藤巻自治会地域づくり計画 独りでない集いのある地域(安心して楽しく

藤巻自治会 地域づくり計画
1 地域の現況と課題
(1)人口・世帯の状況
6歳未満 高齢化率
人口
男
女
世帯数
H10
321
140
181
78
4.12
10
90
3.12
28.04
H22
278
127
151
89
3.12
13
81
4.68
29.14
平均世帯人員 6歳未満
65歳以上
当地域は、核家族化の進行と高齢者世帯の増加などにより、平成10年当時より11世帯増加しているもの
の、人口は43人減少しており、高齢化率も1.1%上昇している。
(2)産業の現状と課題
当地域は、稲作農業を主とする田園地帯である。平成18年に営農組合組織を設立し、新しい農業経営環
境をつくるため転作地や休耕地の活用を進めており、農業従事者の高齢化や水稲以外の作物導入などの
課題を抱えながらも地域連携農業の確立を目指しています。
(3)将来に残したい資源(お宝)
のどかな田園環境と地域文化を次世代に引き継ぎたいと考えている。
(家ぐねのある田園農村風景、歴史的石碑や神社、蛍が飛び交う自然環境、埋蔵文化財、於呂閉志神社の
神事等)
(4)地域がかかえている課題
1)快適に暮らし続けられる地域
①防災対策 :自主防災組織の体制整備と活動の充実が急務である。
②道路対策 :地域内の未舗装道路(町道)の舗装と拡幅の実現を早期に図りたい。
③環境対策 :憩いの広場(公民館敷地内)の整備(緑地化)を進めたい。
2)健やかでやすらぎのある地域
①健康づくり :住民の健康づくりへの取り組みが必要である。
②高齢者支援:高齢者の生きがいづくりと福祉活動への取り組みが必要である。
③子育て支援:若いお父さんとお母さんの子育てを支援する地域活動を進めたい。
3)産業の振興で活力ある地域
地域農業は、農業従事者の高齢化、担い手不足、休耕地の拡大、水稲以外の作物導入などの課題を抱え
ており、地域連携農業確立への一層の取り組みが必要である。
4)豊かな心を育てる地域
①地域の歴史的、文化的資源の学習と保存継承活動が必要である。
②地域の人材を指導者とした各種文化学習活動の実施が必要である。
5)住民主役の協働の地域
①住民が参加しやすい活動づくりが必要である。
②特にも、若者や子どもの参加を促す活動づくりが必要である。
③憩いの広場整備を進め、住民の参加・交流促進を図りたい。
2
藤巻自治会
地域の将来像
独りでない集いのある地域(安心して楽しく暮らせる田園地域)「藤巻」
3 地域づくりの基本目標と基本方針
1)快適に暮らし続けられる地域
基本目標
安心で住み良い田園地域づくり
基本方針1
地域防災対策の推進(災害の防止と発生時の適切な対応)
基本方針2
地域の安全点検と整備の推進
基本方針3
住民の憩いの広場整備
2)健やかでやすらぎのある地域
基本目標
健康でふれあいのある地域づくり
基本方針1
健康づくり活動、スポーツ活動の実践
基本方針2
高齢者支援活動の実践
基本方針3
子育て支援活動の実践
3)産業の振興で活力ある地域
基本目標
地域連携農業確立への取り組みを推進する
基本方針1
集落営農組織による集団化経営の推進
基本方針2
農業後継者の育成
基本方針3
水稲以外の作物導入促進
4)豊かな心を育てる地域
基本目標
地域の歴史的、文化的資源の学習と保存活動を推進する
基本方針1
資源の学習と保存活動の実践
基本方針2
地域の人材を講師としたカルチャー教室の開催
基本方針3
子ども会育成会との交流学習会開催
5)住民主役の協働の地域
基本目標
住民が参加しやすい活動づくり
基本方針1
住民間交流の促進
基本方針2
若者の参加促進
基本方針3
世代間交流の促進
4 取り組み-実施スケジュール/住民と行政の役割分担
1)快適に暮らし続けられる地域
基本目標
安心で住み良い田園地域づくり
現在取り組んでいること、続けるべきこと、今後取り組む必要があること(順に記載)
実施スケジュール
取り組みの一覧
23年 24年 25年 26年 27年
基本方針1
役割分担
■検討時期 ◆実施時期
住民
行政
協働
地域防災対策の推進(災害の防止と発生時の適切な対応)
1 自主防災活動の実践(学習、訓練)
◆
◆
◆
◆
◆
○
○
2 防災情報の整備(マップの作成)
■
■
■
◆
◆
○
○
基本方針2
○
(消防・警察)
○
(消防・警察)
地域の安全点検と整備の推進
1 災害時用援護者情報の収集と整理
■
■
◆
◆
◆
○
○
2 未整備道路の点検と整備要望
■
◆
◆
◆
◆
○
○
◆
◆
◆
◆
○
○
基本方針3
○
(消防・警察・
民生委員)
住民の憩いの広場整備
1 公民館前の広場整備(整地・緑地化)
◆
2)健やかで安らぎのある地域
基本目標
健康でふれあいのある地域づくり
現在取り組んでいること、続けるべきこと、今後取り組む必要があること(順に記載)
実施スケジュール
取り組みの一覧
23年 24年 25年 26年 27年
基本方針1
役割分担
■検討時期 ◆実施時期
住民
行政
健康づくり活動、スポーツ活動の実践
1 スポーツ交流会の開催
■
◆
◆
◆
◆
○
○
2 健康体操の普及
■
◆
◆
◆
◆
○
○
基本方針2
○
(森山総合公園
・体育協会)
○
(森山総合公園
・体育協会)
高齢者支援活動の実践
1 高齢者世帯への定期訪問
■
■
◆
◆
◆
○
○
2 シルバーサロンの開催
■
■
◆
◆
◆
○
○
基本方針3
協働
○
(シルバー人材
センター)
子育て支援活動の実践
1 子ども会育成会への支援
■
◆
◆
◆
◆
○
○
2 たんぽぽ保育園との交流・支援
■
◆
◆
◆
◆
○
○
○
(小中学校
・児童委員)
○
(たんぽぽ保育園)
3)産業の振興で活力ある地域
基本目標
地域連携農業確立への取組みを推進する。
現在取り組んでいること、続けるべきこと、今後取り組む必要があること(順に記載)
実施スケジュール
取り組みの一覧
23年 24年 25年 26年 27年
基本方針1
役割分担
■検討時期 ◆実施時期
住民
行政
協働
○
(JA)
集落営農組織による集団化経営の推進
1 農業アンケートの実施
■
◆
◆
◆
◆
○
○
1 農業研修への後継者派遣
■
■
◆
◆
◆
○
○
2 若者農業体験の実施
■
■
◆
◆
◆
○
○
3 秋の収穫祭開催
■
■
◆
◆
◆
○
○
◆
◆
◆
◆
○
○
基本方針2
基本方針3
農業後継者の育成
○
(JA)
○
(JA)
○
(JA)
水稲以外の作物導入促進
1 大豆等の作付拡大(特産物づくり)
◆
○
(JA)
4)豊かな心を育てる地域
基本目標
地域の歴史的・文化的資源の学習と保存活動を推進する。
現在取り組んでいること、続けるべきこと、今後取り組む必要があること(順に記載)
実施スケジュール
取り組みの一覧
23年 24年 25年 26年 27年
基本方針1
役割分担
■検討時期 ◆実施時期
住民
行政
協働
資源の学習と保存活動の実践
1 資源環境の整備(清掃・保存活動)
■
◆
◆
◆
◆
○
○
○
2 資源を知る学習講座開催
■
◆
◆
◆
◆
○
○
○
○
基本方針2
地域の人材を講師としたカルチャー教室の開催
1 カルチャー(趣味・文化)教室開催
基本方針3
■
◆
◆
◆
◆
○
○
子ども会育成会との交流学習会開催
1 地域のお宝探検(歴史・文化)
■
■
◆
◆
◆
○
○
2 自然観察会(川・林・水田・生き物)
■
■
◆
◆
◆
○
○
○
(民生児童委員
・老人クラブ)
○
(たんぽぽ保育園)
5)住民主役の協働の地域
基本目標
住民が参加しやすい活動づくり
現在取り組んでいること、続けるべきこと、今後取り組む必要があること(順に記載)
実施スケジュール
取り組みの一覧
23年 24年 25年 26年 27年
基本方針1
役割分担
■検討時期 ◆実施時期
住民
行政
協働
住民間交流の促進
◆
◆
◆
◆
◆
○
○
○
■
■
◆
◆
◆
○
○
○
1 子ども会育成会と老人クラブの交流事業
■
◆
◆
◆
◆
○
○
○
2 たんぽぽ保育園児との交流事業
■
◆
◆
◆
◆
○
○
○
1 憩いの広場を活用した交流事業の実施
基本方針2
若者の参加促進
1 若者交流事業の実施
基本方針3
世代間交流の促進
5 重点プロジェクトの行動計画
プロジェクト1
プロジェクト名
「地域防災対策の推進」(平成22年度~)
・自治会防災計画の策定(防災組織の編成、任務分担、防災知識普及、防災訓練等を明らかに)と実践に取
り組む。
プロジェクト2
プロジェクト名
「憩いの広場整備」(平成22年度~)
・公民館敷地内の広場を「憩いの広場」として整備(整地・緑地化)を進め、住民の交流の場として利用。
6 今後の課題
・大規模自然災害(地震・豪雨)発生時に自治会としてどのように対応するかを防災計画の策定と防災訓練
を通じてできるだけ明らかにするとともに、住民の防災意識をどれだけ高めることができるかが喫緊の課題
である。
皆んなで集まろう
憩いの広場に!!
高めよう 1人1人の防災意識!!