外ヶ輪フェスティバル ~当校PTAの大きな一歩~

「まいど外ヶ輪小学校です」No.15(8/10)
外ヶ輪フェスティバル
~当校PTAの大きな一歩~
外ヶ輪小学校の坂井です。残暑お見舞い申し上げます。
先週土曜日に開催された外ヶ輪フェスティバルは、多く
の皆様の参加があり、大盛況、大成功でした。後で受付名
簿等で参加者数が確認されることと思いますが(受付を通
らなかった方も、かなりいたようです)、小学生は全児童の
4割を超える150~160人、保護者の皆様や就学前の
きょうだい、中学生、地域の方などもほぼ同数の150人
ほどで、合わせて、300人を超える参加がありました。PTA役員及び運営に関わってく
ださった皆様、そしてご参加くださったすべての皆様に、学校からも改めて感謝申し上げます。
初めて開催するイベントでした。PTAとしてのノウハウはゼロです。(もちろん、役員個々
の皆様の中には、経験豊富な方が大勢いらっしゃったとは思いますが。
)ゼロから立ち上げ、実
現させたこと、そして参加者みんなが楽しめたことは、ものすごいこと だと思います。当校
PTAにとって、正に大きな一歩です。フェスティバルの楽しい様子は、今後PTAのホーム
ページ等で紹介されるかと思いますので、ここでは、戸川エイ子さんの手紙(実際の様子を基
にイメージしたフィクション)と坂井の個人的感想をお届けします。
まずは、戸川エイ子さんからのお手紙をご紹介します。
私は、2時半ころ1年生の息子と一緒に学校に出かけました。玄関で受付を済ませ中庭
に目を向けると、大勢の子どもと大人たちのにぎやかな様子が見えました。廊下を通り抜
け会場に入ってみると、いつもの学校とはまったく別の世界が広がっていました。 PT
A行事と言っても、学年行事も先日の講演会も何か「学校的」ですが、この日の行事はま
ったく違います。ジュースやかき氷を手に、みんな楽しそうにおしゃべりしているのです
から。息子も、お小遣いを持って、綿アメの列に並んだり水風船で遊んだりしていました。
途中で、3、4年生らしき子から、ケイ助(息子の名前です)のお母さんですか、と声を
かけられてびっくりしました。後で息子に聞いてみると、声をかけてくれたのは、どんぐ
りグループのお兄さんとのこと。息子は、この子と一緒にゲーム会場の体育館に行ってし
まいました。
子どもに「置いてきぼり」にされたところで、タイミングよく同級生の保護者の方にお
会いしました。夏休みの家での様子などについて話ができ、楽しく過ごすことができました。
改めて周りの様子を見て気付いたことがあります。このイベントは、今年初めてとのこと
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ですが、かき氷や綿アメなど、各コーナーの担当の方は、プロの方みたいに慣れていらっ
しゃることです。また、空き容器などが散乱しないよう回収袋なども用意周到で、さぞか
し準備が大変だったのではないかと思いました。何より強く感じたのは、役員の皆様同士
が友達のように楽しそうに活動していらっしゃることです。お互いのお子さんを我が子の
ように呼び合っている様子も新鮮でした。私には事務局の役員は無理かなと思いつつ、一
度はあのように活動してみたい気持ちになりました。
では続いて、戸川エイ子さんの感想にも触れながら、 私自身の感想 をお届けします。一言
でまとめると、300人が集まるイベントの企画と実施は「ものすごいこと」だということと、
本イベントは、楽しくもあり(だからこそ)子どもとPTA・学校にとって大きな一歩だっ
たということです。
「ものすごいこと」という言葉を2度も使ってしまいました。あれだけの数の子どもたちと
保護者の皆さん、地域の皆さんが一堂に集う光景は、運動会や入学式・卒業式等の学校行事、
授業参観などでは時々目にしますが、PTA行事では、外ヶ輪みこし以外、ここ数年はなかっ
たように思います。大勢が集まって楽しむ行事は、理由なくすばらしいです。それに加え、私
はその光景を目にし、子どもたちや外ヶ輪小学校にとって大きな意味があるように思いました。
戸川エイ子さんの手紙から、その一端がうかがえます。
○
保護者の皆さんが、ご自分のお子さんの友達とつながる。
○
保護者の皆さん同士がつながる。
○
子どもたちが、クラスや学年を超えてつながる。
学校、家庭、地域が一緒になって子どもを育てるというのは、あちこちで耳にするフレーズ
です。外ヶ輪フェスティバルの様子から、子どもたちの学力 はもちろんのこと、社会性や道
徳性などの向上についても、大勢が集い楽しむことが土台となって実現を目指すことが
できるのではないかと改めて思った次第です。
蛇足になりますが、年度当初お伝えした「当校の役割と目指す学校の姿」を再掲いたします。
子どもの成長を支え、将来に向けてよい習慣を身に付けさせる。
~関わるすべての人が学び、楽しむことができる学校~
子どもたちは、夏休みの思い出や経験を「栄養」として2学期に向かってまいります。お盆
の時節は、子どもたちが各家庭で「特別の栄養」を補給するときでしょうか。引き続き、安全
で楽しい夏休みをお過ごしください。
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