モノとサービスはどこが違うのか(1)

①無形財の分類
・サービス
・情報
・有形財利用権
・情報利用権
②サービス商品の構造
・中核は何か?
・財の組合せ
・代替性の問題
サービスマーケティング論
②サービス商品の構造
・中核は何か?
・財の組合せ
・代替性の問題
モノとサービスはどこが違うのか(1)
無形財の分類
③製造企業にとってのサービス
サービス業の場合
・無形財が中核
・品質の事後確定
・品質の安定性の確保
無形財の分類
①狭義のサービス
製造業の場合
・有形財が中核
・品質の事前確定
・サービスによる顧客対応
無形財の分類
②情報
• 人間の労働の結果として得られるもの
• 対価は、そのサービスを提供する人間ではな
く、提供されるサービスの量と質に対して支
払われる
• 文字や記号など、意味を示すものとして存在
• 様々な媒体
– 新聞や雑誌など紙媒体
– 音楽CDのようにアクリルの板
– ビデオテープに録画された映画ソフト
• 様々な内容
– 学習や娯楽
– 将来の状態を指し示すもの
• 気象予報や株価の予測など
– よりよいモノを作り出すことができる情報
• 特許やノウハウ
無形財の分類
③有形財利用権
無形財の分類
④ 情報利用権
• 情報の複製が容易
• 所有権が移転しない
– 実際に取引されるのは有形財ではなく、それを利
用する権利
– 鉄道や航空機の座席、ホテルの客室
あり
なし
占有
レンタカー
ホテルの客室
• 情報の流通
– 情報は、それを伝達するための「媒体」を必要とする
– 情報の取引形態は、その媒体の特質によって変化
• 有形財利用権の分類
期限
– 法律的裏付けが必要(著作権法など)
– 取引と法制度が密接にかかわっている
共有
レストラン
公共空間
– 書籍という形を与えられることで、「在庫する」といっ
た有体財の特質が与えられる