スポーツイベント 中継に最適な音声中継車

メインコンソールのヤマハ QL5(32 フェーダ)とサブコンソールの QL1(16 フェーダ)
、LCR スピーカは、GENELEC。
千代田ビデオ:ライブ・コンサート、スポーツイベント
中継に最適な音声中継車
㈱千代田ビデオ(東京都・千代田区 代
表取締役社長 市川純雄)は、9 月 1 日 新
らたに 4K 対応中継車の内覧会を開催した。
音声中継車の主な特長は、デジタルコン
ソール3台常載(メイン・サブ・バックアッ
プ)
。 ア ナ ロ グ イ ン プ ッ ト 64ch/(AES
インプット 32ch 可能)/ アナログアウト
プット 26ch/AES アウトプット 4ch/(別
途 AES アウトプット 32ch 可能)/ 更に
64 フェーダー装備にて快適な操作性とパ
フォーマンスを実現可能とする。
最 新 の Pro Tools HD に て 安 定 し た
64ch マルチ録音、5.1 サラウンド音声制
作などオールラウンドな番組、また中継現
場に対応した音声中継車。
デジタルミキサーを核としたデジタル
音声中継車の外観はグリーン
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オーディオネットワーク(Dante)の採用
により 1 本の LAN ケーブルで 64ch の伝
VE ラック
マルチビューワーは前後に可動する
車両後方には VE ラックを挟んで VE は 5 式× 5 式が並ぶ
車両最後方側面に位置する発電機
整然と配線されたケーブル
お話を伺った映像部、橋本英司氏(右)と坂元香穂氏
4K 運用も可能なシステムを構築した。車
両側面は、制作室と VE 室までの拡幅を実
現し VE 最大 10 人のオペレートができる。
マルチピュアー MV-4200 は、出力 4K
解像度を実現し、モニターは前後に状況に
応じて可動できる。
納車 1 ヶ月になるが、既にミスターチ
ルドレンなどコンサート 3 つを収録したと
語った。
拡幅時の VE 室への出入り用ステップ
システムラックは 4 式
■主な機器
スイッチャ:朋栄 HVS-2000(3G/HD/SD 40 入力 /32 ボタンパネル)
制作室モニター:東芝 49J10X × 6
ルーター:朋栄 MFR-8000 3G-SDI 240 x 256、MFR-5000 3G-SDI 128 x 128
ユーザーガンマ対応カメラ:ソニー HDC-1100 × 2、HDC-1600 × 11、HDC-1500
4K カメラシステム:ソニー PMW-F55 + CA4000 × 3
ビルトアップユニット:ソニー HDLA-1505 × 3
レンズ:FUJINON XA101x8.9 × 3、XA88x8.8 × 2
CANON HJ40x10 × 2、HJ22x7.6 × 10、HJ14x4.3 × 2、HJ11x4.7 × 5
4K シネレンズ(サーボ内蔵)
:FUJINON ZK12x25、ZK4.7x19、ZK2.5x14、CN7x17
CCU(最大 20 式搭載可能)
:ソニー HDCU-1000 × 4、HDCU-2500 × 8、HDCU-1500
× 8、BPU-4000 × 3(カメラ・レンズ・三脚・CCU は、現行中継車と併用)
FS:朋栄 FA-505 × 2、FA-1010 × 2
4K マルチビューワ:朋栄 MV-4200 × 5
VE モニター:東芝 43J10X、ソニー PVM-A170 × 8、LMD-941 × 8、リーダー電子:
LV 7770、LV 5333 × 2
インカム:Clear-Com Eclipse HX-Delta64
オーディオルーター:PESA DRS Analog(72x 72)
、AES(36 x 36)
車両シャーシ / 架装:いすゞ 全長:10.68m、全幅:2.495m/ 拡幅時:3.495m、全高:3.6m、
総重量:18.570t
発電機:オーナン 10KVA
URL www.imagedevice.co.jp/
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