平成 27 年 6 月吉日 ショートステイかつら あの厳しい寒さもどこへやら、この頃は夏のような暑さに なる日が増えたり逆に寒かったりと…自分の身体のコントロール くらいできるはず!と職員も気合で乗り切ろうと必死です。 さてこの 4 月から介護保険の改正が行われ料金体制も変わ りました。より介護の必要性が高い人に重点化し、メリハリ をこれまで以上に付けることが今回の改正の基本的方針と の事。またこの8月にも一部料金改正があるとの事で皆様に はこの変化に戸惑いを感じる事もあろうかと思いますが、職 員一丸となり時代の変化に一生懸命適応していく所存でお りますので、暖かい目で見守っていただければ幸いです。 川連町にショートステイを開設して早いもので3年が過ぎました。 開設以来《利用者優先》を主軸に、ご利用者の方々がいかに満足して「かつら」 をご利用頂けたかという事を社員と共通の課題として取り組んできました。 まだまだご利用者の方々やご家族の方々より教えて頂き改善していかなければな らない事は沢山あります。これからも川連に「かつら」があって良かったと地域 の方々に認めてもらうよう社員と共に頑張っていきますので宜しくご指導の程お 願い致します。 高齢者の方の死因として「肺炎」と言う事を耳にしませんか? 特に80歳以上になると「肺炎」は死因の2-3位を占めています。 口の中は全身の健康状態を保つためにとても重要で口や歯の状態が悪くなると、全身 疾患のリスクが高くなり認知機能も低下します。当然噛んだり飲み込んだりする機能 も低下しそして誤嚥性肺炎になるリスクが非常に多いのです。だからお口のケアをす ることは肺炎はもちろん、全身の健康状態を保つ重要な訓練となるのです。 毎食前に①嚥下体操 ②パタカラ体操 ③だ液腺マッサージ を行っています。 ①嚥下(えんげ)とは、飲み込みのことで、舌やお口の周り、首などの筋肉を使って食べ物を飲み込み やすくする一連の動作です。かつらでは「北国の春」の曲に合わせて口や頬の筋肉、又首や手を動か して上半身をもみほぐす事から始めています。 ②パタカラ体操はそれぞれをはっきりと大きな声で発音 することで食べ物を上手にのどの奥まで運びやすくなり ます。 ・○ パ 唇を閉じて食べこぼさない・○ タ 食べ物を押し つぶす・○ カ 食べ物を食道へ運ぶ・○ ラ 食べ物を口腔内に 運び込みやすくなる、という効果があります。 ③口を潤すためにだ液は必要不可欠! だ液が出やすくなるポイントをマッサージすることでだ液が分泌され、飲み込みやすく なり口の自浄作用も働きます。乾燥を防ぎ痛み等の症状も和らぎます。ポイントは 耳下腺(じかせん) 顎下腺(がっかせん) 舌下腺(ぜっかせん)です。 顎下腺(がっかせん) 耳下腺(じかせん) あ前耳 た方た り、ぶ で上の すの 。奥や 歯や でのあ す軟ご 。らの か骨 いの 部内 分側 舌下腺(ぜっかせん) すのたあ 。付部ご け分の 根の先 に内の あ側と り、が ま舌っ お口の健康は心と体の健康に大きな影響を与えます。安全で安心して 楽しみながら効果的な食事をとって頂くよう努めています。 { 知恵美:作 } ※なお経管栄養(管を介して体外から栄養や水分を補給する方法・流動食)の方にもお食事前に口 腔ケアを行っております。口で食べない状態が長く続くと、嚥下機能の低下や管の汚染などから、 誤嚥性肺炎にかかるリスクも高まります。口の中をきれいにすることだけでなく、唾液の分泌を 促したり、口の周りの筋肉を刺激して機能を低下させないためにも、経管栄養の方も口腔ケアが 必要なのです。 ★3月には地域の方から寄付して頂いたお雛様にうっと りしながら、行事食にも満足していただけたでしょうか! ★節分には赤鬼や青鬼、そしてにわかに鬼になった利用 者さんたちが、場を盛り上げてくれました! ★昔、女の子の間で流行っ たお手玉。もうできないよ ~ っと言いながらも、昔 取った杵柄なのでしょう、 勝手に両手が動いてまし たよ! 3個なんて私た ちには絶対できない⋯⋯ ★春の訪れと共にいろん な花たちが私たちの生活 を彩ってくれます。 自然に皆さんのおしゃべ りも一段と盛り上がって 楽しいひと時が増えてい ます。 ★毎月恒例のお誕生日会、年 に1回この日ばかりはあなた が主役!センターを飾って頂 きます。突然の事で頭の中が 真っ白になっていても最後は こんな最高の笑顔を見せても らったら職員も嬉しさを隠せ ません! ★昨年から始めたかつらの「足 湯」。グループホームの入居者さんと 一緒になったら、なんと!同級 生がいたなんて!何十年ぶり? 50 年 60 年? 地域の方も遠慮がちに入りに来 てくれますが、せっかくの小安 の温泉、旗が立っているときは 是非声をかけてくださいね! お問い合わせは… **ショートステイかつら** TEL 0183-42-2646 FAX 0183-42-2313(藤原・青柳) ★みんなで作った桜餅❤ ボランティアの方にも加勢し もらいあっという間にで きちゃいましたね。見て るだけでよだれがでちゃ う…でも食べたらもっと あっという間になくなっ ちゃった! ★我らが社長は、なん とこんなおちゃめな サービスをしてくれ るんです! 普段ど れだけ「腰が痛い!し んどい!更年期だ!」 との叫びが聞こえて いたのでしょうか… 私もいただいておりま す・・・・・ 《編集後記》:かつらの日常はいかがでしたか? さてこの頃は気温の寒暖差が激しく毛布が手放せなかったり、じ わり汗をかいていたり、外出や畑仕事等日射病や脱水に気をつけてこまめな水分補給をしてくさいね。また利用の際 の着替えも薄手と厚手があればとても助かります。高齢者の方は寒がりの方がおおいのです。 そしてお知らせ!今年の納涼祭は9月(予定)の秋祭りへと変更致します。乞うご期待あれ!!(S・A) ★リハビリの一環としてい ろいろなお手伝いをお願い しております。山菜の下ごし らえから洗濯ものまで、好き な作業をして頂きます。中に は監督だけの方ももちろん いらっしゃいますよ。
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