学校だより 24日(月)は、心なしか眠り足りないような表情で登校した子も

学校だより
平成27年 8月25日発行
第
8
号
山形市立第六小学校
24日(月)は、心なしか眠り足りないような表情で登校した子もいましたが、休み中
のたくさんの成果を抱えて挨拶を交わす子ども達に、充実した日々を送ってきた様子が伺
えました。学級では、色々な話を担任や友だちと交わしたことと思います。
夏休み明け、さっそく、スポF活動の取り組みが始まります。
すでに、実行委員会や応援団、ダンスリーダー等の係活動はその
準備を進めてきていますが、27日(木)の結団式が正式なスタートとなります。
本校では今から15年前に3つのチームによる活動が始まり、11年前から、スポーツ
フェスティバルという名称になりました。
『スポーツフェスティバル』という名称について、
当時の校長先生は「子ども達が自分で楽しみながらスポーツのお祭りを創り上げていく『ス
ポーツの祭典』」と、学校文集で紹介しています。今は略して『スポF』などと呼ぶことも
ありますが、子ども達が創り上げていく活動であることは変わらず今につながっています。
運動の得意な子も苦手な子も、一生懸命取り組んでいる姿が認められたり、友だちと力を
合わせ一体となった時の喜びを手にしたりできる活動になってほしいものです。
次の作品は、今から8年前6年生だった方の、ダンスリーダーとしての体験です。本文
から抜粋して紹介します。
~略~ 今年、私は黃軍のダンスリーダー長になりました。暑い中、必死に練習しま
したが、なかなか思うようにダンスができず、予定していた日よりも多く来ることになっ
てしまいました。ようやくダンスができあがっても、次はダンスの練習が待っています。
目が回るほどの忙しさの中、みんなで声をかけ合いながら、ダンスを覚えていきました。
中にはダンスの練習に来られず、ダンスを覚えていない人もいて、だいじょうぶかなあと
心配もしました。夏休みが終わり、困難を乗り越えて作ったダンスを黃軍のみんなに教え
る日がやってきました。私は1年生担当なので、かなり大変でした。
「最初は右から手を回
して…」と、一つ一つくわしく教えていかないとわかってもらえません。覚えてもらわな
くては意味がないので、一人一人にていねいに教えていきました。体育館で黃軍全員に教
える時も大変でした。みんなを並ばせるだけでもかなりの時間がかかってしまい、ダンス
の練習時間がなくなってしまうのです。「どうしたらいいだろう。」と、ダンスリーダーみ
んなで話し合いました。
「てきぱき動くようにしよう。」
「みんなで指示を出すようにしたら
どうかな。」と、意見が出ました。次の日にやってみると、すごくよくなりました。その後
も、練習のふり返りをしたり、隊形を考えたり、練習のためのラインを引いたり、毎日休
むことなく活動しました。~略~
その後も色々な課題とぶつかり、ひとつひとつ解決し本番を迎えるのですが、チームは
優勝できませんでした。それでも、「私は成長した」という実感と、「最高の行事だった」
という感動を書いています。今年度、一人でも多くの子がそんな経験をしてくれることを
心から願ってやみません。