平成27年度学校経営計画

平成27
平成27年度学校経営計画
27年度学校経営計画
校番 54
学校名
福山明王台高等学校
校長氏名
船倉 功
平成27年度~平成29年度
全日制課程
本校
1 ミッション(地域社会における自校の使命)
確かな学力,豊かな心,たくましい身体を育み,高い志をもって社会に貢献できる人材を育成する。
2 ビジョン(使命の追求を通じて実現しようとする自校の将来像)
(1) 大学(短大を含む)進学率が80%以上の普通科進学校として,保護者や地域から『進学させたい』と支持され,信頼される学校。
(2) 文武両道をめざし,運動部・文化部への入部率が80%以上で,県大会以上への出場率が80%以上の学校。
(3) 生徒,保護者,教職員が,「日本一の生徒指導」と思える学校。
(4) 生徒・保護者が,美しいと思える環境で学べる学校。
3 環境分析
(1)SWOT分析
強み(S)
内部環境
外部環境
機会(O)
様々な取組について,一
定の成果が表れ,地元中
学校や地域社会からの期
待が大きい。
・ 福山市中心部に位置し,
環境に恵まれている。
・
脅威(T)
脅威(T)
・ 地域社会から,進学校とし
ての信頼は不十分であ
る。
・ 学校が丘の上にあり,長
い登り坂が不評である。
・ 保護者の学校行事等の参
加率等が低い。
・ 福山地区内において,他
の普通科校との競合があ
る。
・ 今年度,「学びの変革」パイロットハイスクールとし
て,「活用コアスクール」の指定を受けた。
・ 施設設備が比較的充実している。
・ 学校行事,生徒会行事(文化祭,体育祭等)が活発
である。
・ 部活動に熱心な教員が多い。
・ 学校の指導に従う素直な生徒が多い。
・ 中途退学,休学生徒が少ない。(950名在籍/960名
定員)
・学力向上に組織的に取り組み,生徒の基礎学力の定
着と学力の伸長を図る。
・ 習得した知識や技能を活用する能力を育成する。
・ 高大連携を積極的に推進し,外部教育機関との連携
を強化する。
・ 国公立大学合格者数の増加を図る。
・ 学校独自の入試説明会を開催する。
・ 教職員,生徒,保護者の三者が「日本一の生徒指導
と思える学校」 を具体化し実践する。
・ 「文武両道の普通科進学校」をキャッチフレーズにオ
ープンスクールの参加者数を増加させるとともに,参
加者の満足度をアップする。
・ 大学進学率(短大含む)80%以上達成のための進
路指導計画を確立する。
・ 各部活動の入部率とレベルアップを図り,県総体出
場部活動80%以上を達成する。
・ 保護者や地域社会に積極的に情報発信を行い,学
校の特色と教育活動をアピールする。
・ 普通科進学校の教育課程実施に向けた授業の質の
向上を図る。
(2)現状分析資料
①入学者の進路希望状況
入学年度
大学
H25(現3学年)
69.6%
H26(現2学年)
75.4%
H27(現1学年)
72.5%
短期大学
6.8%
5.3%
5.9%
②大学入試センター試験受験者数(5-6型 800点満点)
入試年度
H22
H23
受験者数
42
86
弱み(W)
・ 生徒が希望する国公立大学の合格率が低い。
・ 基本的な学習習慣と生活習慣が身に付いていな
い生徒がいる。
・ キャリアプランニングが不十分な生徒の割合が
高い。
・ 教科によって,学力定着と学力の伸張に格差が
ある。
・ 取組によっては,教員の指導に温度差がある。
・ 文武両道の学校として教育内容を地域社会にア
ピールする。
・ 高い志を育てる教育内容を企画し実施する。(集
団訓練,教育講演会,高大連携,学習合宿等)
・ 中学校の部活動やチームとの連携を積極的に
行い,部活動の活性化を図る。
・ 学校HPの内容の充実を図るとともに,積極的に
情報発信する。
・ 進路指導を踏まえたキャリア教育の充実を図
る。
・ 凡事徹底により,生徒の全人的な成長を促す。
・ 教職員が教育目標を意識し,その達成のために
計画的・組織的に取組むことによって,人材育成
を図る。
・ 授業研究の内容と質を高め,教員の教科指導力
を向上する。
・ 教務部・進路指導部と教育研究部が連携し,学
年会との調整を図る。
・ 服務規律を確保し,教職員の不祥事が起こらな
い学校の風土と文化を形成する。
専修学校
19.3%
15.7%
16.3%
就職
3.1%
2.2%
1.9%
未定
0.6%
0.9%
0%
その他
0.6%
0.0%
1.9%
H24
64
H25
161
H26
108
H27
89
- 1 -
③大学入試センター試験全国平均点以上得点者数(5-6型 800点満点)
入試年度
H22
H23
H24
全国平均点以上得点者数
5
7
9
H25
10
④国公立大学合格者数 ( )は過年度生で内数
入試年度
H22
H23
国立大学
9(1)
14(1)
公立大学
14(0)
16(2)
合計
23(1)
30(3)
H25
10(0)
21(0)
31(0)
H24
12(2)
26(2)
38(4)
H26
7
H27
8
H26
9(3)
16(2)
25(5)
H27
10(4)
27(2)
37(6)
⑤共通学力テスト通過率の推移
⑥入学時からの模試平均偏差値及び偏差値46以上の人数の推移(3教科総合)
1年7月 1年11 月 1年1月 2年7月
人数
93
116
127
現2学年 平均偏差値 43.5
44.4
44.8
人数
56
77
82
79
現3学年 平均偏差値 41.6
42.3
43.3
42.9
⑦部活動加入率
年度
加入率
H21
61.8%
H22
61.5%
H23
54.3%
2年11 月
77
42.3
H24
69.8%
H25
71.3%
2年1月
80
43.0
2年2月
100
43.8
H26
83%
⑧遅刻・欠席者の推移
⑨オープンスクールの参加者数及び満足度
年度
H21
H22
参加者数
812
726
満足度(%)
(81.5%)
(59.4%)
H23
793
(79.9%)
- 2 -
H24
842
(96.5%)
H25
1,163
(96.3%)
H26
1,145
(96.2%)
4 目標の設定
学校経営目標
実績値
目標値
平成26 平成27 平成28 平成29 担当部等
年度
年度
年度
年度
1 大学(短大を含む)進学率が80%以上の普通科進学校として,保護者や地域から『進学させたい』と支持され,信頼される学校。
達成目標
評価指標
進学校としての信頼を得られる学校に 大学(短大を含む)進学率
する。
国公立大学合格者数
広島県高等学校等学力調査
通過率80%以上の割合
74.5% 80%
31
新規
1年
50.1%
2年
32.6%
1年
+10.7%
2年
+6.7%
3年
8名
新規
80%
40
1年
50%
2年
35%
1年+10%
以上
2年+8%
以上
3年40名
以上
80%以
上
45
1年
50%
2年
35%
1年+10%
以上
2年+8%
以上
3年45名
以上
80%以
上
80%
1年
120
2年
140
3年
180
1,000
80%
1年
120
2年
140
3年
180
1,000
80% 生徒指導部
1年
120
2年
140 進路指導部
3年
180
1,000 総務部
7以下
16
8件
以下
2,000
6以下
14
6件
以下
2,000
5以下 生徒指導部
10以下 生徒指導部
保健環境部
4以下 生徒指導部
89%
90%
以上
90%
以上
90% 保健環境部
以上
76%
80%
以上
80%
以上
80% 生徒指導部
以上
基礎・基本の学力が身に付いた生徒を
育成する。
・偏差値46以上の割合の差
(1年7月→1月,2年7月→
2月 3教科総合)
・大学入試センター試験全国
平均点以上の人数
幅広い視野に立って自己の進路が決 大学や関係機関と連携した
教育活動に対する生徒の満
定できる生徒を育成する。
足度
2 文武両道をめざし,運動部・文化部への入部率が80%以上で,県大会以上への出場率が80%以上の学校。
部活動加入率
83%
1年
120.8
文武両道をめざす生徒を育成する。
2年
一日平均家庭学習時間(分) 113.7
3年
158.5
学力向上・特別活動の両面において外
部に発信できる教育内容を創造する。 オープンスクール参加者数 1,145
3 生徒,保護者,教職員が,「日本一の生徒指導」と思える学校。
一日平均遅刻者数
8.1
自律的な行動ができ,規範意識のある 一日平均欠席者数
21.6
生徒を育成する。
特別な指導の件数
20件
(授業反省以上)
自己の健康管理ができる生徒を育成 保健室来室者数/年
2,194
する。
4 生徒・保護者が,美しいと思える環境で学べる学校。
環境美化を意識し,主体的に美化活動 生徒・保護者への学校環境
に係るアンケート(肯定的評
ができる生徒を育成する。
価)
服装が整い挨拶のできる生徒を育成 生徒の自己評価(さわやか
な挨拶,身だしなみやマナー
する。
などに係る肯定的評価)
- 3 -
80% 進路指導部
50
1年
50%
2年
35%
1年+10%
以上
2年+8%
以上
3年45名
以上
80%以
上
進路指導部
教務部
進路指導部
教育研究部
進路指導部
2,000 保健環境部
5 行動計画
学校経営目標
達成目標
本年度行動計画
中期行動計画
担当部等
1 大学(短大を含む)進学率が80%以上の普通科進学校として,保護者や地域から『進学させたい』と支持され,信頼される学校。
進学校としての信頼を ①学年別進路目標の策定と個人別進路目標の設定 ①3年間を見通した進路指導計画を 進路指導部
得られる学校にする。 ②進路シラバスの作成
全教職員が共通認識し,時機を逸
③個人別目標の設定および国公立大学推薦入試を しない情報提供と進路指導を実践
効果的に活用するための志望校検討会議の実施 する。
④模試分析会議を充実させ,分析データや家庭学習 ②早期に進路目標を立てさせ,高い
時間調査シートを活用した個人面談の実施(各教 志をもって第一希望の進路実現に
科を含む)
向けて努力する生徒を育成する。
⑤大学入試問題分析とそれに基づいた授業づくり及 ③模試分析会議と夏・冬・春の休業中
び校内模試の実施
の補習を中心とした1・2年生の学
⑥2学年学習合宿(2月)の実施
力向上の指導を行い,学力を伸ば
⑦進路指導だよりの定期的な発行(1・2年は年間 10 す学校としての成果を上げる。
回。3年は LHR・総合的な学習の時間で進路学習
の際,必ず発行)
⑧学力向上会議の定期的な開催(隔週程度)
基礎・基本の学力が身 ①共通学力テストの分析による実態把握と授業改善 授業第一主義で生徒の学習習慣の 教務部
に付いた生徒を育成す ②1・2学年全員出席による夏期補習の実施
定着に取り組む。
進路指導部
る。
教育研究部
③到達度学習を導入した公開研究授業の実施
④授業力向上のための研修会の実施
幅広い視野に立って自 ①3年間を見通した総合的な学習の時間・LHRの計 キャリア教育を計画的に実施し,体験 教育研究部
己の進路を決定できる 画的実施
的活動を通して生徒の進路意識を高 進路指導部
生徒を育成する。
②関係機関との連携による講演会等の計画的な実 める。
施(年間3回)
2 文武両道をめざし,運動部・文化部への入部率が80%以上で,県大会以上への出場率が80%以上の学校。
文武両道をめざす生徒 ①部活動を通じての人間力の育成
①本校での部活動をめざして志願す 生徒指導部
を育成する。
②部活動情報を学校全体で共有し,互いに高め合う る生徒を増加させる。
保健環境部
部活動の育成
②部活動が人格形成の場として機能 各学年
③学習時間調査の結果をもとにしたタイムリーな個 するような指導を行う。
人面談の実施
学力向上・特別活動の ①学校HPのタイムリーな更新(月10回以上)
①本校の教育活動が地域や保護者 総務部
両面において外部に発 ②「明王台高校だより」の定期的発行(年10回)
から理解され,その期待に応えよう 生徒指導部
信できる教育内容を創 ③中学校・塾対象の入試説明会の実施
とする生徒を育成する。
造する。
④参加者を増やし,満足度を向上させるための生徒 ②学力向上に係る教育活動を積極的
を活用した,オープンスクールの工夫
に情報発信し,本校への関心と理
解を高める。
3 生徒,保護者,教職員が,「日本一の生徒指導」と思える学校。
自律的な行動ができ, ①授業の1分前着席指導・授業前身だしなみ指導の 本校の生徒として自己管理ができ, 生徒指導部
規範意識のある生徒を 確実な実施
自分で判断して行動ができる生徒を 各学年
育成する。
②授業の開始前後の挨拶の指導
育成する。
③犯罪被害防止・非行防止教室の実施
④薬物乱用防止教室の実施
⑤全校集会・学年集会での校歌斉唱指導
⑥凡事徹底(挨拶・服装・掃除・時間厳守)を高い意
識で取り組み品格を身に付ける。
自己の健康管理ができ ①遅刻・欠席防止の指導
基本的な生活習慣が身に付いた生徒 生徒指導部
る生徒を育成する。 ②定期的な保健だよりの発行
を育成し,欠席・遅刻者数を半減させ 保健環境部
③保健室来訪者の組織的指導
る。
各学年
4 生徒・保護者が,美しいと思える環境で学べる学校。
環境美化を意識し,主 ①美化委員会による清掃点検を年間 20 回以上実施 生徒・保護者が,美しい学校という認 保健環境部
体的に美化活動ができ し,生徒が主体的に美化活動に取り組む雰囲気の 識を持つような環境づくりを行う。 生徒指導部
る生徒を育成する。
育成
②年間40回以上の地域清掃活動(バス停清掃等)や
部活動による校内美化活動の実施。
服装が整い挨拶のでき ①定期的な服装指導・頭髪指導を行う。
保護者から,整然とした態度の生徒 生徒指導部
各学年
る生徒を育成する。 ②生徒集会・学年集会で,挨拶指導を行う。
がいる学校という評価を受ける。
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