国技・相撲を通じて相手を思いやる気持ちを育む 6/ 20 礼儀を重んじる。地域で子どもを育てる 国技である相撲を学校行事に採り 入れている有屋小学校。相撲を通じ て礼儀や相手を思いやる気持ちを育 んでいます。 有屋小学校相撲大会の歴史は 年 以上前に ります。保護者が集まり 手作りの土俵で始まった頃、一学年 の児童数は 人以上いました。今回 は当時小学生だった竜馬っ子力士の 子どもたちの2世力士が多く土俵入 りを果たしています。 ﹁は ぁ ∼ ど す こ い、ど す こ い♪﹂ 相撲大会が始まった当初から開会式 で相撲甚句を披露する三上鉄雄さん ︵入有屋︶。 歳を超えても自慢の喉 は健在でした。その美声に会場内か ら大きな拍手が贈られました。 熱戦が繰り広げられたあとの児童 たちは、元の仲のいい仲間に戻りま した。全児童が先生や保護者、地域 の方々に感謝の気持ちを伝える姿は 立派でした。 手作りの化粧まわしを親に褒めら れ誇らしげに土俵に上がる低学年児 童の姿が印象的でした。 学校を拠点とする有屋地域の行事 として歴史と伝統を重んじる﹁相撲 大 会﹂の 灯 は 消 え る こ と は な い で しょう。 30 ︻取材協力・広報かねやま特派員・小沼明子さん︼ かねやま 2015/8月号 広報 13 10 80
© Copyright 2025 ExpyDoc