韓国との交流 写真掲載許可のお礼とお知らせ

現在は、日韓関係がぎくしゃくし、さまざまな事情から交流は中断していますが、かつて
は、児童やPTAが行き来し、有意義な交流が行われていました。
韓国との交流
「海を越え友情固く」(新潟日報 平成5年12月11日)
北魚小出町の伊米ヶ崎小学校と韓
国富川市の富川南国民学校の姉妹校
提携が決まり14日、韓国で調印式を
する。伊米ヶ崎小は児童数わずか22
7人だが、地域と一体となって森づく
り教育を実践。これに感動した韓国の
教育関係者の熱烈なプロポーズで、児
童数2421人の大きな富川南国民
学校との縁が結ばれた。
同小では、3年前から「自然と人間との共創」を目指したホリスティック教育の実践者、
山之内義一郎・前小千谷小学校長の指導を得て「自然に学び、自然を生かし、自然に従う」
教育を模索してきた。それも学校だけでなく、保護者、地域一体となって子どもたちを育て
ようとその輪を広げてきた。
昨年、その象徴として、地域の人たちが木を持ち寄って「ふるさと伊米ヶ崎の森」を校庭
に造った。今年5月に、山之内さんの教育に共鳴した韓国の金明子、朴商玉の二人の幼稚園
長が山之内さんを訪れ、同小も訪問した。その活動に感動して、帰国後すぐに富川南国民学
校との姉妹校提携を呼びかけてきた。その熱意に押される形で今回の調印となった。
今回の提携でユニークなのは、学校だけでなくPTA同士も一緒に調印すること。
「子ども
は学校だけでなく地域ぐるみで育てるもの」という伊米ヶ崎小の考えに韓国側も賛同してく
れたからだ。また、山之内さんも同行し、講演することも決まっている。
覚書の中では、当面は児童の作品交換を中心にし、児童の交流などは気運の高まりを見て
実現させたいとしている。牧岡孝校長は「日本と韓国はお隣同士。あせらずじっくりと末永
い交流をしたい。
」と話す。
また、櫻井英一PTA会長は「急な話だったが、21世紀を生きる子どもたちにとって国
際交流は当然のこと。時間をかけて地域の理解を深めていきたい」と話している。
12日に韓国へ出発、15日に帰国する。
その後、平成6年7月に韓国からの第1回訪問団を受入れ、翌年平成7年8月に第1回伊
米ヶ崎訪問団を送りました。それからは両校の訪問は隔年で順調に行われましたが、国際情
勢の変化から韓国への訪問は平成18年7月、日本への受入れは平成19年7月が最後とな
りました。合計すると7回の受入れと6回の訪問が行われました。
(前略)
子どもが交流会をきっかけに韓国の友だちができれば最高です
が、そうでなくても、この交流会で何かを感じてくれて、今後の人
生にプラスになることを信じています。
平成 18 年訪問団長
生徒が100人規模の小学校が国際交流を続けることは大変だ
写真掲載許可のお礼とお知らせ
桑原秀志さんの感想
と思いますが、長く続くことを心から応援しています。