中小企業診断士登録養成課程 について

中小企業診断士登録養成課程
について
平成27年度
城西国際大学大学院経営情報学研究科
(1)開設の目的
「中小企業診断士の登録等及び試験に関す
る規則」及び「中小企業支援事業の実施に
関する基準を定める省令」に基づき、本学
建学の精神に則った中小企業診断士を養
成します。
(2)養成する中小企業診断士像
• 城西国際大学の創立者は大蔵大臣を歴任した
故水田三喜男です。水田は建学にあたって「学
問を通じた人間形成」を唱道しました。
(3)主体性のある中小企業診断士
• 当該登録養成課程もこの水田の教えを
念頭に置きながら、わが国経済の中核
となっている中小企業の今日的課題解
決に、意欲的にかつ主体的に取り組む
中小企業診断士を養成します。
(4)城西国際大学の目指す
中小企業診断士
• 先端的な中小企業のニーズに的確に応え得
る最新で高度の専門的な知識を保持する
• 研ぎ澄ました現場感覚を持ち、グローバルな
視点から経営者に適切に助言ができる有能
な経営コンサルタントとしての能力
• 経営者から信頼される、経営者の悩みを的確
に受け止められる、そしてその課題に応えら
れる人間味のあふれた中小企業診断士
(5)特徴(その1)
・設置場所が千代田区紀尾井町という東京の
ビジネスの中心に近い場所です
・現在の仕事を続けながら中小企業診断士の
資格を得られます
・大学院(経営学修士)の修了資格も得られます
紀尾井町キャンパス
特徴(その2)
・平日は原則として、水曜日の6・7限目
(18時20分開講、21時30分終了)
・土曜日は全日に開講
(9時30分開講、18時10分終了(原則))
・仕事に配慮した最適な学習スケジュール
(ただし、実務研修は平日の昼間にも授業が行われる
ことがあります)
特徴(その3)
本学が特に力を入れている分野
• 情報・通信(IT)分野
• ロジスティクス分野
• 国際分野
(6)重点を置く専門知識(その1)
<ITに強い中小企業診断士>
情報化は中小企業においても利用が進んでい
ます。
登録養成課程に併設されるITコーディネータの
養成コースの専門科目も履修可能ですので、専
門知識のさらなる習得も可能です。
情報技術の経営への活用について学ぶことで
ITに強い診断士を養成します。
重点を置く専門知識(その2)
<ロジスティクスに強い中小企業診断士>
物資を効率的に移動させるロジスティクスは
注目を集めている分野です。今後の中小企業
はより効率的な取引の仕組みを構築する必要
があります。
本学ではロジスティクスを専門とする教員を
揃えており、独立した科目として学ぶことで本
領域についての知識をもつ診断士を育てます。
重点を置く専門知識(その3)
<国際的な視野のある中小企業診断士>
中小企業が活躍する舞台も東アジア・東南アジ
アを含めた諸国に広がりを見せています。
中小企業診断士に期待される役割も国際的な
視野が求められるのは必然な流れです。
具体的には、経営戦略論、ロジスティクス論、
マーケティング論などで国際化について学びます。
また、国際化に関する知識を持つ外部の専門家
の話を聞く機会を設けています。
(7)中小企業診断士の登録資格
および学位の授与
2年間の登録養成課程の修了者には、
中小企業診断士の登録資格とともに、
経営情報学研究科起業マネジメント専
攻修士課程 修士(経営学)の学位が授
与されます。
(8)受講料の額及び収納の方法
中小企業診断士登録養成課程の学費等納付金は次のとおりです。
① 入学検定料 35,000円
② 学費等納付金
(円)
2 年次以降
初年度
入学手続時
学費
諸会費
後期分
合計(年額)
(年額)
入学金
300,000
-
300,000
-
授業料
275,000
275,000
550,000
同額を納入
施設整備費
150,000
-
150,000
同額を納入
小計
725,000
275,000-
1,000,000
700,000
父母後援会費
10,000
-
10,000
-
共済費
9,000
-
9,000
同額を納入
学会費
3,000
-
3,000
同額を納入
小計
22,000
-
22,000
12,000
747,000
275,000
1,022,000
712,000
納付額
・実習費については別途徴収することがあります(最大10万円程度)
・厚生労働省の「職業訓練給付制度」の対象講座となっています(10万円の補助)
(9)2年間のカリキュラムの大まかな流れ
1年目(経営診断Ⅰ)
3月
予備研修
8-10月
流通業経営診断
経営戦略論Ⅱ
4-5月
コミュニケーション論
経営戦略論Ⅰ
財務・会計論
生産マネジメント論Ⅰ
10-11月
経営情報論
6-7月
ロジスティクス論
店舗施設マネジメント論
生産マネジメント論Ⅱ
11-1月
起業マネジメント基礎論Ⅰ
7-8月
人材マネジメント論
マーケティング戦略論
1―2月
製造業経営診断
なお、毎月1、2回起業マネジメント演習Ⅰが開催され、教員により専門的
な研究のサポートや診断士としての心構えなどを考える授業を行います。
2年目(経営診断Ⅱ)
4月
5月
総合経営戦略
総合診断
6-7月
起業マネジメント基礎論Ⅱ
8-9月
戦略策定実習Ⅰ
5-6月
実務的助言Ⅰ
10-12月
戦略策定実習Ⅱ
6月
実務的助言Ⅱ
1-2月
総合ソリューション実習
なお、毎月1、2回起業マネジメント演習Ⅱが開催され、
教員により専門的な研究や修士論文の指導を行います。
平行して、ITコーディネータの授業が開講されます。
(11)演習の進め方:経営診断Ⅰ
予備研修
コンサルタントとして必要な基礎知識の習得1
コミュニケーション論、経営戦略論Ⅰ、財務・会計論、生産マネジメン
ト論Ⅰ
コンサルタントとして必要な基礎知識の習得2
ロジスティクス論、店舗施設マネジメント論、生産マネジメント論Ⅱ、
人材マネジメント論、経営戦略論Ⅱ
コンサルタントとして必要な専門的知識の習得
経営情報論、マーケティング論
Ⅰ
起
業
マ
ネ
ジ
メ
ン
ト
演
習
(
流通業経営診断
本学修士課程における基礎的な知識の習得Ⅰ
起業マネジメント基礎論Ⅰ(財務分析)
)
製造業経営診断
オ
リ
ジ
ナ
ル
科
目
)
演習の進め方:経営診断Ⅱ
実践能力の習得
IT
総合経営戦略、総合診断、実務的助言Ⅰ、実務的助言Ⅱ
本学修士課程における基礎的な知識の習得Ⅱ
起業マネジメント基礎論Ⅱ(情報セキュリティ・システム監査)
Ⅱ
経営戦略策定実習Ⅱ
経営総合ソリューション実習
(
論
文
作
成
)
コ
ー
デ
ィ
ネ
ー
タ
関
連
科
プ 目
ロ
セ
ス
ガ
イ
ド
ラ
イ
ン
、
要
求
仕
様
特
論
、
ITC
経営戦略策定実習Ⅰ
起
業
マ
ネ
ジ
メ
ン
ト
演
習
ケ
ー
ス
ス
タ
デ
ィ
1
,
2
,
3
(12)卒業後のフォローアップ
• JIU診断士会の開催
– 卒業生、教員を集めて勉強会を開催し、専門知
識のフォローアップを図る
– 年2回開催
• 診断実習にサブインストラクタとして参加
– 診断実務の経験を積む
– 院生の診断実習のフォロー
城西国際大学
大学院経営情報学研究科
中小企業診断士登録養成課程
「経営者に信頼され、悩みを受け取め、的確に課題に応え
られる、人間味にあふれた中小企業診断士」
の育成を目指して!