佐倉市水道ビジョン・下水道ビジョン策定業務委託 企画提案書等作成要領

佐倉市水道ビジョン・下水道ビジョン策定業務委託
企画提案書等作成要領
佐倉市
上下水道部事業管理課
1.提出書類一覧
提出書類は、以下のとおりとする。
No
1
提出書類
備考
佐倉市水道ビジョン・下水道ビジョン策定 カラー印刷とする。
業務委託企画提案書(以下「企画提案書」
という。)
2
提案見積書及び見積内訳書
原本は1部とし、残り9部はモ
ノクロ複写とすること。
以上、企画提案書及び提案見積書を一綴りにして、紙媒体を10部、光学メディア
(CD-ROM、DVD-ROMドライブのいずれかで読み出せる規格とする。)を 1 部
提出すること。
2.提案書類の作成について
(1) 企画提案書
① 書式
(ア) A4判に横書きで、ページ番号を付番すること。
(イ) 用紙方向は、原則として縦長とする。ただし、表などで横長とする場合は、
用紙長辺を左側にし、用紙左側で綴じること。また、それらをA4フラッ
トファイルに綴じ提出すること。
(ウ) 総ページ数の制限はないが、プレゼンテーション時間(最大 45 分)を考慮
したページ数とすること。
(エ) 参考文献等の各種資料の添付も可とする。
② 構成・記載事項
(ア) 企画提案書は、別紙「佐倉市水道ビジョン・下水道ビジョン策定業務委託
に係る評価基準」
(以下、
「提案評価基準」という。)に定めた評価基準表の
中項目に従って、評価するため、企画提案書の構成は原則として評価基準
表の中項目(プレゼンテーションを除く)と一致させるものとする。独自
の構成とする場合は、対応する中項目番号を明記すること。
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大項目
中項目番号及び中項目内容
事前調査業務
①
現状分析
経営分析業務
②
分析手法の具体案
③
他事業体との比較検討方法
④
料金等のあり方の検討方法
⑤
他事業体との比較検討方法
⑥
アンケート設計案と実施方法
⑦
特定テーマ
⑧
基本スケジュール案
⑨
実施体制及び実績
⑩
事業実施にあたって、提案者からの独自
料金等のあり方検討業務
ビジョン策定業務
進行管理業務
自由提案
企画提案
注 1)ビジョン:水道事業及び下水道ビジョンをいう。
注 2)料金等:水道料金及び下水道使用料をいう。
(2) 中項目別記載事項
① 事前調査業務-現状分析
与条件(決算資料等)から導きだされる当市水道事業及び下水道事業の実態を
分析し、実態に対する企画提案者の所見を説明する。与条件は、直近の以下の資
料とする。なお、以下の資料以外(例:佐倉市水道ビジョン、水道事業概要、水
道事業ガイドラインに基づくPI等)は、企画提案者が当市ホームページより独
自調査をすること。
なお、その他の資料を希望する場合は、事務局に申し出の上、事務局が提供可
能と判断したものについて提供する。
(ア) 水道事業…26 予算書、25 決算書、23~25 決算カード、
(イ) 下水道事業…26 予算書、23~25 決算カード
※下水道事業については、26 年 4 月 1 日より地方公営企業法の全部を適用
したため、25 年度までは、官公庁会計である。
② 経営分析業務-分析手法の具体案
現状課題、問題点、財務、組織、人事(職員数)事業内容、料金等、ヒト、モノ、
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カネについてどのように分析と評価を行うか、分析項目、手法等について説明する。
③ 経営分析業務-他事業体との比較検討方法
比較分析を行う範囲(例:千葉県内、類似団体等)と手法などについて説明する。
千葉県内や類似団体にとどまらず、企画提案者が最適と考える比較検討範囲と多様
な検討手法を提案する。
④ 料金等のあり方検討業務-料金等のあり方検討方法
現行料金等の分析、水量分析、財政シミュレーション、適正水準の算定など、ど
のような手法で料金のあり方をまとめるのか、その手法や想定する業務項目等につ
いて説明する。また、適正料金等の作成は、何パターン作成するかについても説明
すること。
⑤ 料金等のあり方検討業務-他事業体との比較検討方法
比較分析を行う範囲(例:千葉県内、類似団体等)と手法などについて説明する。
千葉県内や類似団体にとどまらず、企画提案者が最適と考える比較検討範囲と多様
な検討手法を提案すること。
⑥ ビジョン策定業務-アンケート設計案と実施方法
市民(お客様)ニーズを把握するアンケート調査の設計素案及び実施方法、結果
分析方法などについて説明する。なお、想定する標本数の規模についても提案する
こと。
⑦ ビジョン策定業務-特定テーマ
水需要が減少傾向にある中で、老朽化した施設の更新時期を迎える今後(10 年~
15 年)の当市水道事業及び下水道事業をどのように経営すべきか、これまでの実績、
経験から貴社の考えを説明する。
⑧ 進行管理-基本スケジュール案
佐倉市水道ビジョン・下水道ビジョン策定業務委託仕様書、第 2 章の 2 及び 7 を
参照し、企画提案者が考える本業務における最適な全体スケジュール案及び懇談会
スケジュール案を提案する。
特に懇談会スケジュールについては、「アンケート・経営診断」、
「料金のあり方検
討」、「上下水道ビジョン」の3要素について、検討事項(議題、テーマ等)を提案
すること。
3
⑨ 進行管理-実施体制及び実績
本事業を実施するにあたり予定される貴社の実施体制を説明する。
(予定でも可と
する)
本事業に従事する者のビジョン策定、経営診断、料金等の改定支援業務の実務経
験、実績及び事業者全体の本業務に対する支援体制を説明する。なお、企画提案書
においては、実施体制図の中で、本事業に直接的に従事する者を明示すること。
⑩ 自由提案
本委託業務において、企画提案者が中項目以外で、有効と考える事につて提案、
する。ただし、自由提案をするか否かは、企画提案者の自由であり、提案しないこ
とも可とする。
3.見積書及び見積内訳書の作成について
(ア) 見積書には、総額(税込)を記載すること。
(イ) 見積書には、企画提案者が提案した内容(回数、実施項目、実施内容等)
を踏まえた金額を記載すること。
(ウ) 佐倉市水道ビジョン・下水道ビジョン策定業務委託仕様書では、具体的な
実施項目や回数などについては、多くは定めておらず、企画提案者の提案
によるところとしている。よって、見積書には、企画提案者の提案内容を
実施した場合の金額を記載するものである。
(エ) 見積内訳書には、業務ごとに費用等が明確となるように、詳細に記載する
こと。
(オ) 見積価格が予算限度額を上回った場合は、選定候補者に選定しない。また、
見積価格の根拠に疑義がある場合等は、価格調査を行うことがある。
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