新国立劇場演劇研修所 第9期生修了公演 「嚙みついた娘」

報道用資料
文化庁委託事業「平成 27 年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
新国立劇場演劇研修所
第 9 期生修了公演
「嚙みついた娘」
作
三好十郎
場所
栗山民也
新国立劇場小劇場
2015 年 11 月 30 日~
稽古日程
公演日程
演出
2016 年 1 月 8 日~13 日
「正直」が信条の娘ステが見たものは、富田家の欺瞞に満ちた生活
昭和初期の日本の裏側を描き出す風刺喜劇
2013 年入所の第 9 期生が 8 月の朗読劇「少年口伝隊一九四五」、10 月の試演会「血の婚
礼」の公演を経て、いよいよ新国立劇場演劇研修所での最終公演に臨みます。作品は三好
十郎の「嚙みついた娘」。1936 年に執筆され、同年前進座で初演された風刺喜劇です。
昭和の初め、東京の資産家富田家に、貧しさゆえ東北から上京し、正直が肝心と教えこま
れた娘ステが女中としてやってくる一日が描かれています。その正直を守り通し、欺瞞に
満ちた富田家家族の裏側を暴いてしまうステ……。
「血の婚礼」ではスペイン演劇に真っ向から挑んだ 9 期生が、今回は日本の近代喜劇に挑
戦します。演出は、これまでも三好作品の演出を手がけてきた演劇研修所長栗山民也が行
います。研修所生活 3 年間の集大成となる修了公演にどうぞご期待ください。
本公演のリリースを送付いたしますので、ご査収のほど、よろしくお願い申 し上げます。
出演者・スタッフへの取材や公演情報紹介の機会を頂けますよう、よろしくお願い致しま
す。どうぞお気軽にお問い合わせください。
■写真・資料のご請求、取材のお問合せ
新国立劇場 広報室 矢代 淳雄
Tel:03-5352-5781 Fax:03-5352-5784
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■公演概要
作:
三好十郎
演出:
栗山民也
演劇研修所長:
栗山民也
主催:
文化庁、新国立劇場
制作:
新国立劇場
[出 演] 新国立劇場演劇研修所 第 9 期生
宇田川はるか
草彅智文
岡崎さつき
清水優譲
加茂智里
髙橋美帆
竹内香織
八幡みゆき
村岡哲至 ほか
[会 場] 新国立劇場 小劇場
[公演日程]
2016 年 1 月 8 日(金)
19:00
9 日(土)
14:00
10 日(日)
14:00
11日(月・祝) 14:00
12 日(火)
19:00
13 日(水)
14:00
* 開場は開演の 30 分前です
* 就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください
[前売開始] 2015 年 11 月 6 日(月)10:00~
[料
金] A席=3,240 円 B席=2,700 円 (税込)
学生券=1,000 円
○ボックスオフィスの窓口・電話にて受け付けます。お引き取りの際には、学生
証または年齢を
確認できるものが必要になります。
Z 席=1,620 円
* 公演当日、ボックスオフィス窓口のみでの販売。1人1枚、電話予約不可。
[ご予約・お問い合わせ]
新国立劇場ボックスオフィス
新国立劇場Webボックスオフィス
03-5352-9999(10:00-18:00)
http://pia.jp/nntt/
■ものがたり
昭和の初め。東京の資 産家富田家に、夫人が名誉顧問を務める春光園ホームより東北の
娘ステが連れてこられる。ホームの職員北向から女中の心得として、正直が肝心だと教えこま
れるステ。富田家の部屋々々を案内してもらううちに長男、次男、長女、夫人、主人たちの欺
瞞に満ちた生活を見聞きしていく……。
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■参考
【主な上演歴】
1936 年 10 月
1937 年 1 月
1939 年 11 月
1999 年 7 月
2000 年 6、9 月
前進座
新喜劇座
前進座
劇団前進座
劇団前進座
【出版掲載】
「三好十郎著作集」第 36 巻
■プロフィール
【 作 】三好十郎
みよし・じゅうろう
劇作家(1902-1958)
佐賀に生まれ。早稲田大学英文科卒業。在学中、教授の推薦で『早稲田文学』に詩
を発表し詩人としてデビューした。1927 年 5 月処女戯曲「首を切るのは誰だ」を『左
翼芸術』第 1 号に発表。翌 28 年「傷だらけのお秋」を『戦旗』8 月号から 11 月号ま
で連載発表した。以後 58 年に亡くなるまで劇作に専心し、57 編の戯曲と多数のラジ
オドラマを残している。
プロレタリア戯曲を代表する戦前の作品に「報国七生院」「炭塵」「せき」「斬られの
仙太」「幽霊荘」「彦六大いに笑う」「地熱」「襲われた町」「寒駅」「露路の奥」など
がある。特に「彦六大いに笑う」は 1936 年 8 月、井上正夫演劇道場が初演し好評を
得た。
戦時中の作品に「浮標」の他、「生きている狩野」「三日間」「鷲の王峠」「おさの音」
「夢たち」「獅子」「おりき」などがある。中でも「浮標」は 1940 年 3 月新築地劇団
で初演しされたが、作者の転向期のみごとな作品として評価された。
戦後の作品には「崖」「廃墟」「胎内」「その人を知らず」「炎の人」(昭和 27 年読売
文学賞戯曲賞受賞)などがある。「神という殺人者」を執筆中に永眠。
【演出】栗山 民也(くりやま・たみや)
早稲田大学文学部演劇学科卒業。主な演出作品に「ゴドーを待ちながら」
「阿国」
「獅
子を飼う」「GHETTO/ゲットー」「海の沸点」「エヴァ、帰りのない旅」「太鼓たたいて
笛ふいて」「マリー・アントワネット」「ロマンス」「かもめ」「闇に咲く花」「きらめ
く星座」「炎の人」「組曲虐殺」「海をゆく者」「ピアフ」「藪原検校」「スリル・ミー」
「もとの黙阿弥」「國語元年」「月の獣」「オレアナ」などがある。紀伊國屋演劇賞個
人賞、読売演劇大賞最優秀演出家賞、芸術選奨文部大臣新人賞、毎日芸術賞千田是
也賞、朝日舞台芸術賞、芸術選奨文部 科学大臣賞、紫綬褒章などを受賞。新国立劇
場では、「今宵限りは・・・」「ブッダ」「キーン」「夜への長い旅路」「欲望という名
の電車」「ピカドン・キジムナー」「夢の裂け目」「ワーニャおじさん」「櫻の園」「浮
標」
「涙の谷、銀河の丘」
「夢の泪」
「世阿弥」
「胎内」
「喪服の似合うエレクトラ」
「箱
根強羅ホテル」
「母・肝っ玉とその子どもたち」
「夢の痂」
「CLEANSKINS/きれいな肌」
「氷屋来たる」「まほろば」「雨」「マニラ瑞穂記」、オペラ「夕鶴」「蝶々夫人」を演
出。2000 年から 7 シーズン新国立劇場演劇芸術監督を務め、現 在は新国立劇場演劇
研修所長。
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●演劇研修所第 9 期生
宇田川はるか
(うだがわ・はるか)
岡崎さつき
(おかざき・さつき)
加茂智里
(かも・ちさと)
1990 年生・東京都出身
1990 年生・山形県出身
1995 年生・静岡県出身
髙橋美帆
竹内香織
八幡みゆき
(たかはし・みほ)
(たけうち・かおり)
(やはた・みゆき)
1988 年生・宮城県出身
1994 年生・大阪府出身
1990 年生・熊本県出身
草彅智文
清水優譲
村岡哲至
(くさなぎ・ともふみ)
(しみず・まさのり)
(むらおか・てつじ)
1990 年生・秋田県出身
1992 年生・神奈川県出身
1985 年生・山梨県出身
第 9 期生 出演作品
朗読劇「少年口伝隊一九四五」(作:井上ひさし 演出:栗山民也)
2015 年 8 月
試演会「血の婚礼」(作:フェデリコ・ガルシーア・ロルカ 演出:田中麻衣子)
2015 年 10 月
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■新国立劇場 演劇研修所について
新国立劇場演劇研修所(NNTドラマ・スタジオ)は、2005 年に、明晰な日本語を使いこなし、
柔軟で強い身体を備えた次世代の演劇を担う舞台俳優の育成を目指して設立されました。
研修期間は 3 年間で、原則として週 5 日間、午前 10 時~午後 6 時のレッスンを 1 年を通し
行っています。
1・2 年次は基礎的俳優訓練とともに、第一線の演出家や俳優指導の専門家を軸とする講師
陣によるシーンスタディを行い、3 年次には修了公演に向けて数本の舞台実習公演を行いま
す。
修了生は、新国立劇場公演のみならず、さまざまなプロデュース公演に出演するなど、活躍
の場を広げています。
本公演に出演する第 9 期生(9 名)は、2013 年 4 月に入所。
1・2 年次における多様なレッスンおよびシーンスタディを経て、3 年次である今年度は、2016
年 3 月の修了までに、8 月 14~16 日に上演された朗読劇 井上ひさし作「少年口伝隊一九
四五」と 10 月 23 日~27 日に上演されたフェデリコ・ガルシーア・ロルカ作「血の婚礼」を終え、
この度修了公演を上演します。
1 . 朗 読 劇 『 少 年 口 伝 隊 一 九 四 五 』( 作 : 井 上 ひ さ し ) の 稽 古 よ り
2.モーリス・パニッチ氏による特別授業発表より
3. 朗 読 劇 『 少 年 口 伝 隊 一 九 四 五 』( 作 : 井 上 ひ さ し )
4. 試 演 会 『 血 の 婚 礼 』( 作 : フ ェ デ リ コ ・ ガ ル シ ー ア ・ ロ ル カ )
(撮 影 : 小 林 由 恵 )
(撮 影 : 小 林 由 恵 )
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