として、語学にも力を入れており、英語だけでなく、
福本 桃子さん 2年次 県立新居浜西高等学校(愛媛県)出身
第2外国語が必修科目として設けられています。
は自分の可能性を広げることができます。あなたも私たちと一緒に観光学を
冨澤 航太郎さん 2年次 私立東海大学付属浦安高等学校(千葉県)出身
「観光地を作りたい、寂れた観光地を復活させたい」
。その思いを形にする
観光と一言にいっても、決して旅行だけが当てはまるわけではありませ
ため、私は東海大学観光学部に入学することを決めました。観光学部では、
ん。むしろ観光とは社会学や心理学、ホスピタリティーなど幅広い分野を含
実習や地域との連携事業などのフィールドワークが盛んに行われています。
む産業です。観光学科は、この幅広い分野一つひとつを専門的に学び、座学
授業で学んだことを実際に現場に出て実践できることは、自分の経験や思考
だけでなく、幅広い種類のインターンシップを経験することもできます。私
を豊かにすることにつながります。私は1年次から平塚市や大磯町、熊本県
は、大手のリゾートホテルで約2週間のインターンシップを経験し、そのな
阿蘇市でのプロジェクトや実習に参加し、実際に自分の目で見て、触れてき
かで普段の生活では学べない現場について深く知ることができました。また
ました。観光学部では、おもてなしの文化や、景観のあり方、交通産業、マ
2年次からの代々木キャンパスは観光学科のみのキャンパスです。私はそれ
ーケティングなど、観光を構成する多岐にわたる要素を学べる授業科目が開
を強みと感じ、学生会を通して観光学科ならではのキャンパスを目指して活
講されています。大きな可能性と将来性を持った観光学を一緒に学び、あな
加藤 圭さん 3年次
私立玉川学園高等部
(東京都)
出身
たの夢への準備を始めませんか?
動しています。2020年の東京オリンピックに向けて、私たちと一緒に観光
千葉 史佳さん 3年次
私立仙台白百合学園高等学校(宮城県)出身
地域活性化に興味をもって入学した私は、現在イベントプランニングや人
10
観 光 学 科
府立北野高等学校
(大阪府)
出身
業発展への貢献を目指しませんか。
日本の魅力をもっと知りたいという思いから観光学科に入学を決めまし
を動かすために必要なリーダーシップ・マネジメントについて学んでいま
た。レジャー、ホスピタリティー、地域活性化など自分の興味のあることを
す。観光学部は学科が1つですが、4つの専門科目を自由に組み合わせ履修
自分なりに選択し、学ぶことができるのが観光学科の特徴です。私は自然を
することで、自分の新しい視点や興味を絶えず見つけることができます。さ
観光題材にするエコツーリズムについて興味があり西表島の研修に参加しま
らに観光学部独自の学外実習やインターンシップもあるため、現場でしか学
した。自分で行く旅行とは違い、この実習でしか学べない貴重な体験と出会
べない経験や視点を得る機会はたくさんあります。全キャンパスから学生が
いがたくさんありました。フィールドワークで感じる喜びや楽しみ、そして感
参加する海外研修航海への参加も貴重な経験になりました。交通の便がよい
動は一生忘れない大切な思い出になります。カナダのブリティッシュコロン
代々木キャンパスだからこそ、湘南キャンパスや高輪キャンパスでの授業を
ビア大学に留学した3カ月間は、英語を学ぶだけでなく、さまざまな文化や価
受け、新たな人との出会いや価値観を見出すこともあります。視野を広げ自
照井 美帆さん 4年次
学んでみませんか。
分の道を切り拓く可能性を持っている、それが観光学部の魅力だと思います。
値観と接することができ、自己形成につながりました。この経験を活かして、
小室 葉さん 4年次
私立東海大学付属相模高等学校(神奈川県)出身
たくさんの人に日本という国の魅力を知ってもらいたいと私は考えています。
D e p a r t m e n t o f To u r ism
11
教員紹介
ビジネス最前線の実務家など、
多彩な講師による授業を開講
田中伸彦
N.Tanaka
教授
レジャー・レクリエーション論
ネイチャー・レクリエーション論
観光で自然や文化と触れ合うことで、
人は教養を深め、幅を広げ、成長しま
す。
人生80年時代を人間らしく生きる
ための観光の役割について、レジャー
論を礎にじっくり考えましょう。
浅野清彦
K.Asano
教授
観光経営管理総論
サービス・マネジメント入門
「観光のマーケティング」はあっても、
「観光マーケティング」はありません。
「観光学」が本来「学」たりうるか否か
を、マーケティングのフィ−ルドにお
いて追究していきたいと考えていま
す。
岩橋伸行
N.Iwahashi
教授
観光メディア論
シティプロモーション演習
教授
准教授
片岡勲人
本田量久
E.Kato
教授
K.Sugai
教授
立原 繁
舘野和子
観光業の分野は、旅行業、宿泊業、飲食
業、
運輸業、
製造業など多岐にわたって
います。どの産業へ進もうと重要なの
はその会社であり、その「経営」です。
一緒に観光学を学びましょう。
小澤考人
T.Ozawa
加藤英一
日本政府観光局の東京本部、海外事務
所(タイ、米国、カナダ)などで勤務し
てきた経験を活かし、世界における
International Tourism の 現 状 と 課 題
などを考察したいと考えます。
観光マーケティング戦略論
観光組織論
人類学・文明学を専攻し、
中南米地域の
発掘や先史文化研究を通して世界遺産
に関わる諸問題を扱ってきました。文
化や社会という広い枠組みのなかで、
観光の意味や役割を考えていきます。
観光には人々を引きつけ、そして歓迎す
ることのできる魅力的な地域が不可欠
です。地元の方にとって住み心地が良く、
しかも観光客が訪れたくなるような地
域づくりを一緒に学んでみませんか。
旅行産業論
ビジネス倫理とリスク・マネジメント
21 世紀の基幹産業である“観光”
を学
ぶことを通して、多様化する社会の要
請に対応できる能力を開発し、併せて
4 年間の学生生活のなかで未来に輝く
何かを一緒に見つけませんか。そのよ
うな皆さんを心から応援いたします。
教授
観光人類学
世界遺産論
レジャー・レクリエーションサービス論
レジャー・レクリエーション入門
社会学や文化研究の視点をベースに「余
暇と労働」
「レジャーと文化」
などに関わるテ
ーマを研究しています。観光について学ぶ
ことを通して、
自らが生きる世界と他者が生
きる異世界とのダイナミズムについて学生
の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
菅井克行
S.Tachihara
教授
教授
ランドスケープ論
シビックデザイン論
三瓶文博
教授
屋代雅充
M.Yashiro
R.Matsumoto
観光学概論
サービス産業論
変化の激しい時代ですが、自ら考え、
チャレンジすれば道は開けます。ANA
の企画・調査、国際部門などでの体験
をもとに、21世紀を担う皆さんの「学
び」をお手伝いします。
観光事業はいま転換期を迎えています。
旅行業界での知見を活かし、観光によ
る地域振興や WEB の活用など観光事
業の課題とトレンドについて皆さんと
ともに考えていきます。
国際観光論
観光とNPO・NGO
観 光 学 科
M.Izumi
観光政策論
地域政策論
国の行政経験と日本政府観光局でのビ
ジット・ジャパン・キャンペーン事業
経験を活かし、国や地方自治体の観光
政策と国内・海外現場での実際の活動
を考察しながら、日本の観光のあり方
をともに考えます。
F.Sanpei
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泉 正史
松本亮三
K.Tateno
教授
ホスピタリティー論
文化とホスピタリティー
学生の皆さんの充実したキャンパスラ
イフや学びをサポートします。
ANA 客
室部門における社員の専門教育・フラ
イトなどの実践経験を活かした双方向
コミュニケーションによる授業を進め
ていきたいと考えています。
I.Kataoka
准教授
コンテンツビジネス論
メディアアート公募展での受賞と国内
外の展示経験を活かし、学生の皆さん
とともに、社会に通用するメッセージ
を研究していきたいと考えています。
遠藤晃弘
A.Endo
講師
レジャー・レクリエーションマネジメント論
イベントプランニング論
「日本の観光をレジャー・スポーツで
もっと楽しく!」
。
スポーツツーリズム
に関する研究によって“人を動かす”
ことの科学に挑みます。自分や世界の
未来に夢を描きませんか。
栗原 剛
T.Kurihara
講師
国際観光論
観光広告論
いま、観光地域が抱える問題を客観的
に評価する力が求められています。自
ら課題を発見し、定量的な手法により
考察し、解決に向け提案することのお
もしろさを体験してください。
K.Honda
准教授
シティプロモーション論
地域デザイン入門
社会学的なアプローチからさまざまな
社会的事象について研究しています。
みんなが明るく生きることができる社
会はいかにして実現可能か。皆さんと
一緒に考えていきたいと思います。
服部 泰
T.Hattori
講師
観光心理学
観光文化入門
心理学や人類学の考え方をもとに、観
光事象における人間と文化・文明の関
わりについて研究しています。観光を
通した自己と他者のあり方についてと
もに考えていきましょう。
横山玲子
R.Yokoyama
教授
文化観光資源と世界史
主に中南米の先史時代を調査・研究の
対象として「文明とはなにか」を考え
ています。世界中の歴史を比較しなが
ら、人間の営みの面白さについて一緒
に考えてみましょう。
D e p a r t m e n t o f To u r ism
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こんな将来が見えてくる
産業界からの期待の声
株式会社 ANA 総合研究所
代表取締役社長
長瀬 眞
こんな将来が見えてくる 卒業生からのメッセージ(2015年3月卒業)
氏
観光分野は21世紀の成長産業として、また地方経済
株式会社ジェイティービー
取締役人事部長
新保 稔
氏
―感動のそばに、いつも。―
活性化にも大きな役割を演じることが期待され、注目さ
私たち JTB グループは、お客様とともに歩んできた100
れるようになってきました。また、2020年の東京オリ
年を礎に、交流文化事業への進化を図りながら、引き続き
ンピック開催に向けて、今後ますます注目されていくこ
お客様のために感動と喜び、価値ある出会いを創造し続け
とになります。わが国がこうした環境のなか、厳しい国
てまいります。その原動力こそ、多様な感性や価値観、経
際競争を勝ち抜き、観光立国を実現するためには、この
験を有する人財が生み出す化学反応にほかなりません。今
分野を支える人材の育成が大変重要な課題になっていま
年は貴学科より多くの卒業生が新しい仲間として入社いた
す。
だいておりますが、貴校(貴学科)の掲げる教育目標であ
東海大学が総合大学としての幅広い教育、研究資源を
基に、産業界や官界と連携しながら、観光をはじめ広く
る「観光・サービス事業に貢献できる創造的人材の輩出」
縣 里亜也さん
㈱三井住友銀行
実践的な学びの場も多く、自分次
第でさまざまな経験ができます。
学内・学外ともに多数の方と関わ
り、充実した大学生活となりました。
天田 真一郎さん
日本コンベンションサービス㈱
石川 奈津美さん
㈱ JTB 首都圏
観光を通して、多くの地を訪れ、
知識が高く、現場経験が豊富な先
さまざまな人と交流することがで
生方がいることで、私の自信にもつ
きました。皆さんも観光を通じて
ながりました。海外研修では、必ず
今しかできない体験をしてください。 “新しい発見”を得ることができます。
猪俣 穂香さん
平塚市役所
観光学部には学びたいことをさま
ざまな角度から学ぶことのできる
場があります。どのように活かし、
何に繋げるかはあなた次第です。
に今後も大いに期待しております。
サービス分野で活躍する人材を育てる教育を目指してい
るのは、まさにこの課題に応え、観光の国際競争力強化
を担う人材育成に総合的に取り組むためであると考えて
います。
近畿日本ツーリスト株式会社
人事部長
片本 義也 氏
観光分野発展を支えるこれからの人材に求められるこ
近畿日本ツーリストグループは、一人ひとりの社員が持
とは、異文化やホスピタリティの本質とともに、観光に
てる力を最大限に発揮し、お客さまの「心」を動かす挑戦
関連する広い産業分野実務への深い理解が不可欠であ
を続けています。形のない商品である「旅」を通じてお客
り、そのためにはこうした社会の現場で構築してきた企
様の「心」を動かす仕事には、非常に高度な知識と限りな
業のノウハウや人材を活用した実践的教育が必要です。
いホスピタリティーマインドを持つ人の力が必要です。
航空事業を通じて培ってきた経営資源、人材をもつ弊
我々の挑戦の源は「人」であり、「人」こそが最大の資
社としても、産学連携によって世界に通用する競争的人
産=「人財」であると考えています。
材育成を目指す東海大学観光学部を強力にバックアップ
貴学部の実践的かつ大局的な人財育成は、近畿日本ツー
するとともに、同学部が観光立国実現に向け大きな役割
リストグループ、そして旅行業界へ常に新たなエネルギー
を果たせるよう、大いに期待しています。
を与え続けてくれるものと期待しています。
卒業後に期待される進路・就職先
人材育成の目標
学の理念を活かしつつ、観光・サービス業全体に貢献す
明の要請に応え、人と社会と自然の共生を目指す本学建
ることができる創造的人材を輩出します。
通訳案内士、ツアープランナー、ツアーコンダクター、エ
アライン・スタッフ、観光ジャーナリスト、文化関連事業従
事者など。
「サービス・マネジメント」
系の科目を学んで
旅行業、宿泊業、交通業、コンテンツ事業をはじめとする、
観光・サービス業の経営者・従事者など。
「レジャー・レクリエーション」系の科目を学んで
加藤 大輝さん
㈱日本旅行
㈱エイチ・アイ・エス
カナダの実習プログラムや職場訪
問への参加を通じて、観光業の仕
事や異文化を学ぶことができ、充
実した学生生活を送れました。
観光学部には魅力的な出会いが数
多くあります。大学生活はチャン
スをつかめる4年間。興味のあるこ
とすべてにチャレンジしてください!
自分が興味を持ったことについて
とことん学べる大きなチャンスで
す。ぜひ時間を有効に使って、有
意義な学生生活を送ってください。
観光学部で得た経験と人との出会
いがかけがえのないものになりま
した。今しかできないことを一生
懸命頑張ってください。
小山 香奈瑛さん
嶌田 早希さん
清水 まなみさん
玉木 友里香さん
カナダの長期留学や海外インター
ンシップの経験を積み、入学前か
ら憧れていた客室乗務員への夢を
叶えることができました。
多数のカリキュラムをもつ観光学
部では自分自身を高めることがで
きます。信頼できる仲間と充実し
た大学生活を送ってください!
スペインへの海外研修やゼミでの
地域活性化活動など、観光学部なら
ではのさまざまな経験ができ、充実
した4年間を過ごすことができました。
興味や関心があることを後回しにし
ていませんか? 今しかできないこ
とを思いっきりやることでこれから
の就職活動にも活かされてきます!
㈱みずほ銀行
㈱星野リゾート
加藤 真由子さん
都市銀行
国や地方公共団体の観光・広報・まちづくり・都市計画・
景観デザイン・自然保護の担当官、観光資源開発に関連のコ
ンサルタントや NPO・NGO の従事者など。
総合旅行業務取扱管理者 国内旅行業務取扱管理者
また、憧れの航空業界を現実的な目標職業に変える力を養う講座も開講しています。
観 光 学 科
岡崎 寿々恵さん
「地域デザイン」
系の科目を学んで
資格取得講座
14
近畿日本ツーリスト㈱
アメリカ合衆国の CLP(Certified Leisure Professional)に
相当するレジャー活動の計画・指導者、イベントプランナー、
レジャー事業従事者、公園設計・管理者など。
キャリア就職課(湘南キャンパス)では、旅行・観光系の資格取得学習を中心とした就職支援実学講座を開講しています。
湘南キャンパス
㈱ JALスカイ
日本航空㈱
「学士力」
・
「社会人基礎力」を身につけ、かつ現代文
「観光文化」系の科目を学んで
大山 満里奈さん
航空業界対策講座 代々木キャンパス 目指せ ! CA合格セミナー
田邊 千恵美さん
全日本空輸㈱
ANAエアポートサービス㈱
土橋 由佳さん
野地 麻梨渚さん
渡邉 絢子さん
海外プログラムや CA 対策講座で
学んだ知識が強みになりました。
粘り強さと行動力が重要です。
授業はもちろん、学外実習やイン
ターンシップを通じてさまざまな
ことを学ぶことができ、充実した
大学生活を送ることができました。
ホテル業界に関心を持ったきっか
けは、観光学部で用意されていた
ホテル研修に参加したことで、仕
事を実際に体験できたことです。
観光学実習やゼミの授業ではここ
でしかできないような貴重な体験
をすることができました。皆さん
もさまざまな体験をしてください!
富士屋ホテル㈱
㈱加賀屋
D e p a r t m e n t o f To u r ism
15