領 域 を 超 え つ な ぐ

福祉新聞 2015年2月23日号
め、昨年国家
試験に合格し
ました。現在
は社労士事務
感じています。
のような働きかけができるの
残念ながら、精神障害者に かを考える必要もあると感じ
対する差別や偏見は根強く残 ます。
面に出会います。
ることが大切で、それがPS
のではないで
しょうか。
私自身は今
後さまざまな
知識の普及等の社会に対する
社労士事務所での仕事を通し し適切な支援を行うのはもち
︵大阪障害者就労支援ネッ
て、PSWの仕事を少し客観 ろんのこと、福祉の領域の中 トワークの橋本泰伸さんにバ
図らずも現在のような経歴
PSWは精神保健福祉の専 働きかけを行いたいと考えて
を持つに至ったわけですが、 門家として、目の前の人に対 います。
ています。
門学校の講師の仕事に携わっ 害者の生きづらさを感じる場 タルヘルス対策や障害年金の
PSWの資格取得を目指す専 居るときよりも強く、精神障 ぐ専門家として、企業のメン
ホームの生活支援員の仕事、 につれ、PSWとして現場に 域と労働社会保険領域をつな
所での仕事に加え、グループ 害年金について学びを深める 方と協働し、精神保健福祉領
領域を超えつなぐ
士 ︶ の 資 格 取 得 の 勉 強 を 始 復職支援にかかわったり、障 しい理解の広がりにつながる
務してきましたが、家業の都
社労士事務所の職員として Wという資格の社会的地位の
合 で 社 会 保 険 労 務 士︵ 社 労 会社側の立場で精神障害者の 高まりや精神障害に対する正
し、精神科の医療機関等で勤 られます。
っており、精神疾患を持った
そのためには、PSW同士
私は 年前に精神保健福祉 人自身が自分の疾患に偏見を が広い視野を持って前向きに
士︵ P S W ︶ の 資 格 を 取 得 抱く﹁内なる偏見﹂も多く見 語り合い協働する機会をつく
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的に見られるようになったと だけでなく、社会に対してど トンタッチします︶
2015.2.23
精神保健福祉士
宮原 麻衣子
野嶋社会保険労務士事務所
精神保健福祉士(大阪府)