遺言の効力について遺言の効力発生時期第985条 1 遺言は、遺言者

遺言の効力について
遺言の効力発生時期
第９８５条
１
遺言は、遺言者の死亡の時期からその効力を生じる。
２
遺言に停止条件を附した場合において、その条件が遺言者の死亡後に成就したときは、
遺言は、条件が成就した時からその効力を生じる。
遺言は単独行為ですので遺言者が一定の方式に従って遺言の意思を表示した時に成立しま
すが、遺言としての効力を生じるのは遺言者死亡の時からになります。
停止条件とは、法律行為の効力の発生に関する条件です。分かりやすい言葉に置き換える
と、「何なにすれば」になります。（例
大学に合格すれば）その条件が成就した時から効
力が発生することになります。
法律条件の効力の消滅に関する条件は解除条件です。分かりやすい言葉に置き換えると、
「何なにするまで」になります。（例
が消滅することになります。
大学を卒業するまで）その条件が成就した時に効力

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