“オール沖縄”、翁長知事と連帯し、 安倍政権の暴挙を糾弾

“オール沖縄”、翁長知事と連帯し、
安倍政権の暴挙を糾弾、辺野古新基地建設計画の撤回を求めよう
2015年1月16日
全国革新懇代表世話人会
沖縄革新懇代表世話人会
国民のみなさん。
革新懇と賛同団体のみなさん。
昨年の沖縄県知事選挙で翁長雄志知事が圧勝し、総選挙では“オール沖縄”候補が全
4小選挙区で自民党候補を打ち破って完勝し、辺野古新基地建設反対の沖縄県民の総意
を明確に示しました。それは、沖縄戦の悲劇を体験し、戦後もいっかんして長い間押し
つけられた米軍基地の重圧に苦しんできた沖縄の人びとの心からの叫びでした。
ところが安倍政権は、この明確な意思がしめされたにもかかわらず、「辺野古新基地
建設を推進する」と、あくまで辺野古新基地建設を強行しようとしています。そればか
りか翁長知事との面会さえ拒否するという異常な態度に出ています。
まさに恥ずべき行為です。違った意見に聞く耳を持たず、県民の代表である知事にす
ら会おうとしない態度は、総理大臣たる資格があるのかどうか、を根底から問う問題で
す。
さらに重大なことは、新基地建設のための辺野古埋め立て作業の早期再開を強行しよ
うとしていることです。米軍キャンプシュワブ前での座り込みなど県民の新たな怒りと
たたかいが噴き上がっています。
「沖縄いじめ」―こんなことを許していては、日本に民主主義があるのかが、問われ
ます。ここには、民意を切り捨て、憲法を破壊する安倍暴走政治が象徴的に示されてい
ます。この暴挙に抗議し、沖縄県民と連帯し、安倍政権に新基地建設計画の撤回を求め
ることは、日本国民の良心の発露であり、平和と民主主義を守るわたしたち自身の責務
ではないでしょうか。
みなさんに心からよびかけます。沖縄と全国各地で、ただちに声をあげましょう。数
万、数十万、百万の声をこだまさせましょう。
1、全国津々浦々で、緊急抗議行動をはじめ沖縄県民のたたかいに連帯するつどいな
ど多彩な連帯・支援の行動をくりひろげましょう。辺野古新基地建設に反対する現地の
抗議行動を支援しましょう。支援募金に取り組みましょう。
2、安倍首相にハガキ、手紙、FAX で怒りを込めて抗議し、辺野古新基地計画の撤
回を要求しましょう。翁長知事にハガキ、手紙、FAX、メール、ツイッターで、とも
にたたかう気持ちを伝え、激励しましょう。
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全国革新懇代表世話人
鰺坂
真
関西大学名誉教授
池田香代子 翻訳家
石川 康宏
神戸女学院大学教授
伊東 達也
原発問題住民運動全国連絡センター筆頭代表委員
大原 穣子
方言指導
小田川義和 全国労働組合総連合議長
笠井貴美代 新日本婦人の会会長
川﨑美榮子 大阪保険医協会副理事長
国分
稔
全国商工団体連合会会長
小林
武
沖縄大学客員教授
志位 和夫
日本共産党委員長・衆院議員
白石 淳一
農民運動全国連合会会長
杉井 静子
弁護士
関本 立美
弁護士・元山梨県弁護士会会長
田中
悠
日本民主青年同盟委員長
藤末
衛
全日本民主医療機関連合会会長
牧野 富夫
日本大学名誉教授
松井 繁明
元自由法曹団団長・弁護士
三上
教育家
満
宮城 泰年
日本宗教者平和協議会代表委員
谷内口浩二 元京都総評事務局長
矢野 裕
元狛江市長
山下 芳生
日本共産党書記局長・参院議員
沖縄革新懇代表世話人
赤嶺 政賢
日本共産党沖縄県委員長・衆院議員
新垣 繁信
沖縄県統一連代表幹事
仲山 忠克
弁護士
宮城 達
前沖教組那覇支部委員長
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