№11 鎌倉の『万葉集』と『源氏物語』 カリキュラム

№11
鎌倉の『万葉集』と『源氏物語』
カリキュラム
お
だ
ゆ
り
こ
講師 : 織田 百合子
第4木曜日 14:00~16:00
回
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5
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月
日
講
座
内
容
10月22日
鎌倉の『万葉集』と『源氏物語』(1)
鎌倉に源氏物語をもたらした源光行は平家に仕える武士でした。平家が滅亡
した後、京都と鎌倉をつなぐパイプ役として鎌倉に下向し、鎌倉幕府に出仕し
ます。第一回は平家が滅亡するまでの源氏物語の歴史。
11月26日
鎌倉の『万葉集』と『源氏物語』(2)
源光行が仕えた頼朝・頼家・実朝の源家三代将軍の歴史を源氏物語を中
心とする文化史の観点で見ていきます。
12月24日
鎌倉の『万葉集』と『源氏物語』(3)
源光行の子息の親行が、光行の源氏物語の業績を継ぎ、第六代将軍宗尊
親王の時代に「河内本源氏物語」を完成します。ここに鎌倉の万葉学者仙覚
が関わってきます。
1月28日
鎌倉の『十六夜日記』
亡き夫為家の遺産相続の訴訟問題で鎌倉に下向した阿仏尼の紀行文が十
六夜日記です。阿仏尼の訴えは生前には成就せず、子息の冷泉為相の代に
なって勝訴します。そこまでの歴史をたどります。
2月25日
鎌倉の『とはずがたり』
昭和15年に発見され衝撃的な内容で話題となった二条の日記、とはずがた
り。後深草天皇の寵愛を受けながらも妃の嫉妬で宮廷を追い出された二条は
女西行となり、鎌倉に来て、鎌倉の人々と交流します。
3月24日
鎌倉の『徒然草』
徒然草に六浦の海や時頼・松下禅尼が登場し、兼好が鎌倉と関係あったこと
は従来から知られています。それらに加味して徒然草の研究の歴史から、兼
好の源氏物語趣味を読み解きます。