流-重 4-三分 流-粥 4-五分 1j-重 4-七分 1j-粥 4-全 2-1 4-軟 2-2 4

Iスケール(石川県栄養士会 食事形態スケール)Ver.2 — 主食 —
Iスケール
コード
名称例
イメージ写真
コンセプト
嚥下ピラミッド
ユニバーサル
デザイン
重湯
口腔や食道の器質的通過障害に対して
適応となる形態。
粥を炊いた時に上澄みとして見られるものであり
米は入っていない液状のもの。
L3
ペースト粥
全粥をミキサーにかけてペースト状にした主食。
べたつきが強く、飲み込みにくい。
また、唾液による分解でサラサラになりやすい。
酵素を加えてサラサラの状態で提供したものも
ここに含む。
L3
区分4
1j-重
重湯ゼリー
重湯をゼリー状にしたもの。
(ゲル化剤等を使用)
L1
1j-粥
ペースト粥
ゼリー
ペースト粥をゼリー状にしたもの。
(ゲル化剤等を使用)
2-1
ペースト粥
とろみ
2-2
流-重
流-粥
3
Iスケール
コード
名称例
イメージ写真
改訂:2015年9月 石川県栄養士会 あいスケールネットワーク石川
コンセプト
嚥下ピラミッド
ユニバーサル
デザイン
三分粥
全粥に比べ、水分量が多く、
水分と米が分離している主食。
米重量に対して20倍の水分量にて炊飯。
全粥3:重湯7
L4
区分3
五分粥
全粥に比べ、水分量が多く、
水分と米が分離している主食。
米重量に対して10倍の水分量にて炊飯。
全粥5:重湯5
L4
区分3
4-七分
七分粥
全粥に比べ、水分量が多く、
水分と米が分離している主食。
米重量に対して7倍の水分量にて炊飯。
全粥7:重湯3
L4
区分3
L2
4-全
全粥
水分と米の部分が均等に混ざり合っており、
水分と米が分離しにくい主食、重湯がない粥。
米重量に対して5〜6倍の水分量にて炊飯。
L4
区分3
酵素を使用し、ペースト粥にしたものに
増粘剤を加え、とろみをつけたもの。
L3
区分4
4-軟
軟飯
咀嚼機能に問題があり、
上顎と舌でつぶす事のできる硬さの主食。
米重量に対して2.7〜3倍の水分量にて炊飯。
L4
区分2
ペースト粥
粒あり
全粥をミキサーにかけ、
若干粒を残したペースト状に近い状態にした主食。
べたつきはなし。
酵素、増粘剤、ゲル化剤などを使用することもある。
L3
区分3
4-常
高齢者向け
常飯
咀嚼機能に問題のない
一般高齢者が摂取可能な硬さ。
常飯よりも軟らかめの主食。
米重量に対して1.5〜1.6倍の水分量にて炊飯。
L4
区分1
全粥ゼリー
全粥をゼリー状にしたもの。
(ゲル化剤等を使用)
L3
区分3
4-三分
4-五分
5
常飯
健常者(成人)が摂取する一般的な硬さの主食。
米重量に対して1.2倍の水分量にて炊飯。
L5
※パンはこの区分に該当する。
※Iスケールコードの並び順は食事形態をアップさせるためのものではありません。
スケールの理解にあたっては『嚥下調整食学会分類2013』の本文を合わせて、お読みください。 一部においては食形態マップの表現方法・分類コンセプトを参考にしています。