Research & Development すべてはお客さまのために。 真の「価値」を追求する研究開発体制。 ジェイテクトは、 より高品質な商品を提供する 「サプライヤーとしての価値」 の探求はもちろん、頼れる 「パートナー ■ 商品の評価・解析体制 としての価値」 をお客さまに感じていただくことをめざしています。 そのため、技術だけでなくあらゆる点において、 ジェイテクトでは、 商品の信頼性はもちろん、 安全性、 快適性を 常にお客さまの期待以上であることを追及し、研究開発に取り組んでいます。国内では大阪、奈良、愛知に研究開発 より高めるための、高度な評価・解析技術を保有し、商品開発 本部を設置するほか、三重県伊賀市に50万㎡規模の多種多様な独自の評価が行えるテストコース 「ジェイテクト にフルに活用する仕組みを構築しています。 伊賀試験場」を2012年に開設し、2014年には「大型軸受技術開発センター」を開設。商品評価をお客さまに お任せするのではなく、お客さまの課題を深く理解し、解決するパートナーとして、徹底した商品の評価・解析を 行うことで、高性能・高品質な商品を作り上げ、 お客さまの期待を超えるモノづくりに取り組んでいます。 自動車部品では、 自動車の走行性能や挙動、 さまざまな条件下 でシミュレーションをして、 より高次元の安全性と快適性、 操作 ドライビングシミュレータ 鉄道用軸受シミュレーション試験機 風力発電用軸受のCAE解析 風力発電機専用試験機 加工精度を測る3次元測定 ダイヤモンド砥石による超精密研削加工の研究 性を実現するための研究・開発・解析体制を構築しています。 軸受では実際の使用環境により近い状態での評価・解析を 行うために 「大形軸受技術解析センター」 を2014年に本格 ■ジェイテクト伊賀試験場 稼動。鉄道車両や、風力発電機、鉄鋼設備といった産業機械 優れた商品を世界中に届けるため、 自社で開発・評価。 工作機械では高精度、 高効率、 高信頼の技術開発はもちろん、 向けの軸受の評価・解析を行っています。 ●世界有数のシステムサプライヤーとしての知見をフル活用して、 自社商品の実車走行評価・解析を実施可能。 複合化、 システム化、 省エネルギー化といった先進技術の研究・ ●世界各地の道路や気候を想定した試験路で、商品の安全性や操作性を徹底的に追究。 開発に取り組み、 加工精度やプログラム ●トータルシステムサプライヤーとして、性能と品質で価値を提供し、 クルマを運転する走る楽しみ・喜びを生み出します。 動作などの評価・解析を行っています。 常にお客様のご要望のその先を考え、 これらを駆使して開発された商品は、 市場からも高い評価を得ています。 大形軸受技術解析センター ■技術力の革新と研鑽 ジェイテクトは、未来の技術革新に向けて、各事業で培ってきた要素技術を研鑽し、技術の進化と知見の蓄積を推進。 さらに 価値の高い商品、 ジェイテクトならではの商品を生み出す基盤づくりを行っています。 研究開発の成果は、 数々の学会での表彰を 受けるなど評価を得ており、 自動車産業をはじめ鉄道、 航空、 医療など様々な分野の更なる発展に貢献しています。 近年の表彰実績 ■ワインディング路 ・平成26年度 全国発明表彰 「発明賞」 ・平成25年度 材料技術研究協会 「論文賞」 ・平成24年度 日本フルードパワーシステム学会「技術開発賞」 多くのカーブと坂道で構成されたコースで、 総合的な車両運動の評価を行います。 ■材料へのこだわりと基礎技術の深耕 ■直線路 1,000mの直線路で車両の直進性を評価するとともに、 ノイズ評価や、電子制御システムのフェール評価も可能です。 ジェイテクトがお届けする商品は、全ての産業を支えるための基盤となるものです。長時間の過酷な使用に耐え、高品質を維持 するためには選りすぐりの材料を高い技能で熟成することが必要です。また小型化・軽量化・高速化・省エネなど求められる ニーズに応えるためには、 トライボロジーやナノ・テク、材料開発、研磨加工、熱処理、電子制御など様々な領域に渡る基礎技術 を深めることが求められます。 ■異音評価路 石畳路やくり石路など、 さまざまな路面 条件を再現し、商品の評価を実施。 ■冠水路 パワートレーン系の商品や、 ステアリングの 気密性の評価試験を主に行います。 未来のモノづくりを見据えた先進の研究・開発体制を整え、材料技術に徹底的にこだわることで、 あらゆる産業の「動かす」 を 支えています。 ■モノづくりの原点は人づくり 高精度商品をつくり出すためには、人の存在が欠かせません。 ジェイテクトでは、技能職の技能向上にいち早く取り込み、 大きな ■ダイナミクスパッド 定常円やスラローム走行など汎用的に行う試験を実施。 広さは東京ドームと同等。 11 成果を残しています。技能スタッフには「黄綬褒章」 「現代の名工」 などの受賞者が多数在籍。 自ら熟練の技を発揮するととも に、後進の育成にも努めています。 12
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