2015年7月15日(水) 13:20 - 16:40 鶴甲第一キャンパスN302 ドイツ語圏の公立劇場専属俳優となって12年目の原サ チコが、現在所属しているハンブルク・ドイツ劇場を 例にドイツ公立劇場について語ります。後半は、原の 人生をも大きく変えたアクション芸術家クリストフ・ シュリンゲンジーフのドイツ中を沸かせたアクション の数々について語ります。 「ドイツ演劇はとにかくスケールが大きい。ドイツ人 にとって演劇とは、長い歴史の中で大切にしてきた、 なくてはならない芸術形態のひとつであり、ドイツの 各都市には公立劇場が必ずと言っていいほどある。そ の劇場で行われる舞台作品は古典から前衛まで、あら ゆる市民が観に来るべく多様にプログラムされている。 そして、時には町中が舞台、通行者が出演者になるこ ともある。」 原サチコプロフィール 1964年生まれ。上智大学外国語学部ドイツ語学 科卒。1984年より東京の小劇場にて演劇を始め る。1999年ドイツでクリストフ・シュリンゲン ジーフ作品に参加、それをきっかけ2001年ベル リンへ正式に移住。2004年東洋人として初めて オーストリア国立ブルク劇場の専属俳優となり、 5年間で16本の作品に出演。2009年からハノー ファー州立劇場、2011年からケルン市立劇場、 2013年8月からはハンブルク・ドイツ劇場と、 ドイツ全土においても唯一の日本人の公立劇場 専 属 俳 優 と して 活 躍 中 。 シ ュ リ ン ゲ ン ジ ーフ、 ニコラス・シュテーマン、ルネ・ポレシュなど ドイツ演劇界の鬼才前衛演出家らの多くの作品 に出演。また独自のプログラム「ヒロシマ・サ ロン」を2011年から続けており、その中で自ら ドイツ語に訳した井上ひさし作「少年口伝隊一 九四五」の朗読も行っている。現在名門ハンブ ルク・ドイツ劇場(Deutsches Schauspielhaus Hamburg)に専属俳優として活躍中。 主催:神戸大学外国語第Ⅱ教育部会 共催:神戸大学大学教育推進機構国際コミュニケーションセンター 企画:国際コミュニケーションセンター未修外国語教育企画委員会 問合せ 福岡麻子准教授 [email protected] ハ ン ブ ル ク ・ ド イ ツ 劇 場 と ク リ ス ト フ ・ シ ュ リ ン ゲ ン ジ ー フ を 例 に ド イ ツ 現 代 演 劇 と 社 会 と の 関 わ り と は ?
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