付属文書 4 - 共同事業パートナーとの取引に関する指針

付属文書 4 - 共同事業パートナーとの取引に関する指針
1.1 フリントグループ、その子会社またはフリントグループの経営管理下にある関連会社(以下、「フリントグループ」ま
たは「当社」)は、一定の共同事業契約を有する。共同事業パートナーとのある程度の調整は、契約の目標を達成
する上で許容されるが、主に、他の管轄区において、場合によっては共同事業の管轄区において、共同事業パート
ナーとの競争は継続されることがある。そのため、共同事業パートナーとの取引には、特に共同事業パートナーが実際
にまたは潜在的に競合である場合には、管轄区に関係なく、独占禁止法が適用されることを忘れてはならない。
1.2 原則として、共同事業契約の範囲を超える場合には、「共同事業パートナーとの取引に関する指針」が、共同
事業パートナーとのあらゆる取引に適用される。さらに、共同事業パートナーとの取引の際は、次に示す特定の指針
を遵守する。
- 価格、価格設定方法、または価格戦略に関する話し合いは、当社と共同事業パートナーの関係の範囲内に限
定する。
- 当社と共同事業パートナーの関係の範囲を超える価格、価格設定方法、または価格戦略に関する話し合いは
しない。例えば、両者の関係が国/製品Xに限定されている場合は、国/製品Yについての価格または競争条件
については話し合ってはならない。
- 法務部からの事前承認なしに、共同事業パートナーとの製品、市場、または地域の分割はしない。
- 情報交換は、両者の関係の範囲内に限定する。また、交換される情報は、共同事業の目的に関係のあることで
なければならない。
- 共同事業の成功を確保するため、共同事業パートナーから入手した情報の循環は「必要最小限」の者に限定す
る。
1.3 従業員は、諸条件を潜在的な共同事業パートナーに提案する前に法務部に相談する必要がある。さらに、契
約が締結された後の共同事業パートナーとの取引に関する具体的な指針を法務部と協力して策定する必要がある
。
1.4 これらの指針は、「独占禁止法規程」(以下、「規程」)を支持するものである。規程に示される通り、当社の
従業員には、本指針と独占禁止法に背いて行動する権利は一切ない。
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Flint Group: Annex 4