国技・相撲を通じて相手を思いやる気持ちを育む 礼儀を重んじる。地域で

国技・相撲を通じて相手を思いやる気持ちを育む 6/
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礼儀を重んじる。地域で子どもを育てる
国技である相撲を学校行事に採り
入れている有屋小学校。相撲を通じ
て礼儀や相手を思いやる気持ちを育
んでいます。
有屋小学校相撲大会の歴史は 年
以上前に ります。保護者が集まり
手作りの土俵で始まった頃、一学年
の児童数は 人以上いました。今回
は当時小学生だった竜馬っ子力士の
子どもたちの2世力士が多く土俵入
りを果たしています。
﹁は ぁ ∼ ど す こ い、ど す こ い♪﹂
相撲大会が始まった当初から開会式
で相撲甚句を披露する三上鉄雄さん
︵入有屋︶。 歳を超えても自慢の喉
は健在でした。その美声に会場内か
ら大きな拍手が贈られました。
熱戦が繰り広げられたあとの児童
たちは、元の仲のいい仲間に戻りま
した。全児童が先生や保護者、地域
の方々に感謝の気持ちを伝える姿は
立派でした。
手作りの化粧まわしを親に褒めら
れ誇らしげに土俵に上がる低学年児
童の姿が印象的でした。
学校を拠点とする有屋地域の行事
として歴史と伝統を重んじる﹁相撲
大 会﹂の 灯 は 消 え る こ と は な い で
しょう。
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︻取材協力・広報かねやま特派員・小沼明子さん︼
かねやま
2015/8月号
広報
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