西洋史(教職)

免許状教科
中学校社会、高校学校地理歴史
□第1グループ
科目名
英文表記
ふりがな
担当者名
授業のテーマ
□第2グループ
西洋史(教職)
科目分類
中学校社会 □必修
高校地歴
□必修
European History
開講年次
■1年 □2年 □3年 □4年
やすし
開講期間
■前期 □後期 □通年 □集中
泰
修得単位
さいとう
斎
藤
2
□選択
□選択
単位
「新しいヨーロッパ史への誘い―イギリスとスイス―」
授業概要
諸民族の定住、多文化の並存、民族・地域と国家形成を中心に、イギリスとスイスの歴史を考察する。
到達目標
ヨーロッパの基層文化、多民族・地域の複合国家、文書史料・伝説・伝承からの歴史解読を目指す。
授業時間外の
学習
高校世界史・年表・地図を参照すること、書籍、新聞、テレビ、ネットから最新の情報を得ること。
履修条件
特にありませんが、将来、中学校社会や高校地歴の教育を目指す心構えを持って下さい。
授業計画
第1回
授業の進め方と履修上の留意点(シラバス配布;ノート作成;出席;カラーペンシル・のり、はさみ持参)
第2回
はじめに―EU、UK と CH―(ヨーロッパ連合;連合王国;スイス連邦)
第3回
先史時代のブリテン諸島(巨石文化;ケルト民族の移動;ケルト文化)
第4回
先史時代の「スイス」
(湖上家屋集落;巨石遺跡;ケルト民族の移動・定住;ラ・テーヌ文化)
第5回
ローマ時代の大ブリテン島(ボアディケアの反乱;ブリタニア;ローマ都市、街道とローマ長城)
第6回
ローマ時代の「スイス」
(ヘルヴェティア;ラエティア;ローマ都市、峠と街道)
第7回
中世初期のブリテン諸島(ケルト民族の再移動;初期キリスト教;タラの丘;アーサー王物語)
第8回
中世初期の「スイス」
(ゲルマン民族の大移動;
「四つの国語」の起源と並存)
第9回
中世中期の大ブリテン島(アングロサクソン諸部族の定住;古英語;アルフレッド大王)
第 10 回
中世中期の「スイス」
(カール大帝;オットー大帝;神聖ローマ帝国における「スイス」の位置)
第 11 回
イングランド王国の成立(ウェセクス国;デーン人の襲来;
「北海帝国」
;ノルマン征服;
「環海峡帝国」
)
第 12 回
スイス連邦の起源(中スイスの渓谷共同体;皇帝特許状;原スイス永久同盟;テル伝説)
第 13 回
イングランド王国の発展(
「環海峡帝国」から「礫岩・複合国家」へ)
第 14 回
スイス連邦の発展(八州同盟;十三州同盟;神聖ローマ帝国におけるスイス連邦の国制的位置)
第 15 回
おわりに(
「四つの『国』
」のイギリス;
「地域連合」
・
「四つの国語」のスイス;文書史料・伝説の読解)
第 16 回
定期試験(筆記試験とノート点検)
テキスト
なし
参考文献・資料 授業で紹介します。
成績評価の方法 出席回数(10 点)
;ノート点検(20 点)
;筆記試験(70 点)を総合して評価する。
オフィスアワー なし
学生への
メッセージ
カラフルな「新しいヨーロッパ史への誘い―イギリスとスイス―」のノートが完成する。