ひのくに新聞107号 - くまもと産業支援財団

第32期第1単位:(日時:2015年5月 14日~15日)
第107号(第32期1号)
平成27年5月18日発行
公益財団法人くまもと産業支援財団
ひのくに道場事務局
編集兼発行責任者
ひのくに道場 道場主
「ひのくに道場」をご活用頂き
有難うございます。
お蔭様で第32期を迎えること
ができました。
これまでに599名の皆さまに
ご参加頂いております。
開講式ならびに第1単位
の内容をご紹介致します。
開講式
道場主催者
総師範挨拶
来賓挨拶
公益財団法人
くまもと産業支援財団
(株)ロンド・アプリ
ウェアサービス
専務理事
守田 眞一
代表取締役社長
中崎 勝 様
講義
第31期受講生代表
平井精密工業株式会社
境田 善行 様
受付直後、ツナギに着替えて緊張の面持ちで開講
式を迎えた皆さんに道場主や総師範、そして第31期
に受講された「ひのくに道場」のOBである境田様から
励ましの言葉をいただきました。
研修中は厳しい環境での講義、夜、ホテルでの合
宿形式の自主研修、ハードな6日間ですが、皆さんは
厳しい環境のなか会社に大きな期待と責任を託され
て道場に参加していることを忘れないでください。
・皆さんの行動で会社のイメージが変わります。
・皆さんの考え方で工場内が変わります。
この延べ6日間の研修を通じ、自分自身に負けず
「ひのくに道場」で成長した姿を講師の先生方そして
会社の上司の方に見せてください。それと、ここで学
んだことを会社の同僚、部下の方に伝えてください。
熱き気持ち持って色々な事にチャレンジしてください。
① 今の時代:2015
~今の時代と現場力~
◆世界経済:穏やかに回復
原油安を背景に世界経済全体は、穏やかに回復基調にある。今後の
注目は、米国経済回復と中国のソフトランディングにかかっている。
・日本経済:穏やかに回復。これからのテーマは、脱デフレ。
・企業:好調。投資が活発化し、国内回帰も始まる。
・雇用:完全雇用状態。これから賃金が上昇し始める。
★長期不況から回復し始めた状態。
◆「ひのくに道場」:::現場力を学び、身に付ける場
・今の時代を認識し、責任感を持ち、自ら行動することを決意し、自ら課題
を見つけ、その課題を自ら解決する力を身に付ける。
・自分のため、会社のため、日本のために「ひのくに道場」で、グローバル
競争で勝ち残る力を身に付けてください。
② ロスの見方、考え方
③ 災害ゼロへのアプローチ
現場の一人ひとりの努力が経営に直結する。
・ムダとは:製品の原価を高める余剰なコスト
ムダは7つある。
・ロスとは:各生産要素におけるインプット(理想)
とアウトプット(現実)の差。
・ものづくりには40のロスが存在し、原価を押し上
げている。⇒収益が悪化し価格競争に敗れる。
④ 原則整備へのアプローチ
災害は不幸せな結果以外何も生み
出さない。 だから、
・自分は絶対に災害を起こさない。
・自分の同僚にも災害を起こさせない。
・自分の部下にも災害を起こさせない。
という気持ちが大切である。
原則整備ー3つのポイント
・設備起因の不良の原因は、原則の
崩れにある。
・原則の崩れは、20個ある。
・原則の崩れは、3つの清掃で復元して
いく。
~「ひのくに道場」は、儲かる企業体質を目指してものづくりに関するヒトの考え方をかえる場です~
「ひのくに道場」では 1.実践を通じて現場改善力を学習します。
2.実践を通じて現場管理力を習得します。
3.現場意識・原価意識を育成します。