自民党第一次公認決定 平和安全法成立

参議院議員松下新平応援マガジン
平成27年9月28日発行(年4回発行)第60号
自民党第一次公認決定
編集発行:松下新平事務所
60
平和安全法成立
~平和な日本に必要な法的基盤が整備されました。~
8月3日に自民党本部より来年夏の参議院選挙に向けた
自民党宮崎県選挙区の第一次公認決定を頂きましたことを
平和安全法制関連法案が成立しました。
謹んで御報告申し上げます。前回の平成22年同様自民党
参議院では、全ての政党10党の内、半数の5党(自民、
公認として3期目を49歳で挑んで参ります。
公明、次世代、元気、改革)の賛成多数(賛成148、反
2期目の選挙は、厳しい野党時代、しかも宮崎選挙区
対90)で可決成立しました。戦後最長の延長国会(245
は口蹄疫発災中の選挙となり、多大なご迷惑やご心配を
日間)を設定し、衆参総審査時間は216時間を超え熟議
おかけしましたが、結果として県下全市町村で勝利し、 を尽くしました。
303,711票の大きな期待票を頂き、その後、政権奪回へ
衆議院で再議決する、いわゆる「60日ルール」を適用
と繋がりました。
せず、終盤、野党の混乱があったのは残念でしたが、院の
国政での私の政治活動も平成16年の7月の就任(37歳) 独自性を出すためにも参議院で結論を導きました。
から12年目になり、宮崎県議会議員としての5年間と通
例外なき事前国会承認を求める野党三党(次世代、元気、
算しますと17年目を迎えることになりました。
改革)との修正協議も虚心坦懐に協議を重ね最終的には締
この間、第二次安倍内閣発足時の国土交通大臣政務官と
結しました。自衛隊派遣にあたっては、厳格な新三要件に
して執務しました。災害に強い国土の安全保障を担う建
プラスして最大のシビリアンコントロールである国会の事
設産業に誇りと自信を取り戻すため、労務単価アップなど
前承認が課せられることになりました。これは、言わば、
の環境整備や東九州自動車道整備の前倒し、スマートイン 「番犬にくさり」です。被爆国の日本、先の大戦の反省か
ター等、宮崎を含む地方の急ぐべき交通インフラ整備を進
ら慎重の上にも慎重を重ねました。国会の事前承認は、国
めることが出来たと自負しております。
民を代表する衆参、国会議員1人ひとりに賢明な政治決断
現在は、地方行政、議会の経験を活かし、自民党総務部
が求められると同時に、これによって、より国民全体の理
会長として、地方の税財源の確保をはじめ地方の課題、情
解の下、自衛隊員を拍手を持って派遣する事になり、家族
報通信、郵政、消防等の与党の取りまとめを行っておりま
も皆さんが誇りを持って隊員を送り出し、隊員も胸を張っ
す。
て職務に精励して頂けるものと考えます。
地方創生の実感等も含めて課題山積ですが、日本の外交、 私たち国会議員は、申すまでもなく、国民の命、国家の
内政においても正念場です。政治に携わる者の真価が問わ
命運に責任を持つ立場であり、私は、初当選以来、与党議
れます。
員としては第2次安倍内閣発足時から、この法案に携わり、
これまでの経験を踏まえて、初心を忘れず、誠心誠意取
相当の協議を重ね取りまとめ、国会に提出しました。
り組んで参る所存です。引き続き御指導、御鞭撻よろしく
この度成立した平和安保法制は、国民の命を護り、平和
お願い申し上げます。
な暮らしを護り、そして戦争を未然に抑止する極めて重要
法です。
自衛隊は、この法律が施行されて、初めて訓練や活動が
可能になります。直ちに、隙間のない整備に着手します。
この法律の背景には、緊迫する国際情勢、兵器等の科学
技術の進歩により、日本は今、大きな変化がありました。
世界が非常に大きく変わる中で、その変化に対応をしなけ
れば、我が国の存立が危ういという危機感がありました。
9月3日 中国は抗日戦争(勝利)70年の記念式典の軍
事パレードを断行しましたた。その中身に驚愕しました。
アメリカ大陸をもうかがう核兵器、ミサイル、そしてアメ
リカの空母を阻害する新しい兵器等、中国は軍事力を持っ
ているだけではありません。強い国家の意思を持って、中
国こそが覇権を打ち立てなければならないと考えているの
自民党総務部会を開催し、部会長として、高市大臣出席の下、
来年度予算概算要求の取りまとめ。(自民党本部にて)
です。年々増加する中国の国防費は現在16兆円、実に日
本の3倍以上です。
もちろん、中国が力を付けること自体、何ら反対する
ものではありません。中国が国際法を遵守し、人権を守
り、人間の自由を尊重し、これまで人類が様々な苦労を
重ねて積み上げてきた価値観と国際秩序をきちんと守る
国柄であるならば大いなる賛意を表明します。しかし、
現実が違うのは自明です。
又、日本の同盟国であるアメリカが相対的とはいえ、
海外への関与に関して消極的になりつつあります。2年
前の9月には、オバマ大統領が「アメリカは世界の警察
ではない」と言いました。この事実の前に、多くの国々
は脅威を現実のものと感じ始めています。自らの力を蓄
え、それだけでは不十分であるので、国際社会の価値観
を同じくする友好国が互いに手をつなぎ合って、自国を
守り、他国を守り、国際社会の秩序と平和を守っていく、
そのような方向に、およそ全ての国々が向かっています。
さらに、集団的自衛権は、国連が全ての国に対して認
める権利です。日本を除く全ての国々が、この権利を行
使する準備を整えています。必要であるならば、これで
お互いに守り合う、必要でなければ、しっかりとこの権
利を持っているということを確認することによって、抑
止力となります。国際法とそれぞれの国の憲法がどのよ
うな関係において、集団的自衛権のような国際問題に係
ることについては、国際法が優先するのが常識です。国
際法の最たるものは国連憲章です。国連憲章こそ、日本
を含む全ての国に集団的自衛権を認めています。
「戦争をしてはいけない」「戦争に巻き込まれてはいけ
ない」これは、与野党の争点ではなく、国民全体の共通
の想い、願いです。
しかし、実はこの言葉には逆の面があると歴史が語り
ます。平和主義の逆説です。
人間社会は複雑で、第二次世界大戦はむしろこの言葉
によって起こった、との見方もあります。
ヒトラー率いるドイツによるポーランド侵略を引き金
に起った第二次世界大戦開戦を事前に止めるチャンスが
あったにも拘らず、その当事者である英仏はそのチャン
スを逃してしまいました。それは、ヒトラーに面と向かっ
て抵抗すれば戦争になる、つまり、「戦争をしてはいけな
い」「戦争に巻き込まれてはいけない」という国内の平和
主義の世論に流され、妥協しているうちに、とうとう最
悪の開戦に追い込まれたのです。英国首相チャーチルは、
回顧録の中で、この事に触れ、容易に抑止できたと述懐
しております。「英仏がヒトラー登場の当初からその危険
性を見抜き、その行動に対し必要な対抗措置をとり、断
固としてこれと対決する道を選んでいたならば、ヒトラー
もまたその野望実現に対する壁の厚さを認識するに至り、
結果としてこの戦争もまた回避されていたに違いない」
と。
一方、この認識はヒトラー側の記録からも立証されま
す。
ヒトラーは当初、進撃する際、実は英仏の反応が読め
切れずにいたと言います。しかし、英仏が行動に出なかっ
たことを、ヒトラーは一方的に自信を深め、彼らを「要
は戦争ができないのだ」と見下し、大胆になっていった
と言われます。
つまり、ヒトラーを狂気にさせたのは、要するに「戦
争をしてはいけない」「戦争に巻き込まれてはいけない」
という英仏の平和主義の世論だったとの指摘です。我々
はこの教訓を忘れてはなりません。
この度の、平和安保法制に対し、反対派はそれをあえ
て戦争法案とねじ曲げ、「戦争反対」「徴兵制反対」と国
民の反戦感情を煽る反対キャンペーンに躍起となりまし
たが、そうした「平和」を至上の命題として掲げる主張
の反面に潜む危険性について、世界の歴史に学ぶ事が大
事です。
確かに、「戦争は悲惨だ」「戦争をしてはいけない」と
言う想いは、国民全ての共通の心情です。しかし、それは、
人類全てがそのような思いを共有した時であり、その逆
を目論む国や輩がいたらむしろ逆にその意欲を掻立てる
誘因ともなる複雑な人間社会に対する冷静な判断が求め
られます。
日本は、戦後70年、平和国家としての歩みを続けてき
ました。引き続きこの歩みを続けるには、護って行くべ
きものはしっかり護り、足らざるもには補って行くこと
が重要です。
これまで、日本が平和国家として歩んでこれたのは、
大きく二つの要因がありました。一つは、戦争はこりご
りと言う国民感情でしょう。もう一つは、抑止力でした。
抑止力には、大きく二つあります。一つは日米同盟、も
う一つは自衛隊の存在でした。もちろん、外交を通じて
の友好関係の努力、構築は前提の上です。よく、抑止力
を持つと、戦争に巻き込まれると心配の声があります。
もちろん、過度な抑止力は必要以上に相手国を刺激する
かもしれませんが、バランスを考慮した抑止力である事
は当然です。
安全保障は申すまでもなく国の基盤です。日本をいか
に安全に護るのか。国民の命をいかに護るのか。それは
現 在を生きる私たちに関することだけではなく、次の世
代にも、またその次の世代のものでもあります。それだ
けに、現役世代の私たちが責任をもって、平和安全法制
の重要性を説いて行かねばなりません。
今後も、あらゆる機会を通じて、誤解を解き、理解が
深まるよう努めて参ります。
い
ま
平成27年9月28日
9月19日午前2時30分
平和安全法制成立後、菅官房長官以下関係大臣の挨拶。参議院自民党控え室にて
参議院議員
自由民主党宮崎県参議院選挙区第一支部・松下新平応援団総会
6月21日に自由民主党宮崎県参議院選挙区第一支部、及びサポーターによる
松下新平応援団総会・懇親会を行いました。
松下新平後援会会長をお知らせします。
会長 中馬 光久
応援団団長 鈴木 浩二
「このたび、松下新平議員の後援会会長になりました、
中馬光久です。これまでは、応援団で松下新平議員を応
援してきました。これからは、会長の立場で誠心誠意支
えていきますので、よろしくお願いします。」
「応援団団長の鈴木浩二です。選挙
に向けて応援団一同がんばってい
きますので、今後ともよろしくお
願いします。」
Photo Sketch
宮 崎
9月6日
9月12日
宮崎市高岡町高浜公民館 敬老会
在京串間会(木島博会長)総会・懇親会
東 京
7月10日
7月19日
日韓国交正常化50周年事業 囲碁交流戦
松下新平応援団入会のお願い
『松下新平応援団』は、参議院議員松下新平を資金面からサポートする
団体であり、政治が正常に機能するために、利権やカネのしがらみを断ち
切り、主旨に賛同してくださる皆さんに支援をいただいております。
お蔭様で、松下新平議員は、企業献金や団体献金をいただくことなく、
若手議員らしい、はつらつとした政治姿勢で、国政や宮崎の様々な課題に
取り組まさせていただいております。
皆様こんにちは、通常国会としては戦後最長の245日が
閉会し、国会では自民党内において税制や補正、及び来年
度予算の議論が始まります。昨年9月に就任した総務部会
長として地方創生の基礎ともなる地方の景気対策や地方財
源の確保の為奔走する松下議員をしっかりとサポートして
いきたいと思います。
さて、私は前職食品物流を専門とする総合物流業界にい
ました。そのころの癖で、今でもスーパーやコンビニ等で
品揃えや、トレンドを無意識に見てしまいます。当時と変
わったことは、宮崎産と書かれた商品を住まいの近く(埼
■松下新平国会事務所
〒100-8962東京都千代田区永田町2-1-1参議院議員会館824号室
TEL:03-6550-0824 FAX:03-6551-0824
県南部地区郵便局長会研修会
政治家としてのスタートである平成11年、宮崎県議会議員初当選から
始めた、個人サポーターのみによる活動は、これまで延べ2万名を超える
皆さんからご賛同をいただくまでになりました。
平成27年9月19日現在1,012名(更新873名、新規139名)です。
お一人、年間2,000円の会費で運営させていただいています。
主旨にご賛同いただき、応援していただけるとありがたいです。
応援団へのご入会やお問い合わせなどは、お手数ですが下記各事務所に
ご連絡ください。
玉県在住)で見かけるととても嬉しくなります。
「太陽のたまご」や「たまた
ま」等 地域ブランド名で売られているものもあれば、小さく宮崎産と産地記
入されているものもあります。過日新聞で「14年度の芋焼酎出荷量 宮崎県が
初の全国1位」という記事を見ました。身近な方に好きな焼酎の銘柄を聞くと
宮崎の焼酎が多くありましたが、その焼酎が宮崎とは知らなかったと聞くこと
がありました。宮崎ブランドの弱さと、この状態での日本一に改めて大きなチャ
ンスがあると思いました。小林市の地方移住PRムービーはYouTubeだけでも
128万回以上再生されています。いかにチャンスを掴むか、私も微力ながら前
職のお世話になった業界の方に「宮崎ブランド」を広めていけるように頑張り
たいと思います。食の宝庫 みやざき に出会えたことに感謝!
(H.S)
■松下新平宮崎事務所
〒880-0855宮崎市田代町75平和ビル2F
TEL:0985-61-1501㈹ FAX:0985-61-1502
橘通り
レストラン
おぐら
橘橋
セブン
イレブン
宮崎中
宮崎市役所
→
至宮崎港
宮崎銀行
平和
ビル
大淀大橋
P
小戸之橋
通行止め
赤江大橋
一ツ葉大橋
ファミリー
マート
GS
↓一ツ葉
有料道路