胴づくり 胴づくり 行うべきこと(教本第一巻) ・項、脊柱をまっすぐ伸ばす ・総体の重心を腰の中央に置く ・心気を丹田に収める ・首筋を伸ばす →「腰を入れる」と意識する→背中周りの筋肉が緊張する →「丹田に力入れる」と意識する→下半身が緊張する ↓ 腰をむやみに動かすと首の関節が湾曲しやすい 腰やおなかといった体の真ん中を動かそうと意識 せず、首筋という上半身の上部を伸ばす ・首筋を伸ばす 一般に顎(あご)から上がおろそかになりやすいが、これに十分注意して 少し意識的に頸椎(けいつい)をまっすぐに立てるようにすれば、 脊柱も伸びるのである~二巻、宇野範士~ 足指、足首、膝関節、股関節を自然の形に正しくつなぎ合わせ、その上に腰骨 が座り、脊柱関節が首を通って頭まで真っ直ぐに通っているようにする・・・・ 頭上は天に向かって無限に伸び・・・~二巻、千葉範士~ 足は最初から特に力は入れないが、うなじを伸ばすと両肩は落ちて開き、 ヒカガミを伸ばす~二巻、神永範士~ 総体の重心(上半身の重心) →丹田を意識する ・下っ腹を固くしたり、自分から力を入れたりしない 下っ腹に力を入れると、おなかだけでなく、下半身、肩といっ た他の部位も緊張するから 下腹、臍下丹田に力を込めるというが、これはことさらに力を入れるのではなく、 自然とどっしりそうなるように、下半身や下腹部の力が抜けないように上半身だ けで射を行わないように無駄力を使わぬようにすることが大切である ~二巻、高木範士~ 下腹を故意に固くせず、またへこましたりしない。肩根を下げ、首は上に伸び、 腕と脚に故意に力を入れず、筋肉は全体にやわらかにして ~第二巻、千葉範士~ 腹に力を入れるということは腹を膨らますのではなくまたいきむということでは ない。~三巻、鈴木伊範士~ 臍下丹田に心気力を貯えて凝らず~三巻、高塚範士~ 脊柱を伸ばし、心気をへそ下に収めて柔らかくゆったりとしたる姿で ~三巻、富田範士~ 胴づくりでの姿勢 ↓ わからぬ場合は肩を落として おなかを楽に膨らます(ひさこ腹) 肩を落とす ↓ 胸周りの筋肉も落ちる ↓ 上半身の重みが腰周りにしっかり乗る ↓ 腹が据わった人 ・肩を落とし、胸を楽にする 胸周りをやわらかにするために胸を落とすということは、同時に肩を落とすこと に重大な関係を持つからである。すなわち胸を落とせば肩も自然に落ちるの である~三巻、鈴木伊範士~ 胸周りを落とし軽き猫背をなすことを認め、へそより3センチのところに腹をた くね両足に力を入れず、膝の関節は柔らかく上部の動揺はこの関節を調節し 得るほどにし、へそを上向きにした姿勢~三巻、祝部範士~ 腰骨の前側面をちょっと上に向けるようにして肛門を閉じ、股の付根を張る ~二巻、神永範士~ ・胴づくりのおさえる内容 「袴腰の準」 上半身の無用な力を抜いて、項を伸ばして肩を落とす →足裏の重心を土踏まずやや前方にする →後ろの腰板がぴたっとつくようになる 引用 腹部を僅かにわずかに前方に屈し、腰を引いて袴の腰板(帯をする辺) がぴったり腰につくようにする。これを古来「袴板の準」と言っている ~二巻、浦上範士~ 腰板は帯の結び目の上辺に来るから、自然に後背にぴったりつくように なる~神永範士~ 気息 軽く息を吸って、下っ腹に入ることを確認する。 息を意識するべきなのかしないべきなのか? →経験によって差が出てくる 引用) 「打ち起こし」をし、三分の二で息を詰めちょっと下っ腹に力を 入れる。~二巻、浦上範士~ できるだけ深い呼吸を2、3回行えば、力が自然と下腹に充実 し、結果として下腹が堅くなる。~二巻、千葉範士~ 気息を臍下丹田に納め、従容として無我の境地に入るの心 構えでなければならぬ~三巻、松井範士~ 三重十文字 ・肩、腰、足裏が縦に一直線にそろう →首を伸ばし、肩を落とす(肩の線をそろえる) →ほんの少し体全体を前傾させる 引用 頭部、上体、下体の各重心線が一直線に足関節に落ちる姿勢(正常姿勢) に修正を加えるのであって、全身の背面の筋肉がほんの少し引っ張られる 程度に全身を曲げないでそのまま前方に傾かせるのである。 ~二巻、高木範士~ その他、胴づくりで用いられる用語 ・日身月、大日の規矩 ・五胴 注意 • 一通り原文を読んでみましょう。 ↓ ・理由は今回引用した部分がすべてではないから ↓ • ところが、なにもわからない状態で読むと、 どこがポイントかすらがわからない ↓ • 結果なんとなくぼっと眺めているだけで、ぶんしょうだけが頭に残って終わってしま う ↓ • もしも、教本の内容を射に活かしたいと思うのであれば、書いている内容 • をゼロの状態からある程度わかるように最初はしてみよう ↓ • そのために、最初はポイントから読みすすめてみる。 これを見てすべてわかったと思うことは危険。 胴づくり 胴づくり 行うべきこと(教本第一巻) ・項、脊柱をまっすぐ伸ばす ・総体の重心を腰の中央に置く ・心気を丹田に収める ・首筋を伸ばす →「腰を入れる」と意識する→背中周りの筋肉が緊張する →「丹田に力入れる」と意識する→下半身が緊張する ↓ 腰をむやみに動かすと首の関節が湾曲しやすい 腰やおなかといった体の真ん中を動かそうと意識 せず、首筋という上半身の上部を伸ばす ・首筋を伸ばす 一般に顎(あご)から上がおろそかになりやすいが、これに十分注意して 少し意識的に頸椎(けいつい)をまっすぐに立てるようにすれば、 脊柱も伸びるのである~二巻、宇野範士~ 足指、足首、膝関節、股関節を自然の形に正しくつなぎ合わせ、その上に腰骨 が座り、脊柱関節が首を通って頭まで真っ直ぐに通っているようにする・・・・ 頭上は天に向かって無限に伸び・・・~二巻、千葉範士~ 足は最初から特に力は入れないが、うなじを伸ばすと両肩は落ちて開き、 ヒカガミを伸ばす~二巻、神永範士~ 総体の重心(上半身の重心) →丹田を意識する ・下っ腹を固くしたり、自分から力を入れたりしない 下っ腹に力を入れると、おなかだけでなく、下半身、肩といっ た他の部位も緊張するから 下腹、臍下丹田に力を込めるというが、これはことさらに力を入れるのではなく、 自然とどっしりそうなるように、下半身や下腹部の力が抜けないように上半身だ けで射を行わないように無駄力を使わぬようにすることが大切である ~二巻、高木範士~ 下腹を故意に固くせず、またへこましたりしない。肩根を下げ、首は上に伸び、 腕と脚に故意に力を入れず、筋肉は全体にやわらかにして ~第二巻、千葉範士~ 腹に力を入れるということは腹を膨らますのではなくまたいきむということでは ない。~三巻、鈴木伊範士~ 臍下丹田に心気力を貯えて凝らず~三巻、高塚範士~ 脊柱を伸ばし、心気をへそ下に収めて柔らかくゆったりとしたる姿で ~三巻、富田範士~ 胴づくりでの姿勢 ↓ わからぬ場合は肩を落として おなかを楽に膨らます(ひさこ腹) 肩を落とす ↓ 胸周りの筋肉も落ちる ↓ 上半身の重みが腰周りにしっかり乗る ↓ 腹が据わった人 ・肩を落とし、胸を楽にする 胸周りをやわらかにするために胸を落とすということは、同時に肩を落とすこと に重大な関係を持つからである。すなわち胸を落とせば肩も自然に落ちるの である~三巻、鈴木伊範士~ 胸周りを落とし軽き猫背をなすことを認め、へそより3センチのところに腹をた くね両足に力を入れず、膝の関節は柔らかく上部の動揺はこの関節を調節し 得るほどにし、へそを上向きにした姿勢~三巻、祝部範士~ 腰骨の前側面をちょっと上に向けるようにして肛門を閉じ、股の付根を張る ~二巻、神永範士~ ・肩を落とし、胸を楽にする 胸周りをやわらかにするために胸を落とすということは、同時に肩を落とすこと に重大な関係を持つからである。すなわち胸を落とせば肩も自然に落ちるの である~三巻、鈴木伊範士~ 胸周りを落とし軽き猫背をなすことを認め、へそより3センチのところに腹をた くね両足に力を入れず、膝の関節は柔らかく上部の動揺はこの関節を調節し 得るほどにし、へそを上向きにした姿勢~三巻、祝部範士~ 腰骨の前側面をちょっと上に向けるようにして肛門を閉じ、股の付根を張る ~二巻、神永範士~
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