~ 「わかる」言語教育から「つながる」言語教育へ ~ 「グローバル時代の言語教育: 新しい時代の学習者、学習目標、 学習内容、学習評価」 テクノロジーの急速な発達は、簡単かつ瞬時に人とつながることや、個人が情 報を大量に発信することを可能にしました。 時代背景を反映して、文法・語彙が「わかる」教育から、それを使ってコミュニ ケーションが「できる」教育へと、これまでにも言語教育の目標や方法は変化し てきましたが、グローバル化が進んだ現在、言語を用いて多様な人や社会、文化 と「つながる」言語教育が求められるようになりました。 この講演では、多様な人や社会、モノ、情報と「つながる」ことにより、新しい 社会を創出する人材を育成しようとする新しい言語教育とはどのようなものか、 そして、言語教師に求められる能力や資質とは何かについて考えます。 (詳しくは裏面をご参照ください) 講 師:當作 靖彦(とうさくやすひこ)カリフォルニア大学サンディエゴ校教授 日 時:平成 27 年 10 月 19 日(月)14:00~17:00 会 場:公益財団法人兵庫県国際交流協会 参加無料 3階会議室1 (兵庫県立美術館隣、JR 灘駅から徒歩 15 分、阪神岩屋駅から徒歩 10 分) 対 象:教育関係者、言語学習支援者、教育を専攻する学生、教育に関心のあ る方全般 申込方法:裏面の申込書を FAX するか、必要事項をメールでお知らせください。 ◎参加証は発行いたしません。◎悪天候等による予定変更は、当協会 HP でお知らせします [お申し込み・お問い合わせ] 公益財団法人兵庫県国際交流協会 多文化共生課 〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通 1-5-1 TEL:078-230-3261 FAX:078-230- 3280 E-mail:[email protected] http://www.hyogo-ip.or.jp/ 後援:兵庫県、兵庫県教育委員会、神戸市、神戸市教育委員会 兵庫県外国人学校協議会(申請中) <講師からのメッセージ> グローバル化の進む 21 世紀のキーワードは「つながり」と言われています。テクノロ ジーの急速な発達により、今までつながることができなかった人と簡単に、かつ瞬時につ ながることができるようになりました。また、ソーシャルネットワークサービスを使い、 個人が情報を大量に発信できる時代となり、Twitter や YouTube、Facebook などが政治 家や企業により正式のコミュニケーションのツールとして使われるようになりました。 言語によるコミュニケーションの媒体が大きく変化してきただけでなく、言語の目的も 変化してきています。それに伴い、当然のことながら、言語教育の目標、方法、内容も変 化することが求められています。文法・語彙が「わかる」言語教育から、それを使ってコ ミュニケーションが「できる」言語教育に変化してきましたが、今グローバル化が進む 中、言語を使って、いろいろな人、社会、文化と「つながる」言語教育が求められていま す。多様な人、社会、文化、モノ、情報と「つながる」ことにより、社会を変え、社会を よくする、あるいは、新しい社会を創出する人間を生み出すことが言語教育の究極的目標 となってきています。 この講演では、新しい時代の言語教育のアプローチが、教育の重要なターゲットであ る、学習者、学習目標、学習内容、学習評価をどのように捉えているかを概観し、新しい 言語教育のアプローチとはどのようなものかを皆さんと考えてみます。学校教育であれ、 学校教育以外であれ、どのような環境で言語を教えるにしても、この新しいアプローチを 実施するためには、新しいマインドセットを持った言語教師が必要です。新しい時代に即 応した言語教育を行うためには、教師はどのような知識、能力、資質、態度が必要である かも考えてみます。 <講師プロフィール> 言語学博士。専門は第二言語習得理論と外国語教授法。 アメリカの外国語ナショナルスタンダーズ理事会日本語代表理事、外国語教育ロビー団体 Joint National Communication Languages 日本語代表、アメリカ日本語教育学会会長、 コンピュータを使った日本語教育学会会長など、米国の外国語教育関連機関の要職を歴任。 2015 年日本語教育学会学会賞受賞。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 當作 靖彦 氏 講演会 (10 月 19 日) 宛先:公益財団法人兵庫県国際交流協会 FAX:078-230-3280 参加申込書 多文化共生課 E-mail: [email protected] 氏名 所属 E-mail TEL
© Copyright 2024 ExpyDoc