知識を行動に変えるための8つのポイント

8章
行動を起こすためのガイドライン
B班 晒名・宮川・高松・松岡
2014.11/26
知識を行動に変えるための8つのポイント
①大事なのは哲学である
生産システムの本質を理解できない
ある特定の企業を真似る会社が無い
本の閲覧や現地訪問から学習できない
なぜか?
行動やテクニックばかり聞きたがり、
行動の裏にある哲学まで踏み込まない
• サターン、トヨタ、AES、ホンダetc…
基本的考え方
企業哲学や経営方針
• AES
4つの価値観(楽しいこと、公平、誠意、社会的な責任)
①人は創造的で、考える個人であり、学習能力がある
②人には責任能力があり、信頼できる
③人は過ちを犯すものである
④人は社会に積極的に貢献したいし、挑戦を挑む
⑤人は数字や機械ではなく、ユニークな個性を持つ個人として、
尊敬されるべきものである
学ぶことも順応することも、遠隔地の人々とも
コミュニケーションをはかり、基本的な経営理念を守って
行動することができる 高い業績に繋がる
②行動することや教えることで知識は身に付く
• ホンダ
従業員が現場で現物を見ることを重視
見て、触れて、直接関わることが、学習に不可欠
近くに行って実物を見ること、教える経験から
学ぶこと、実行したり教えたりすることで
知識が身に付くこと 費用対効果が低い
しかし
行動を通じて知識を身に付ける方が知識は
深くなる 知識と行動のギャップも少なくなる
③すばらしい計画やコンセプトより、行動がまさる
• 構え銃、撃て、狙え
– トム・ピーターズ、ロバート・ウォータマン
• 行動第一主義
– コンチネンタル航空
• 世界銀行の改革の失敗
– マネジメントの方法を分析し、提案し、書き直すことを繰り返し、実
行への関心は盛り上がらなかった
④行動をすれば間違いも起こる―企業はこれにどう
対応するか
• 学習とは「試してみること」の延長である
– ウォレン・ベニス、バート・ナナス
• 過ちはかまわない。みんな人間だからね。
– AESの価値観や信念にある、寛容に受け入れる文化
⑤恐怖心はギャップを広げる
―まず、恐怖心を追放しよう
• 会社は『失敗したらどうなるか』という考え方ではなく、
『どこまで許すか?』という考え方が必要
• 人間第一主義や恐怖心の追放が実行できるのは、
順風満帆のときに限らない
– ダウンサイジングなどに際しても、従業員の尊厳や福利
厚生を大切にすることはできる
• 知識を実行している企業には、恐怖心ではなく、尊
敬の念や愛情を大事にするリーダーがいる
– 気軽に従業員に話しかける、ステータスを表す印や階層
を誇示するシンボルを廃止するなどしている
6.似ている言葉に気を付けよう
「協力」とは…?
×個人の幸福より、全体やお互いの幸福を求める共同体
○ともに努力した結果であり、目標を共有すること
・ブリティッシュ・ペトロリアム(BP)
部門同士でお互いに学ぶ意識を強める。
・メンズ・ウェアハウス
「仲間が成功して初めて自分も成功する」という考え方
→社内の協力関係で成長!
社内の競争≠市場の競争
7.何が大切なのか
○評価項目を絞る!
評価の焦点がぼやける、何を重視するか分かりずらい
例)サウスウエスト航空、SASインスティテュートなど
○組織は過去を評価したがる
どれだけ売れたか > なぜそうなったか
結果
>
プロセス
大事なのはこっち
○知識の実践を評価
8.問題はリーダーの行動だ
○成功している企業の共通点
「知識を生み出し、伝え、それに基づいて
行動することを高く評価する」文化
○会社のリーダーの重要事項
知識と行動にギャップがあった際に埋める方法を考える
(戦略などを考えるのは二の次!)
まとめ
“分かっただけでは解決にならない”
原因
行動
ギャップの原因になっていることを明確化
経験をし、そこで得たことを周囲に伝える