6. 9月号(3歳以上児用)

★正しい箸の持ち方
☆★基本の構え★☆
NO.6
3~5 歳
H27.9
親指は上、人差し指は前、中指は横
食具の使い方
お子さんは箸やフォークなどの食具を正しい持ち方で持っていますか?
また、お子さんの成長にあった箸を持たせていますか?
正しい食具の選び方や持ち方を考えてみましょう。
★スプーンの持ち方
右図が正しいスプーンの持ち方です。
お子さんのスプーンの持ち方はどうですか。
一度確認をお願いします。
★箸の選びかた
体の大きさにあった箸の長さ
手のひらの縦の長さ+3cm
①1 本のはしを親指・人差し指・中指を使って鉛筆を
もつように握る。ポイントは鉛筆よりも軽く握るこ
と。中指のつめの横にはしを当て、親指と人差し指
で軽くはさむ感覚です。
②もう1本のはしを、先ほどのはしの下に差し込む。
はし先が揃うようにして、親指と人差し指のまたで
固定して下のはしを薬指のつめの横に当てるように
持つ。
③下のはしは動かさずに、上のはしだけを動かす。
親指の先を支点として中指で上に持ち上げるように
して上下に動かす。これを繰り返し 2 本のはし先を
長い箸を使用している子を多くいるようです。
合わせるようにして使う。
長い箸を使用するということはブカブカの靴を履いて
いることと同じで思うように指を動かせません。
まず、体の大きさに合わせた箸を用意しましょう。
形は□(四角)で重みのあるものを。指が滑らず安定します。
★矯正箸
矯正箸を使用している子も多くいます。箸が持てるようになるために
使用していませんか。矯正箸は間違った箸の持ち方を直すための箸です。
箸の持ち始めた頃は1本ずつ離れた箸の使用をお願いします。
箸を正しく持つことはとても難しいです。
だからこそ、箸を正しく持って食べる姿はとても美しいものです。
箸を正しく持つために必要なのは指先の力。
年長児の中には箸を操る力がついている子を多く見かけます。
6歳になる頃から正しい箸の持ち方を意識していきたいですね。
箸がうまく持てないときは人差し指と上の箸を輪ゴムで固定するもの一つ
の方法です。
ゆっくり焦らず、褒めて箸が正しく持てるようになるといいですね。