人とマネジメント Web情報誌 2010年強い会社の 3ポイント 3 http://workium.aidem.co.jp/webmagazine 月号バックナンバー読めます現場イズム検索常識破りの試みで人気を集める世界初パクチー料理専門店第5回パクチーハウス東京オーナー佐谷恭さんみを実施している。例えば、﹁見 ●所在地／東京都世田谷区経堂 1-25-18-2Ｆ ●設立／2007年 ●従業員数／15人（社員5人、パート・アルバイト10人） ●年商／5000万円 ●ホームページ／ http://paxihouse.com/tokyo/ ■運営：株式会社旅と平和 ●資本金／890万円 ●事業内容／パクチーハウスの運営、食料品の卸など会計から 5 ％オフになる。プリントアウトして持参すると、いうもの。次の来店時にそれをなどに店を訪ねた感想を書くとが 2 つある。 1 つは自分のブログお客が自分で作れるクーポン券味違った工夫をしている。例えば、同店では割引サービスも、一したいきさつと関係している。みは、佐谷さんが店をオープンと、割引が適用される。この試がきが店に届いた後に来店するたはがきを送るというもの。はと﹁ ○ 月に行きます﹂などと書いだ。旅先から店に、自分の名前もう 1 つのクーポンは、はがき図るためですが、そうした店のお客さまとコミュニケーションをポンはブログの感想と同じく、いと思ったのです。はがきのクー空間を提供できる場所を作りたの出会いのような、非日常的な語った経験にあります。旅先で通して多くの人に出会い、飲み 8 アイデム2005年のもある。主催するお祭りに連動させたも催するもの、店のある商店街がは、開店記念日やクリスマスに開月 3 回ほど行っているイベントセンティブの意味もあります﹂になります。割引は、宣伝のインいろんな人が見るので店の宣伝た、ブログに書いていただければ、さまとお話ができますよね。まープンしたきっかけの 1 つは旅を 50 カ国ほど訪れました。店をオ﹁私は旅が好きで、これまでにス東京だ。京・世田谷区にあるパクチーハウ注目を集める飲食店がある。東なコンセプトを掲げ、マスコミのだが、その流れと逆行するようを設ける飲食店が増えている。ら、客席の間を仕切ったり、個室を重んじる意識の高まりなどか居酒屋を中心にプライバシーおク客ーさポまンとで交流案内するようにしています﹂けではなく、普段から相席をごけていません。イベントのときだにして、柱もパーテーションも設すいように段差のないワンフロアもお客さま同士が交流を図りや推進するためです。店のつくりうものです。イベントは、それをれるように、さまざまな取り組﹁ブログの感想をもとに、お客提非供日す常る的な空間を同店ではお客同士が交流を図楽しい食事の場を提供するとい﹁店のコンセプトは、人が集まるはこう言う。 ←店のある地域在住のアーティストによるオブジェ ↓明るく開放的な店内る。同店のオーナー、佐谷恭さん店は私鉄沿線の駅前商店街沿いにある店頭にあるオブジェの申し込みは 1 人から受け付けと鍋をつつくという企画だ。参加席に案内され、初対面の人たちこれはグループで来ても別々のう参加予約制のイベントがある。知らぬ他人と鍋を囲む会﹂とい人とマネジメント Web情報誌 2010年 3 http://workium.aidem.co.jp/webmagazine 月号バックナンバー読めます現場イズムパクチーは英語でコリアンダー、中国語で香菜（シャンツァイ）と呼ばれ、世界150カ国以上で使われている子どもへの影響を考え、店内は終日禁煙店内にある飾り棚 ↑ ↓ 同店オリジナルでパクチー麺世界各国のビールを取りそろえる佐谷さんの著書。パクチー料理が中心のレシピ集 ! 強い会社の3ポイント 1 常識にとらわれない個が尊重されるなか、店を交流の場と位置付けて相席を推奨 2 交流を図る仕組みを作るクーポンを使って、お客さまとコミュニケーションを図る 3 引っ掛かりのあるキーワードを使う好みの分かれるパクチーをメインにすることで話題性を生む 9 アイデム2005年ものような笑顔を浮かべた。そう言って、佐谷さんは子どたいじゃないですか﹂んな方がいらしているのか、知りからです。それに自分の店にど ●取材・文／三宅航太、写真／牛塚英樹、三宅航太を提供するだけでは面白くないる仕組みにしているのも、料理ンなどでお客さまと交流を図れ﹁新卒で入った会社を辞めた後、検索もあります﹂コンセプトを後押しするものでれば、世の中はポジティブになり、人とかかわろうとする人が増えということです。自ら行動して﹁自分で行きたいと思える店がいろな店を見てきたという。むのが好きだったことから、いろはなかった。だが、人を集めて飲ら、好き嫌いがはっきり分かれました。パクチーは独特の風味かざまなパクチー料理に出会いま﹁世界を旅していたときに、さまえていたからだ。スコミの取材は 1 5 0 件を超え、うした試みが人を引きつけ、マれないことばかりだ。だが、そ食店のやり方からすれば考えらど、同店の試みは、一般的な飲勤めをしていたときから考えてのは 2 0 0 7 年だ。起業は、会社佐谷さんが店をオープンしたたりの﹂口がに論、文起の業主し旨よでうすと。思こいれまをし切争いが起こりにくくなる、というあさりましたが、納得できない飲食店の経営に関する本を読みありました。開業にあたっては、あまりにも少ないことに不満が 1マ 5ス 0コ件ミ超の取材はあるからだと思うんです﹂それだけ人を引きつける魅力がす。はっきり分かれるというのは、とが大変でしたね。でも、自分﹁オープン当初は、一般の常識ている。ファンも口コミなどで増え続けたイこギとリがスあのり大ま学す院。そにの留と学きし、”て旅いているのは、自発的に行動する書るき“とまいしうたテ。ー私マがで旅、と修定士義論づ文けを人が増えると世の中が平和にな始めたが、飲食店で働いた経験さんは最初の事業として同店を会社の立ち上げを決めた佐谷店自が分なでい行きたい目を集めるのに有効な食材と考のは、以前からパクチーが人の注パクチー料理の専門店にしたことが多く、逆のことばかりやに据えたり、相席を推奨するな好みの分かれる食材を店の核いきたいと思っています。クーポが面白いと思えることをやってってますね﹂けですから、理解してもらうこからは外れたことをやっているわいたという。