非常食アルファ化米の試食会を開催しました

防災週間イベント「非常食アルファ化米試食会 開催」
9 月 1 日「防災の日」を中心とする 8 月 30 日~9 月 5 日は「防災週間」として全国各地で防災
に関する行事が開催され、地域や職場でも防災訓練などが行われています。
当院においても、防災週間イベントとして 9 月 2 日(月)に職員対象の非常食アルファ化米※
試食会などのイベントを開催しました。
このアルファ化米の試食は、日赤東京都支部の備蓄食料を利用し、いつ襲ってくるかわからな
い大規模地震などの災害に対しての備え、正しい知識を持つためのきっかけとして行いました。
アルファ化米試食コーナーでは、準備した 260 食全てが予定時間より早く配布し終えるほど
盛況で、試食をした職員からは「非常食としては美味しい」「災害時お湯が出ないことを考え
て冷めてから食べてみたが水分の多いおこわの方が食べやすかった」との意見がありました。
その他のコーナーには、防災知識を○×形式で学ぶパネルコーナーや心肺蘇生・AED の使い
方を学ぶ体験コーナー、当院に備蓄している非常食の展示コーナーなどがあり、その中でも当
院の非常食の展示コーナーの関心が高く、
「非常食が備蓄されていることが分かって安心した」
「備蓄の種類が多くて驚いた」など職員からの声が挙がりました。
今年は関東大震災から 90 年が経ち、また今夏は猛暑や豪雨などの「異常気象」で日本各地に
災害をもたらし、私たちもいつ災害に見舞われるかわかりません。今後もこのようなイベントを
通じて、職員一人ひとりの災害への備えについての関心が高まっていくよう訴えてまいります。
ドライカレーと山菜おこわを比較してもらうため半分ずつパックに詰めました
当院の備蓄している非常食に関心
心肺蘇生・AED 体験(事務職員)
※アルファ化米(アルファかまい)とは、炊飯または蒸煮によって米をアルファ化(糊化)させたのち、急速乾燥によっ
て澱粉の状態を固定させた乾燥米飯のことであり、熱湯や冷水を注入することで飯への復元が可能である。
大森赤十字病院