第141号 - Sawara.org by福岡市早良区医師会

巻 頭 言
会 長 北 口 安 芳 6年前に区医師会長就任時に掲げた言葉が「医政なくして医療な
し」でありました。日本医師会副会長の竹島康弘先生、県医師会長
の横倉義武先生、市医師会長の宮﨑良春先生が医師会をより良い方
向に変えていくと信じ、早良区医師会会員のために頑張ってついて
行こうと考えたのを覚えております。医師会の役員になればわかる
ことですが、患者さんのための医療、我々の目指す医療の実現のためには政治の力が不
可欠であります。そのために西島英利先生、武見敬三先生を国政に送り出し、政権与党
である自民党議員に何度も説明し、財務省、厚生労働省の役人による間違った指導・小
泉政権の医療費抑制策に立ち向かう姿勢を常に見てまいりました。しかし日本という国
が社会保障費に割く金額は限られており、医療の崩壊につながりました。ほどなく国民
の期待が実現し政権交代がなりました。しかし与党となった民主党には政権担当の能力
はありませんでした。野党になった自民党も自滅状態であります。そんな矢先に起こっ
た東日本大震災で、皮肉にも民主党政権の延命がなっております。日本にとって何と不
幸なことかと思います。
震災から一年が経ちましたが復興には程遠く、日本という国が復活する日はいつにな
るのか?消費税増税を政争の具にした野田政権に、日本の復興を期待するにはあまりに
おそまつではあります。我々の医療には待ったがありません。早く国益を優先して復活
を目指す、まともな政権・強い政権ができるのを期待しております。
日本医師会も4月1日に会長選挙が行われます。こんな時に身内同士で争う必要があ
るのか、と思われる先生方も多いと思いますが、福岡から日本医師会会長が初めて出る
ことになります。横倉義武先生のトップとしての指導力に期待をしたいのですが、選挙
ばかりは蓋を開けてみなければわかりません。皆様方には横倉義武選対本部に多額の支
援金をいただき感謝申し上げます。是非正夢となりますようにと毎日思っております。
この6年間、巻頭言では同じようなことを、同じような愚痴を書いた気がします。区
の医師会は法人格もなく、親睦を優先すべきではありますが、それでも自分たちの守る
べき家族、患者さん、医師の裁量権・権利などのためには団結して立ち上がるべきと考
えます。
今後とも医師会への関心を深めていただき、医師会行事への参加、医師会へのご協力
をお願い申し上げます。
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