“慣れてきた頃”が危ない! 生活リズムは乱れてませんか? *大人も罹る

平成 27 年 5 月 1 日
社会福祉法人からしだね
足立区立青井保育園
看護師
橋本育代
爽やかな風が吹く季節になりました。新しいクラスや環境にも少し慣れて、疲れが出はじめる頃
ではないでしょうか? 緊張で疲れ気味の体と心を休めるにはちょうどよいゴールデンウィーク !!
予定を詰め過ぎて“疲れが残った”なんてことのないように…。思いっきり楽しんだあとは、
スッキリした気分で登園できるといいですね。よい連休を!!
“慣れてきた頃”が危ない!
生活リズムは乱れてませんか?
園での生活にも慣れ、緊張が緩み始め、気付かないうちに疲れがたまっている頃です。
この時期、
「早寝・早起き・朝ごはん」で規則正しい生活リズムをこころがけましょう。
*早起きの習慣をつける
遅く寝ても、毎朝、決まった時間に
起きることで、脳のリズムがリセット
され、新しい1日が始まります。
*朝ごはんを食べる
朝ごはんをきちんと食べて、胃腸を
働かせます。
脳にもエネルギーを補給し、体温を1℃
上げて、1日の活動の準備をします。
*朝の光を浴びる
カーテンを開け、
朝の光を浴びること
食欲がない時は、コップ1杯の水や
牛乳でもよいそうです。
で、生体時計がリセットされ、
体も脳も目覚めます。
*大人も罹る「溶連菌感染症」にご注意を!!
幼児期に罹りやすい感染症のひとつ。
例年冬と春~夏の 2 回、流行のピークがありますが
例年に比べて罹患する人が多く、現在でも多い傾向が続いているようです。
病気の知識と発症したときの対処法を知り、感染した時に備えておきましょう。
「溶連菌感染症」
感染経路:飛沫感染(ひまつかんせん)
兄弟姉妹間では感染しやすく50%、親子間では20%との統計があるようです。
症
状:菌がのどにつくために痛みがあり、発熱します。
その後、体や手足に発疹がでたり、舌はイチゴの表面のようになります。
治
療:受診して、医師の指示通りにお薬を飲んでください。
すぐに症状が良くなったからと、勝手にやめないようにしましょう。
重症化したり、再発することがあります。
A 群β型溶連菌は、ウィルス性とは異なり、自然に治ることは期待できません。
疑わしい症状がある時は、早目に受診しましょう。
合 併 症:腎炎などを起こすことがあるといわれています。
飲んだあとは、医師の指示に従い尿検査を受けましょう。
今
後:溶連菌の種類もいくつかあり、日本でも4~5種類位あるそうです。
したがって4~5回かかる可能性もあります。
大人が感染した場合:大人は抗体を持っている人が多いため、感染しても子どものような症状が
出ないことが多いようです。そのため、感染しても気づかないことが多く
発症すると症状が重くなることもあるようです。
*5 月 27 日(水) 歯みがき教室 (3・4・5 歳児)
今年は、昨年度に歯科健診をして頂いた、わたなべ歯科クリニックの歯科衛生士さんによる
歯みがき指導を受けます。
保育園で給食後の歯みがきを始めるりんご組さんをはじめ、
ばなな組・すいか組さんも歯みがきの基本を教えて頂きます。
当日は、歯ブラシとコップを持ってきてください。
5月 11 日(月)配布
5月 13 日(水)提出(回収)
を、予定しています。
ぎょう虫卵検査の
ご
お知らせ
お休みを予定されているなど都合の悪い時は、
事前にお知らせください。
また採取方法については、検査セロファンの配
布時におしらせします。