4 状態変化と気体の圧力

Ⅱ章
No.07
物質量と
化学反応式
4 状態変化と気体の圧力
この時の温度
沸騰時の温度
1 状態変化とエネルギー
( )
( )
( )
内部から激しく蒸発
( )
( )
この時の温度
( )
・___物質では融点と凝固点は_____である。
・融解中、沸騰中の温度は______に保たれる。
2 気体の圧力
1年でやった物理基礎を思い出そう。
圧力=
ちなみに、気体の圧力の正体は衝突する分子である。よって、
・分子が____ほど圧力は大きくなる。
・気体の____が____(=分子の速さが大きい)
ほど圧力は大きくなる。
右図のような装置で実験すると、大気圧は 760mm の水銀柱の圧力と
つりあう。このことを利用して、大気圧 pA は次のように表される。
大気圧 pA =
(別の言い方もあるので、まとめて覚えること)
= ____ mm
大気圧 pA
<大気圧 pA >
大気圧 pA =
=
=
=
水銀柱の圧力
問 18
900hPa は,水銀柱の高さ何 mm に相当するか。また,570mmHg は,何 hPa に相当するか。
ヒント:比の式を立ててみよう。
5 化学変化と化学の基本法則
1 物理変化と化学変化
_____変化 (例:岩を砕く、針金を曲げる、氷が解ける)
物質の構成粒子の配列や集合状態が
変化するだけ(状態変化含む)
_____変化 (例:水素が燃えて水になる→)
( 化学反応)
化学反応によって、別の物質に変わること
2
2
p146~147
[8] 状態変化と化学変化●
次の ( ア )~( オ ) のうち,状態変化にあたるものに○,化学変化にあたるものに× ,
どちらでもないものに△を記せ。
ヒント:状態変化 ⇒ 三態の変化
( ア ) 鉄くぎがさびる。 ・・・___
( イ ) 水素と酸素を混合して点火すると水が生じる。 ・・・___
( ウ ) 鉄パイプが曲がる。 ・・・___
( エ ) 氷を加熱すると水になる。 ・・・___
( オ ) ドライアイスを放置するとドライアイスが消失する。 ・・・___
2 化学反応式
化学変化を式で表したものが化学反応式である。
決まりは守るように!
この反応を
式にすると・・・
化学反応式の決まり
1、変化の向きを示す矢印 ( → ) で両辺を結ぶ。
2、左辺と右辺で,原子の種類と数が等しくなるように係数で調節する。ただし,係数 1 は省略する。
3、化学変化の前後で変化しない触媒や溶媒などは,化学反応式中には記さない。
(教科書p 143)
コツ:単体で存在する
化学反応式 係数を補って,次の化学反応式を完成させよ。
(1) O2 → O3
(2) Al + O2 → Al2O3
(3) Ag2O → Ag + O2
・・・Agは後回し
(4) HCl + Ba(OH)2 → BaCl2 + H2O
(5) Zn + HCl → ZnCl2 + H2
・・・Zn , H は後回し
以下ノーヒント
(6) Na2CO3 + HCl → NaCl + CO2 + H2O
(7) C3H8 + O2 → CO2 + H2O
(8) C2H6O + O2 → CO2 + H2O
(9) P4O10 + H2O → H3PO4
(10)
H2S + SO2 → S + H2O
(11)
Na + H2O → NaOH + H2
(12) MnO2 + HCl → MnCl2 + H2O + Cl2
(14) Cu + HNO3 → Cu(NO3)2 + H2O + NO2
ものは後で調節しよう。
化学反応式
エタン C2H6 を燃焼させると,二酸化炭素 CO2 と水 H2O を生じた。この変化を化学反応式で表せ。
分数を解消するために、
全体を2倍する。
問 20
手順1、反応物と生成物を” →” の左と右に書く。
2、原子の数を係数で調節する。
・単体で存在するものは後で調節
・仮に分数を使ってもOK
(後で解消すればよい)
メタノール CH4O が燃焼して,二酸化炭素 CO2 と水 H2O が生じる変化を化学反応式で表せ。
分数解消
(教科書p 143)
化学反応式 係数を補って,次の化学反応式を完成させよ。
(13) NH3 + O2 → NO + H2O
分数解消
・・・O は後回し