兄弟二人で、力合わせて農業をー　JAたかさき12月号（第274号） 2015年12月1日発行今回は、正観寺町にお住まいの平井言治さん・大荘さん兄弟を紹介します。平井さん兄弟は、繁殖和牛を常時頭ほど飼育する他、米麦を地域の人々から委託も含め約５耕作しています。以前は酪農もしていましたが、平成年からは繁殖和牛だけに切り替えました。兄の言治さんは、酪農学園大学卒業後に就農して、二十五年のベテラン農家。弟の大荘さんは、昨年一一月に就農したフレッシュなコンビです。大荘さんは、父の孝明さんが体調を崩して農業をするのが困難になったため、建設関連の会社を辞めて就農しました。大荘さんは「就農して一年過ぎたが、牛の世話で出来るのは餌やりくらい。兄に教わることばかり」と謙遜気味に話しますが、言治さんは「弟が就農してくれなければ、規模の縮小を余儀なくされていた。畜産を続けることすらできなかった」と感謝を語りました。言治さんは「畜産はＴＰＰの影響が不安視されている。しっかりとした経営を続けたい。また中川地区には、自分達以外にも専業で頑張る若手農家がいる。連携を図りながら地域の耕作放棄地をなくしたい」と抱負を語ってくれました。若いお二人には、これからの中川地区の農業を牽引するようなご活躍を期待しております。〒370－0018 90 発　行／　20 根菜と豆入りのミネストローネ作り方　❶ニンニクは粗みじん切り。タマネギ、ゴボウ、ニンジンは１～２㎝角、ジャガイモ、セロリ、キャベツは３㎝くらいに切る。 ❷鍋にオリーブ油とニンニクを入れ弱火で炒める。ゴボウを加え甘い香りになるまでゆっくり炒め、タマネギ、ニンジン、ジャガイモを加える。 ❸ 全体に火が通ったらセロリ、キャベツ、水、固形スープのもとを入れ～分、材料が軟らかくなったらトマト水煮缶と塩を加える。 ❹トマトの甘味が出てきたら豆の水煮を加え、５～６分煮てから塩味を調える。メモ　ミネストローネとは具だくさんのスープという意味。体を温めてくれる根菜などの野菜がたっぷり入り、ボリューム満点で消化も良いスープ。ゴボウは甘い香りがしてくるまで、じっくりと炒めるのがコツです。水分が足りなければ途中で水を加えてください。 15 高崎市農業協同組合組合員に寄り添い地域の発展に貢献する 22 （中川支店通信員）発行人／田口　豊　住　所／高崎市新保町1482 編　集／編集委員会　ＴＥＬ／027 （352） 5288㈹正観寺町平井言治さん・大荘さんご兄弟ー 12 料理研究家　波多野充子ニンニク………………………… １片タマネギ……………………… 1/2個ゴボウ…………………………… 50g ニンジン……………………… 1/2本ジャガイモ……………………… ２個セロリ…………………………… １本キャベツ………………………… 200g 白インゲン豆の水煮缶………… 200g トマト水煮缶…………………… １缶水……………………… 2･1/2カップ固形スープのもと……………… １個オリーブ油………………… 大さじ１塩…………………………… 小さじ１新鮮食材で楽しくクッキング４人分材料 ha