第1号 2015年4月20日発行 (PDF:1600KB)

2015年度 第1号
発行日 4月20日
GE通信(明法グローバル エンデバーズ)
明法中学・高等学校
2014年にスタートした新
しいグローバル教育「明法
GE」の魅力ある教育内容
GE
をお伝えします。
毎月20日
発刊予定
バックナンバーは本校HPで
ご覧になれます
2年目のスタート
目次:
17名の新入生を迎えてGEの2年目がスタートしました。新しいGE講義室が本校舎2階に設置され、
水曜日の4限~7限は2学年のGE講座が平行して行われます。1学期のディベート授業では学年対抗の試
合も計画され、挑戦する1年生と先輩の威信を守りたい2年生の緊張感ある対決も楽しみです。
新2年生(1期生)は昨年度、ロボカップジュニアの日本大会進出という快挙を成し遂げ、1年間で大き
くステップアップしました。今年度もGE講座で多分野にわたる更に高度な課題に取り組み、外部のコン
テストにも挑戦します。
昨年度最後のGE講座で「振り返りシート」を作成しました。内容には次のようなものがありました。
○この1
○この1年で出来るようになったこと。
人前で恥ずかしがらずに話せるようになった。自分の意見を人に伝えられるようになった。7分もかかる落
語を最後まで通すことができた。変数やプログラミングの基礎が理解出来た。チームワークを大切に思え
るようになった。みんなの声や思いを聞けるようになった。数値の大切さや時間の大切さが分かった。
○22歳(あと
22歳(あと9
歳(あと9年!)までに出来るようになっていたいこと。
海洋学者になりたい。今までなかった製品を作りたい。C言語をマスターしたい。英語で普通に話した
い。IT企業に入りたい。経済学の論文を書きたい。
このシートからGEで身につけさせたい力である論理的思考力、プレゼンテーション能力、コミュニ
ケーション能力等の定着がうかがわれます。また、22歳の自分を考えさせるという観点からも、北原CE
Dをはじめとする我々スタッフに1年間の教育活動の確かな手応えを与えると同時に、GEのコンセプト結
実への方向性を確認することが出来ました。
GEで行う先進的なグローバル教育の実践で得られたものは、本校の発展に寄与する貴重な財産になり
ます。今後も明法中学・高等学校及び明法GEにご期待ください。
北原 達正
CED(最高教育責任者)
Chief Educational Director
明法GEより
1
CEDより
1
ロボカップジュニア
2
GE講座(中1)(中2)
3
先生の紹介
4
体育祭のご案内
4
GEもいよいよ2年目がスタートです。桜の花に歓迎されながら、新入生17名がGEにご入学されまし
た。おめでとうございます!これから6年にわたる生活の中で、どのような成長を見せてくれるのか、本当
に楽しみです。早速、オリエンテーション合宿が蓼科高原にて行われました。コンピューターの使い方、セ
キュリティ講座、そしてロボット講座。みんな真剣にそして楽しそうに取り組んでくれました。しかし、そ
の中にあるルールを守ることの大切さ、自分で動かなければ何も変わらないこと、相手の目を見て返事をし
なければ無視されることなど、世界に出ていくためには不可欠なマナーを教えました。次のGE講座でどれ
だけの生徒が実践してくれるか楽しみです。一回言われただけでは、普通は変わるものではありません。だ
からこそ、どれくらいの高い意識を持っているかを測るバロメーターとなります。GE講座はすべてが評価
の対象となります。それに気がつくのはいつでしょうか。たいていは痛い目にあって初めて気が付きます。
先輩たちも、何回も悔し涙を流しながら強くなっていったことを、ぜひ知っておいてほしいと思っていま
す。6年後に国立難関校に入学するには、何よりも「絶対にこの大学に受かる。それ以外の大学はない。
」
と思える強いモチベーションが必要なのです。
さて、2年生の皆さんは、無事進級されました。おめでとうございます!3学期最後のGE講座の落語
は、たいへん見ごたえがありました。新入生の時は人前で話もできなかった生徒が、見事に最高点をとるな
ど成長をみせてくれました。ロボカップジュニアでは、初出場にもかかわらず、1チームが予選リーグを突
破し、決勝トーナメントすなわち全国ベスト16入りという快挙を成し遂げてくれました。決勝トーナメン
トでは1回戦で敗れましたが、そのチームが準優勝し世界大会にコマを進めたのですから、いわば日本で
トップクラスのチームと戦う経験ができました。彼らは1年のGE講座を振り返って、「この学校に来て本当
に良かった」など、嬉しいコメントをたくさん書いていました。具体的に大学名をあげる生徒も複数いまし
た。多くの経験を得たGE一期生が、今年さらなる飛躍をしてくれることを楽しみにしています。
*GE保護者向けのご挨拶です。
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ロボカップジュニア日本大会 報告
○3/26木
日本大会出場組3チーム6名、集合時刻15分前に東京駅集合、大阪へ向け出発した。午後2時、予定通り大会会場の尼崎ベイコム総合体
育館に到着(本大会と並行して行われるチャレンジリーグ<注参照>参加組3チーム名も午後3時に到着)。この日は、ロボットの準備と
調整が行われた。
○3/27金
本大会開催。10106DSチームは予選リーグで優勝し、翌日の決勝トーナメントに進出(全国ベスト16)。他チームは残念ながら予選
リーグ止まりで、翌日の交流戦<注参照>に出場。一方、チャレンジリーグでは、CSLLMチームが見事全勝で優勝。
<注>・交流戦 ---- 日本大会の本選で決勝トーナメントに進めなかったチームが参加するリーグ戦。
・チャレンジリーグ----ブロック大会出場者の内、本選に出場できなかった選手を対象としたリーグ戦。全国で24チームが出場。エント
リーしても出場できるとは限らない。
○3/28土
10106DSチームは決勝トーナメント初戦敗退。相手チームは女子中学生2人組で、経験年数4年のベテラン。本大会準優勝で世界大会
に出場権を獲得。
前日の予選リーグ敗退チームは、交流戦に参加し、他チームとの試合を行った。
<良かった点>
決勝トーナメントに進出したこと。
チャレンジリーグで優勝したこと。
明法チームを互いに応援・サポートできていたこと。
交流戦でもロボットの調整を妥協せずにできていたこと。
日本のトップ、世界のトップジュニアの試合が見られたこと。(マカオチームなど)
試合後の挨拶ができていたこと。
<改善点>
センサーが壊れたことを、「勝てない」理由にした発言があった点。
交流会の場で、他の競技者と積極的に対話できなかった点。
後半、遅刻したケースがあったこと。
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2015年度 第1号
GE講座(中2) 4月15日
15日
オリエンテーション・研究①
最初の授業にあたり1年間使用した生徒用PC内の動画など容量の大きなファイルを削除。
また、デスクトップにある不要なファイルの整理など、PCのクリーンアップをしました。
3限
4限
5限
6限
今年度GE講座の予定について
今年度の主な内容は、日本学生科学賞出品に向けた研究、フィールドワークで訪れる
隠岐の島について、ディベート、解剖(医学講座)、 ロボット、ギターなど。
次にロボカップジュニア日本大会の振り返りをしました。
柴藤先生の講評 結果としては良かった(決勝に進出・チャレンジリーグ優勝)
予選では出来なかったが本戦ではしっかり挨拶ができていた。
反省点 時間に対する意識が足りない(常に次に何をするかを考える)
移動する電車の中、公共施設などで少々うるさい場面があった。周りを考える。
大会ではチーム単位で行動する。会場で学校の友人と群れない。
Google Driveの振り返りシートをダウンロードして、各自反省を書き込む
終了後ファイル名を変えてアップロード。
プレゼンテーション(振り返りシートの発表)
25分間でプレゼンの準備をして、1分間プレゼンをしました。一人ひとりのプレゼン
について柴藤先生より講評。
「姿勢がふらつくと自信が無さそうに見える」「話すポイントをまとめる」「プレゼンの
相手に視線を感じさせる」「時間配分に注意」「話は具体性が大切」「与えられた時間
は最大限に使う」「シンプルにまとめる」など。
最後に自分以外の一番良かったプレゼンに一票を投票しました。
研究について(テーマはペットボトルロケット)
円陣をくみ、柴藤先生より研究の進め方について説明。まず3人のグループを4つ作
ります。各グループでキャプテンを決めて、具体的な研究について話し合った後、グ
ループの代表が発表しました。内容は目的について、手法について(ポンピング回
数・水の量・羽根の数と形・発射角度)など。途中、先生より追求されると困ってし
まう場面もありましたが、このような発表にもずいぶん慣れてきたようです。
日本学生科学賞は、戦後日本の復興期に科学教育の振興を願い、未来の優秀な科学者を生み出すため「国際地球観測年」の1957(昭和32)年に創設さ
れました。理科教育に基づく中学・高校生の公募コンクールとしては、国内で最も伝統と権威のあるものです。
*読売新聞サイトより
GE講座 4月22
4月22日
22日
北原先生(調べ学習)
ネット検索の実習
(中1) 調べ学習
GE講義室で行われる最初の講座でした。
最初はネット検索について。ブラウザーの検索
バーにどのようなキーワードを入力したらよい
か。例えば「酸性雨について」調べる場合「酸
性雨」で検索すると膨大なページがヒットしま
す。複数のキーワードの間にスペースを入れる
こと。そして信頼性の高いサイトを選ぶことが
重要です。
テーマは「中学生は携帯電話を持つべきか」
でした。ネット検索を元に自分の主張をPower
Pointにまとめさせました。
時間の関係で1名のみ発表。全てが初めて
で、かなり難しかったと思いますが、見事にプ
レゼンしていました(自分で作成したPower
Pointに本人が読めない字がありました
が・・・・、)。この日の最後は國藤先生による
メールの送信についてでした。
平行して行われている中2は先週の続きの
「研究②」でした。ペットボトルロケットの実
験方法について、グループ順に発表 → 講評
→ 議論を2サイクル行い、内容の質の向上を
図りました。
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國藤先生(メールについて))
初めてのプレゼン
先生の紹介
今年度より中1のGE講座をお手伝いします國藤久司と申します。GEのコンセプト
である「22才、世界が必要とする人材となる」をコーチという立場から皆さんをサ
ポートしていこうと考えています。中1のオリエン合宿でも申し上げましたが、
COACH(コーチ)は馬車という意味で、生徒個々人の目指しているものを明確にし、
それを達成するための方法を生徒一人ひとりが自らの意志で考え、行動できるように
導くという役割です。皆さんの夢の実現に全力で支援していきます。
國藤
久司
CED特別補佐(中1担当)
学校説明会
伝統ある男子校の行事「体育祭」当日に学校説明会を開催いたします。明法中学校・明法GE
伝統ある男子校の行事「体育祭」当日に学校説明会を開催いたします。明法中学校・明法GEの教育について
GEの教育について
ご説明いたします。
5月16日(土)
16日(土)
10:00~
10:00~11:30
(受付開始 9:30)
本校のホームページよりご予約
いただけます。
MEIHO Global Endeavors
〒189-0024
東京都東村山市富士見町2-4-12
明法中学・高等学校
TEL:042(393)5611
FAX:042(391)7129
http://www.meiho-ge.ed.jp
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