「 の秋」の由来は?

第 120 号(平成 27 年 9 月 25 日発行)
日発行)
今月の担当は梅村さんです。
「○○の秋」の由来は?
今年の夏は猛暑で大変でしたね。その分、予想外に秋が早めに訪れたように感じほっとしています。秋は一年で一番過ごし
やすく、美味しい食べものや様々なイベントがありとても魅力的な季節です。
他の季節ではあまり聞きませんが、秋には読書、食欲、スポーツ、芸術などの「○○の秋」がたくさんあるのも過ごしやすい
気候だからでしょうか。今回はそれぞれの「○○の秋」の由来を調べてみました。
「読書の
読書の秋」
唐の韓愈(かんゆ)が詠んだ詩に「燈火 親しむべし」という一説があります。この詩の内容は「秋になると、涼しさは心地
よく感じられ日も短くなる。灯りの下で読書するのはちょうど良い季節」というものです。ここから秋は読書に適した季節で
あるといわれるようになったという説があります。
戦争が終わって間もない昭和 22 年に「読書の力で平和な文化国家を作ろう」という取り組みがされました。これにより出
版会社やマスコミも加わり 11 月 17 日から「読書週間を開催させます。この読書週間が「読書の秋」を根付かせるきっかけ
になったと言われています。今では 10 月 27 日から 11 月 9 日までの「読書週間」とされ小中学校でも「読書の時間」が取
り入れられています。
科学的にも読書や勉強に最適な気温があるそうです。室温が 18℃、さらに理想を言えば頭の方が 15℃、足の方が 20℃く
らいの頭寒足熱です。頭と足に温度差があることで刺激になり集中力が高まるとか。
「暑すぎず、寒すぎず」の気温になるの
が秋です。
「食欲の
食欲の秋」
秋の味覚と言って思い浮かぶのは、さんま、栗、梨、きのこ、芋、新米、他にもいろいろあります。昔は旬のものは、その
季節でしか味わえないものだったため、秋に収穫を迎えるものが多く「食欲の秋」といわれるようになったようです。
現代の日本は飽食の時代で、季節に関係なく食べものがあふれていますが、自然界では冬になると食べものが実らなくなる
のが当たり前です。昔の人は厳しい冬を越すために秋のうちにたくさん食べて栄養を蓄えていたのでしょう。
「スポーツの
スポーツの秋」
東京オリンピックが開催され、日本中が盛り上がったのは 1964 年の 10 月 10 日。これをきっかけに 10 月 10 日は「体
育の日」と制定され、スポーツの振興に一役買いました。
春は気候的に秋に似ていますが、秋の空気には春とは違う冷たさが感じられます。体感だけでなく、空気の成分自体が冷た
いものに変わりつつある季節なので、スポーツで火照った体を自然に癒してくれ、必要以上のエネルギーの消費を押さえてく
れます。こういうことから秋はスポーツに最適な季節とされたそうです。
「芸術の
芸術の秋」
絵画の展覧会・日展・二科展など、秋に多くの美術公募展が開催されるところから来ているという説があります。
夏が終わり、気候的に涼しくなった秋は集中力が必要な活動をするのにも適しています。秋は紅葉など、自然の色ももっと
も鮮やかに生える季節です。五感で季節を味わうことで心が豊かになり、芸術に挑戦する意欲が沸いてくるそうです。
秋は過ごしやすくてたくさんの美味しい食べものあり、楽しいイベントが盛りだくさんです。学生の頃の私の楽しみは「チ
ョコレート新発売の秋」
。店頭に並んだ新発売のチョコレートを全種類買ってきて友達と一緒に食べ比べました。今年こそは、
一番縁遠い「芸術の秋」を楽しめたら良いなと思っています。
来月の担当は八木さんです
世田谷介護通信編集担当:城田([email protected]