お薬を飲んでいると「献血できない」と思われがちですが、実は多くのお薬が献血に影響ないとされていること、ご存知ですか。よく使われているお薬の目安をお知らせします。処方薬は内服・湿布・点眼・点鼻・塗布薬いずれも薬剤名が不明の場合は献血できません。献血受付での薬剤名のお申し出にご協力ください。当日に使用していても献血できる「くすり」 ★血圧降下剤(高血圧治療薬)・・・服用して血圧が正常値にあれば献血できます ★コレステロール降下剤(高コレステロール治療薬) ★胃腸薬・・・胃もたれや整腸作用に使用の場合は献血をお願いできます。ただし、潰瘍や痛みを伴う症状などの治療に使用している場合は医師の判断が必要であり、また薬剤により献血をお休みしていただくことがあります。 ★漢方薬・・・症状が治まっていれば献血可能です ★抗アレルギー薬(花粉症、鼻炎など。点眼・点鼻薬を含む) ・・・セレスタミンなどステロイド剤は72時間経過を要します ★ビタミン剤・・・服薬製剤は献血可能ですが、注射薬はご相談ください当日に使用していなければ献血できる「くすり」 ★風邪薬 ★咳止め ★鎮痛剤 ★睡眠導入剤・抗不安薬 ★バリウムなど検査造影剤 ★吐き気止め・酔い止め ★高尿酸血症治療薬など使用して４日目から献血できる「くすり」・たとえば、月曜日にお薬を飲んだら、木曜日から献血できます ★抗生物質 ★抗ウイルス剤 ★気管支拡張・喘息治療薬 ★精神安定剤 ★検査造影注射薬など同じ症状に対する治療薬でも効果が強い薬剤の場合、献血にご協力いただけない場合があります。薬剤名がわかれば事前にお調べいたしますので、血液センターまでご連絡ください。献血に影響のないお薬の使用であっても、症状などにより献血にご協力いただけない場合があります。体調や病歴等について検診・問診を行い、献血していただく方の安全を守る基準の範囲内でご協力いただくことになりますので、ご理解とご了承をお願いいたします。